キンモクセイの剪定 プロから教わる自分でやる剪定の注意点
 

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キンモクセイの剪定

 

9月~10月頃に香りの強い黄色の花を咲かせるキンモクセイは、

 

ジンチョウゲ、クチナシとともに「三香木」として数えられています。

 

【花言葉】謙遜・真実の愛・初恋・陶酔・志の高い人

 

どれもいい香りで立ち止まってしまいますね。

 

今あちこちでキンモクセイが咲き誇っていい香りですが、

 

例年になく多い台風にせっかくのお花が風に飛ばされています。

 

キンモクセイについて

 

キンモクセイは雌雄異株(オスの木とメスの木がある種)で、

 

雌の木には実がなりますが、

 

残念ながら日本で流通するキンモクセイは雄の木が多いので、

 

実を見ることは滅多にできません。

 

定番の庭木として親しまれているキンモクセイですが、キンモクセイは大きくなる庭木で

 

そのまま成長させると8m~10mくらいの大きな木になります。

 

 

キンモクセイは日陰でも生育できますが、日陰だと花つきは悪いので、

 

出来れば日向に移します。

 

車の排気ガスなど、大気汚染の影響も受けやすい木です。

 

交通量が多い場合、4月~8月にホースなどで水圧の高い「葉水」をやると効果的です。

 

本来は自然に樹形が整う木なので、木全体を遠くから見渡せるような広い庭であれば放っ

 

ておいた方が良いのです。

 

しかし、一般的な家庭だと8mもの大きなキンモクセイの木をお手入れするのは大変です。

 

そんなときに大きくなり過ぎないように剪定が必要です。

 

 

剪定とは

 

剪定とはそもそも、庭木の形を整え、風通しを良くするお手入れのことをさします。

 

キンモクセイは定期的に剪定を行うことで、きれいな状態をキープしやすくなります。

 

剪定を行うことで見た目がきれいになるだけでなく、全体に栄養が行き渡りやすくなるの

 

で庭木の発育には欠かせ無いものです。

 

剪定をせずに放っておくと、形が崩れたり病害虫が侵入したりといったトラブルが起きる

 

のでしっかり剪定をすることが必要です。

 

剪定を行うことによって枝と枝の間を開けて、キンモクセイの形を整え、庭のスペースに

 

良い大きさにとどめておくことがポイントです。

 

毎年剪定を行い、大きくなりすぎないようにすることで、庭全体の調和も取れてきれいに

 

仕上げることができます。

 

剪定をせずにおくと大きくなりすぎるのと同時に見栄えも悪くなります。

 

剪定時期

 

キンモクセイを剪定する時期は2つあります。

 

1つ目の時期が11月。

 

花が咲く11月ころに軽めに剪定をし、2〜3月の時期にしっかりと剪定をするのがキンモク

 

セイの剪定のサイクルになります。

 

春から夏にのびた枝や前年枝の葉脈につき秋に花が咲くので花芽が出てくる時期に剪定を

 

すると花が咲かなくなってしまうことがあるので、この時期は避けましょう。

 

キンモクセイの成長は意外と早く毎年センチくらいは伸びます。

 

小高木なので10mほどにはなってしまうので剪定をしてなるべく小さくすることです。

 

しかし、時期の悪い剪定は翌年の開花に影響を与えるので、剪定が難しい木なのです。

 

このことを知らないで夏ごろ思いっきり選定して花が咲かないという事になったりしま

 

す。

 

 

剪定に必要な道具

  

 

それでは、キンモクセイの剪定に必要な道具をチェックしていきましょう。

 

キンモクセイの剪定に必要となるのが、細かい枝を切るために必要な植木ハサミ・太い枝

 

を切るために必要な剪定ハサミ・軍手になります。

 

背の高い部分も剪定できるようにハシゴも用意しておくと便利。

 

家庭のキンモクセイであれば3〜1mほどの高さのはしごであれば十分ではないでしょう

 

か。

 

キンモクセイの形を整える外側の剪定は1年ごとに行います。

 

一般的な庭の場合、上に伸び過ぎると、下枝が寂しくなって目隠しにならないばかりか、

 

格好悪くなりますので、上部を抑える剪定が必要です。

 

側面から上の部分にかけて剪定ハサミで刈り込み、形を整えたら植木ハサミで細かなとこ

 

ろを刈り込んでいきます。

 

 

楕円形、球形あるいは円筒形に刈り込みます。

 

しかし、外側を刈り込んだだけでは鬱蒼とした感じを拭いきれません。

 

 

写真は剪定直後のキンモクセイです。

 

内部の枝がスッキリと取り除かれ、なおかつ全体にバランスよく透けているのが分かると

 

思います。

 

このように外側だけを刈り込むのではなく、内部の枝も手入れするのが理想です。

 

刈り込みバサミで好みの形に切るだけですが、下枝は生えにくいので、根元から生えてい

 

る小枝は大事にします。

 

剪定の時期は地域によっても少しずれますが、花後すぐから年内。

 

花に関係なく、とにかく小さくしたいというのであればキンモクセイは刈り込みに強いの

 

で、厳冬期を避ければいつ剪定しても大丈夫です。

 

ただし、葉がほとんどなくなり枝だけになるような選定は枯れますのでダメです。

 

焦らずに毎年少しずつ小さくしていきます。

 

切ったところが「棒」になるような剪定は花付が悪くなります。

 

面倒ですが木バサミなどで枝が横に伸びるように、葉が残るように剪定したほうが花付き

 

が良くなります。

 

風通しをよくしたり、病害虫の侵入を防ぐことができる枝透かしは3〜4年ごとに行いま

 

す。

キンモクセイの枝透かし

 

内向きに生えている枝や枯れた枝を中心に刈り取って、枝透かしをしていきましょう。

 

この枝抜きが素人には難しいです。

 

①刈り込みバサミで、木の表面を刈り込んで、楕円形などの形を作る。

 

②木の表面に達していない枝(楕円形を作るのに貢献していない枝)を、木バサミで元か

 

ら切る。

 

簡単そうに見えますが、結構切っていい枝と残す枝の選別が難しいので、動画を何回も見

 

てプロをまねるといいですね。

 

剪定をしていないと形が崩れたり、大きくなりすぎてしまうことがあります。

 

桂花陳酒

 

しっかりと剪定したキンモクセイには香り豊かな花が咲き、ジャムなどに活用できるそう

 

です。

 

白ワインにキンモクセイの花を3年間漬け込んだ桂花陳酒は、香り高く、甘味も強い混成酒

 

です。

 

また、お茶に混ぜて花茶(桂花茶)にしたり、蜜煮にして香味料(桂花醤)としても利用

 

されています。

 

ぜひ味わってみたいですね。

 

来年もキンモクセイの花がついて、綺麗に咲いてくれるといいですね。

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