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翼状片とは。紫外線による目の病気その治療法と生活上の注意

 

私が翼状片に気が付いたいきさつ

 

40代過ぎたころ、鏡をよく見てみたら、黒目の部分に白目がかぶさったようになってい

 

る。

 

左目の黒目に白目の部分が段々登ってきていると言うのが最初の印象でした。

 

地方都市に住んでいた私は、眼科には通っていましたが、そこで先生には何も言われるこ

 

となく過ごしていました。

 

それがある時、東京に帰ってきて、目の調子が悪くて眼科を探していったら

 

初めて聞く言葉「翼状片」、そして手術しないとダメだなぁと初めて言われ「えっ」と

 

なったのです。

 

再発しやすいんだよねって先生が。

 

手術っていわれて、ちょっと考えました。

 

まず、最初「翼状片」っていったい何だろうというところから始まって眼科探しが始まり

 

ました。

 

腕のいい先生探し

 

手術するなら腕のいい先生、再発しやすいと言われ、再発しないように手術をしてくれる

 

先生がいないかなぁと探しました。

 

まず、翼状片とは。。。。

 

白目部分は、一番下が強膜、その上がテノン嚢、その上が結膜、と言う3層構造になってい

 

ます。

 

真ん中にあるテノン嚢が異常に増殖して、いわゆる黒目である角膜に伸びてきてしまうの

 

が翼状片です。

 

鼻側や耳側の結膜に慢性的に炎症が起こっていると、そこのお肉がどんどん盛り上がって

 

大きくなってくるのです。

 

紫外線はものすごく悪いです。

 

紫外線をよく浴びる人、例えば猟師さんとか、テニスのコーチとか、ゴルフのコーチやプ

 

ロ、サーファーなどがよくなるので、そう推定してされているわけです。

 

紫外線を人にずっと当て続けて翼状片が伸びてくるのを何年もずっと観察した人はいない
 
のですが、臨床の現場から、紫外線の関与は間違いないと言われています。

 

紫外線をたくさん浴びる人の中でも、特に漁師さんやサーファーによく見られますので、

 

潮風も悪いと思われます。

 

長年のコンタクトレンズ装用も原因になるようです。

 

結膜への刺激が多ければ多いほど慢性的な炎症が起きやすく、結果として翼状片ができや

 

すくなる、ということでしょう。

 

体質的に結膜が強ければ刺激を多く受けてもならないが、結膜の強さが普通でも、刺激を

 

たくさん受ければなる場合があるというわけです。

 

もっと結膜が弱いと、刺激を多く受けなくてもなってしまうわけです。

 

「翼状片は、結膜への悪い刺激のトータルの量が多ければ多いほどなりやすくなる。ま

 

た、体質的に結膜が弱ければ弱いほどなりやすくなる。」

 

翼状片は通常は鼻側にでき、時に耳側にできる人もいます。

 

ごくまれに上や下から入ってくる人もいて、偽翼状片(ぎよくじょうへん)と言います。

 

目の鼻側は、耳側よりも紫外線が当たりやすいといわれており、

 

鼻に当たって反射した紫外線が入る、耳側から角膜に入った紫外線が鼻側の結膜に当た

 

る、などと諸説言われています。

 

また、目を洗った後の汚れた涙は最終的には鼻側に集まってから鼻に流れ込みますので、

 

鼻側は汚れがたまって炎症が起きやすいと思われます。

 

これらの理由により、鼻側に多いのであろうと推測されています。

 

翼状片の角膜への侵入の進行とともに、不快感を伴い、やがては視界に影響を与えるよう
 
になります。

 

翼状片の自覚症状

 

自覚症状としては、下記のような段階を経て進んでいきます。

 

初期:ごろごろとした異物感、充血、目の疲れやすさ、頭痛・肩こり

 

中期:角膜がゆがみ、乱視が出る後期:視力の低下

 

私の場合は、左目の充血、目やに、目が疲れやすくて、よく頭痛にもなりました。

 

常に充血しているので違和感も不快感も伴ってありました。

 

翼状片のあった左目は乱視が強かったです。

 

翼状片手術の問題点

 

翼状片手術の問題は、再発率の高さをどう抑えるかという点だと横浜相鉄ビル眼科医院の

 

大高先生はいいます。

 

単純に除去しただけでは、30~50%の確率で数ヶ月以内に再発するともいわれていま

 

す。

 

その再発後には、以前よりもひどい状態になることもあり、それを予防するための処置が

 

重要となります。

 

それで一般の眼科医は翼状片の手術を嫌がると聞いています。

 

再発防止法は、以下の3つです。

 

翼状片手術は、手術後の経過をよく観察し、適切な対応をする必要があるので、

 

専門の眼科医とよくコミュニケーションをとり、視力低下などを防ぐための対策を検討し

 

なければならないのです。

 

「翼状片は、こわい病気ではないが、ある程度手術にリスクが伴う」と話すのは、横浜相

 

鉄ビル眼科医院の大高先生。

 

白内障や緑内障というのは聞いたことがあったのですが、「翼状片」なんていう病気は初

 

めて知って目の手術は簡単といいますが、たかが目ですが、されど目なのです。

 

目が顔の印象を決めますし、実際に翼状片だとみんなに「目が赤いよ。大丈夫?」とよく

 

言われたものです。

 

つねに翼状片の所が充血して赤くなっていて、どうしたの?となるわけです。

 

いちいち説明するのも嫌になってきます。

 

それに、再発率が高いと聞いて、うまい技術を持った先生にお願いしたいというのが本心

 

です。

 

そんな時に何気なく見ていたテレビに名医の特集をやっていたのです。

 

それも『翼状片』の手術を受けた人の実例をやっていて。

 

あっ、この先生に執刀していただきたいとなったわけです。

 

相鉄眼科の大高先生

 

 

 

翼状片の手術治療、薬物治療に豊富な経験があり全国から患者の方々が集まっているよう

 

でした。

 

それが横浜相鉄ビル眼科医院の大高先生でした。

 

早速、病院を調べて先生に連絡しました。

 

そしたら、折り返し先生から直接メールで丁寧なお返事をいただきました。

 

手術の予約をしたわけですが、その予約がすでにテレビの影響で2年待ちでした。

 

家の近所のかかりつけの眼科の先生に見ていただいていたのですが、

 

私の翼状片はそんなに進行が早くなく2年待っても大丈夫な状態だったので

 

大高先生に執刀していただく事にしました。

 

手術の当日はちょっと早めに行って、説明を受けます。

 

不安になっている私にきちんと名刺をくださって、握手もしてくださり、

 

とても心強かったです。

 

術後、しばらくは1週間くらいだったでしょうか。

 

大高先生の相鉄眼科の方に通ってみていただきました。

 

そのあとは病状が落ち着いたら、かかりつけの先生の所に通ったのですが、

 

その先生が「僕たちが学校で習ったやり方と全然違うやり方ですね。」と大高先生の手術

 

の後を見て言ってました。

 

アメリカで勉強をしてこられた先生で、大高先生の病院は患者さんは外人さんも多いで

 

す。

 

翼状片の手術に付いて

 

米国でも著名な医師の下で研修をなさり、まさに翼状片のエキスパートの先生は、

 

その手術についてこうおっしゃっています。

 

1.手術をうける患者の年齢が若ければ若いほど再発しやすい
2.翼状片が大きければ大きいほど再発しやすい

翼状片は、手術をすると突然ものすごい勢いで再発することがあります。

それで再発したあとは以前よりもひどい状態になることがあります。そのため眼科医は手をつけたがらないことがあるようです。

健康保険の3割負担で、検査、手術、薬などを含めて3万円ぐらいです。

目薬(点眼)で麻酔をするので、手術前も手術中も痛くありません。

初めての翼状片手術には、15~20分ぐらいで、再発した手術には30~60分ぐらいかかります。改めて再発しないように入念に処置を行う必要があるからです。

翌日に眼帯をはずし、その後は眼帯をする必要はありません。

翼状片手術は、手術後の経過をよく観察し、適切な対応をする必要があります。専門の眼科医とよくコミュニケーションをとり、視力低下などを防ぐための対策を検討してください。

 

先生の手術の様子はyoutubeでも見ることができます。

 

手術自体は簡単にすぐ終わった記憶があります。

 

でも、手術の麻酔が切れた後は結構痛くて、起きていると目玉が動いてしまうので痛かっ

 

たです。

 

先生から処方していただいた痛み止めを飲んで寝たら、翌朝は痛みもなくなってました。

 

術後の注意

 

1週間ほど水が目に入らないように注意しないとならなくて、顔を洗ったり、

 

シャワーを浴びるのに注意が必要でした。

 

術後はきちんと説明、注意が書かれたものをくださるので読んでみればわかりやすく書か

 

れていて助かりました。

 

先生の病院は遠方から来ている方も多く、近くのホテルに泊まって手術を受ける患者さん

 

も多いです。

 

手術した後は、目玉を動かすと痛いので、近くにホテルを取るというのも一つの手です。

 

最近はスポーツをやる若い人もこの病気にかかる人が多く、野外に出るときはサングラス

 

というのはファッションではなく必需品だなぁと感じます。

 

先生の所でも眼鏡を作ってくださるのでそれもいいかもしれませんね。

 

私は今でも外に出るときは透き通った無色のUVカットのサングラスは欠かせませんし、

 

プールもゴーグルを絶対に付けて入ります。

 

それはもし自分が翼状片だったら、もう海で泳いだり、サングラスしないで外を歩くなん

 

てことは絶対にしないと大高先生がおっしゃっていたからです。

 

今では、私は再発の様子もなくきれいな白目を維持しています。

 

まとめ

 

新幹線でご自宅から通ってくる大高先生。

 

伊豆の方にも病院があり、そこでも患者さんのために奮闘しています。

 

外人の患者さんも多く、てきぱきと英語で説明しておられます。

 

また私はまぶたが垂れさがってくる眼瞼下垂の手術もこちらでやっていただいて、

 

翼状片も再発しておらず、先生には行くたびにバイタリティーをいただいて、

 

目の方も状態が安定しており、感謝しております。

 

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  • 病気
熱中症の今からできる対処と予防法  

 

 

いつも健康だからといって「熱中症」にならないとは限りません。

 

誰もがなりうるものですので、注意が必要です。

 

 

梅雨明けこそ熱中症のリスクは高い

 

実は熱中症は、夏の8月と並んで梅雨の晴れ間や梅雨明け直後に多いと東京消防庁が発表

 

しています。

 

熱中症と言えば気温だけに気にしがちですが、実は「湿度の高さ」も注意しなければなり

 

ません。

 

湿度が高いと、身体の熱を放出する力が弱まるため、かいた汗が蒸発しにくくなり、

 

体温が十分に下がらないため、気温が同じであれば、湿度が高いほうが、熱中症になりや

 

すくなります。

 

熱中症になりやすい原因は、脱水状態や、睡眠不足、腸内環境の悪化などで体温調節機能

 

がうまく働かなくなることにあるのです。

 

人間は暑くなると汗を出して気化熱で身体を冷やしますが、体温調節機能にトラブルが起

 

きると自律神経が乱れてしまい、

 

血流障害が起こり、めまいや頭痛、吐き気などの熱中症の症状が起こるのです。

 

 

また、熱中症で死亡した人の90%が屋内で65歳以上の高齢者やエアコンの不使用の

 

ケースが多いそうです。

 

男性に多く、性別に関係なく幼児・高齢者 特に高齢者は死亡率が高いので注意が必要で

 

す。

 

乳幼児の場合には、体温調整機能が未熟で発汗量が多いことが原因で発生します。

 

 

車の中に子供たちをおいて買い物するとかは危険です。

 

車内にエアコンかけて行っても、エンストを起こし、エアコンが止まっていて乳幼児が死

 

亡した例もあります。

 

熱中症にならないための注意点

 

なってからの応急処置のスピードも大切ですが、大切なのは今からならないための予防方

 

を勉強しましょう。

 

5月ごろからしっかり準備することが大事です。

 

水分補給

 

喉の渇きを感じる前にこまめに水分を取ることが大事です。(経口補水液が理想)

 

普段、スポーツドリンクをおいしいと思ったことがないのに、飲んだに時においしいと感

 

じる時はかくれ脱水になっている可能性があります。

 

また、水分補給はできていても、塩分が補給できていない場合があるので経口補水液を用

 

意しておくことも大事です。

 

のどが渇いたと感じた時は、すでに脱水状態であると覚えておいてください。

 

特に高齢者は自分で体の異変に気付きにくくなっているので、周りの人が気を付けてあげ

 

ましょう。

 

 

エアコン

 

室温28℃、湿度70%を超えたらエアコンを使うようにします。

 

暑さ指数を常にチェック

 

暑さ指数とは、単なる気温とは異なり、人体への影響が大きい

 

1.湿度

2.日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境

3.気温

 

の3つを取り入れた指標です。

 

危険、厳重警戒、警戒、注意、ほぼ安全の5段階に分かれています。

 

テレビの天気予報等をこまめにチェックして、対処することが大事。

 

特に運動や労働時は、注意が必要です。

 

体を動かしている時は、

 

15分~20分おきには休憩をとり、水分補給しましょう。

 

環境省熱中症予防情報サイト

 

普段からの注意・持病

 

持病があり普段から薬を服用している、風邪をひいている、疲労がたまっているなども、

 

抵抗力が低下している場合はリスクが高くなります。

 

発熱や下痢をしている場合も脱水を起こしやすく危険です。

 

発熱や下痢の症状が、すでに熱中症の症状である可能性もありますので、気をつけましょ

 

う。

 

高血圧や糖尿病、認知症など持病がある人、高齢者は周りの人のサポートが重要です。

 

暑熱順化

 

「暑熱順化(しょねつじゅんか)」とは、夏の暑さに耐えられる体になることです。

 

暑熱順化させるポイントは、汗をかくことであり、軽い運動を一週間ほど行うと、暑さに

 

なれるそうです。

 

本格的な暑さになる前に、軽い運動を行なって、自力で汗をかくトレーニングを行なうこ

 

とによって、体温の上昇を察知して汗をかき始めるタイミングが早くなるそうです。

 

スポーツ医科学講座の研究チームが提唱している「インターバル速歩」がおすすめ。

 

インターバル速歩のやり方

 

「速歩3分」「普通歩行3分」を繰り返す
インターバル速歩をすることで、脚の筋肉を鍛えて、血液量を増やし、血液を全身に送ることができます
早歩きの時は、息が弾む程度の速度で大股で歩く
自分の最大運動能力の70%ぐらい、10分続けると汗ばむ、20分だとすねの筋肉が痛くなる程度の強度
1日30分を目安に
 

運動後に必要なのは、糖質とたんぱく質(アミノ酸のもと)です。

 

糖質とたんぱく質がバランスよく補給される飲み物は、「牛乳」がお勧めです。

 

牛乳に含まれる栄養素(たんぱく質・糖質)が肝機能を高め、血液量を増やし、汗をかき

 

やすくなります。

インターバル速歩の1時間以内にコップ一杯(200ml)を飲むように!

 

腸内環境を整える

 

乳酸菌を含んだ発酵食品(ヨーグルトやキムチ、納豆など)や食物繊維が豊富な野菜を意

 

識して食べて腸内環境を整えることが大事です。

 

暑い中での無理な運動を避ける

 

運動時は熱中症のリスクが高まります。暑い時に急に運動を始めるよりも、日頃から運動

 

をし、体を慣れさせておく必要があります。

 

服装

 

吸水性や速乾性に優れている通気性の良い素材を選ぶようにしましょう。

 

体を締め付けすぎないように気をつけ、熱を逃す工夫をします。

 

淡い色の方が暑さを吸収しにくいので、白などの色を選ぶようにして、

 

帽子や日傘で日差しを遮るようにします。

 

気温と湿度のチェックを怠らず、夏になると毎日予報がでますので、

 

気にかけて服装などを決めると良いでしょう。

 

 

 

 

疲労回復にはビタミン・クエン酸

 

積極的に摂ると良いのは、疲労回復を促すビタミンB1やクエン酸、

 

汗で失ってしまうカリウムなどです。

 

また、暑いからといって、軽い食事だけで済ましていると、体力が低下し、

 

暑さへの抵抗力が低くなってしまうので、しっかり食べるようにしましょう。

 

夏に旬の食材は、体を冷やし、食欲を増進させる働きを持つものが多いので、

 

旬のものを積極的に食べるのがオススメです。

 

熱中症の原因は高血糖も

 

高血糖が続くと、血液中の糖濃度を下げるために水分を送り続けることになり、

 

体の水分が血中に送られ、脱水状態になってしまうのです。

 

そうなると、温度調節が上手くいかずに、熱中症になってしまう恐れがあります。

 

ご飯などの食べ物だけではなく、ジュースやビールなどの飲み物に含まれる糖によっても

 

高血糖になる恐れがあるのです。

 

ビール(430ml)角砂糖約3個分

炭酸飲料(500ml)角砂糖約18個分

スポーツドリンク(500ml)角砂糖約8個分

 

熱中症予防の水分補給としては、即効性としてスポーツドリンクを飲むのはいいのです

 

が、ペットボトル症候群という清涼飲料水や炭酸飲料の飲み過ぎで起こる高血糖もあるの

 

でジュース等の飲み過ぎには注意が必要です。

 

日常生活では、スポーツドリンクは糖分が多量に含まれているので避けた方が良いです。

 

ジュースも同様で、糖分の過剰摂取につながるので避けましょう。

 

なるべくカフェインの含まれていないお茶や水を常温で飲むようにします。

 

カフェインが含まれたお茶は、利尿作用があり水分を排出してしまいます。

 

熱中症予防に良い飲み物

 

運動時は、良く冷やして吸収を良くしたスポーツドリンクや、

 

水1リットルに、砂糖大さじ4、塩小さじ2分の1を加えた


簡易の経口補水液
を用意しておきましょう。

 

梅雨からの高血糖予防&熱中症対策にトマト🍅が有効

 

トマトのリコピンには血糖値の上昇を抑える効果が期待でき

 

トマトを一日一個摂取することがいいそうです。

 

また、カゴメが研究発表したところでは食前に野菜ジュースを飲むことは、

 

食前に野菜ジュースを飲むと野菜サラダを摂取した場合と同等の食後血糖値上昇抑制効果

 

があるそうです。

 

また、食後30分前に摂取したほうが最も効果が高いことが分かったそうです。

 

 

 

熱中症になったら

 

適切な対処がなされないと、発症から時間が経つにつれて、進行し重症化していきます。

 

軽度のうちに症状に気が付き、適切な対処をし、症状の進行を食い止めることが大切で

 

す。

 

まず、救急車を呼びましょう。

 

一度症状が出ると、進行が早いです。

 

・涼しい場所に移し(クーラーの効いている部屋など)衣服を緩めリラックスさせる。・首筋、脇の下、脚の付け根を(冷たいペットボトルなどを使って)冷やす

・顔が赤いときは頭を高く、青白ければ足を高くして寝かせる。

・意識があり、嘔吐がなければ水分補給させる(経口補水液が理想)

・皮膚が熱ければ、風を送ったり熱い部分にぬれタオルを当てる

・皮膚が冷たければぬれタオルをしぼり、冷たい部分をマッサージ

・意識がなかったり、急に体温が上がったらすぐ救急車を呼ぶ

 

 

判断力や注意力が著しく低下し、ぐったりとしている場合には要注意です。

 

すぐに十分な塩分と水分の補給に加えて、環境の改善を行います。

 

医療機関へ搬送し、入院が必要になることがあります。

 

対処が遅れると重症化してしまうので、

 

意識障害や、大量に出ていた汗が止まり、皮膚の渇きがある場合には、

 

一刻も早い冷却と病院への搬送が必要です。

 

高熱によって、後遺症が残る場合や、死に至ることがあります。

 

特に脳は熱による影響を受けやすいため、発症後の冷却がその後を左右します。

 

正しい判断で一刻も早く救急車を要請しましょう。

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最近、このたるんだ体を何とかしようとジムに行き始めた。

 

 

そしたら、びっくり!

 

 

平日の昼間がすいていると思ってその時間に行ったのですが

 

 

白髪のおじいさん、おばあさん(失礼)、明らかに私より年上の方々がたくさん

 

トレーニングに励んでいました。

 

 

それは意外でした。

 

 

 

でも考えてみると、これからは老人が増え、70歳以上の人口において2番目に多い病気

 

で、現在でも全世界で3650万人が認知症患者を抱えて生活を送っているそうです。

 

 

 

私を含めて近い将来これから老人になる人々にとってはなりたくない病気になるのではな

 

いでしょうか。

 

中高年がジムトレーニングに励むその理由

 

 

 

 

中高年が運動に励む理由がちゃんとあります。

 

 

認知症の中でも多くを占めているのがアルツハイマー型認知症です。
 

 

アルツハイマー型認知症の発症には、βアミロイドと呼ばれるタンパク質の脳への蓄積が関

 

係していることがわかってきました。

 

 

運動をすると、βアミロイドを分解する酵素の働きが促され、βアミロイドの蓄積を予防で

 

きるというのです。

 

 

運動をした際に筋肉の細胞から放出されるホルモンには、脳細胞の増加にかかわる神経栄

 

養因子を活性化し、神経の伝達機能が向上することもわかってきました。

 

 

 

認知症予防には運動が有効であることが知られていますが、加齢にともなって筋力やなど

 

心身の活力が衰え活動量が減ることによって食欲も低下し、低栄養でさらに筋力が衰える

 

という負のサイクルに陥ります。

 

そうなると、運動が難しくなるばかりか基本的な生活すら困難になり、要介護となってし

 

まうのです。

 

 

認知症予防となる運動をし、認知機能を低下させないためにも、まずは運動機能維持が重

 

なのです。

 

 

筋肉を動かすことは、脳の神経伝達をスムーズにし、かつ海馬の神経細胞を新しく作る

 

とが出来ます。

 

 

筋トレは身体を健康に保つだけではなく、脳をトレーニングすることにも繋がります。

 

私たちが身体を動かす時に筋肉に指令を出しているのが脳なのです。

 

 

筋肉を動かすことは、脳の神経伝達をスムーズにし、海馬の神経細胞を新しく作ることが

 

出来ます。

 

 

運動をした後に感じる筋肉痛は、筋肉からの電気信号が脳に神経回路を通じて送られてい

 

るのです。

 

 

 

つまり、筋肉を動かす事で、脳内の神経脂肪ニューロンから情報伝達が繰り返し使われる

 

こととなり、脳のトレーニングへと繋がるのです。

 

 

また、記憶を司る海馬は65歳を超えると1年で約1%萎縮し、機能が減少してしまうそうで

 

す。

 

 

しかし、筋トレを行う事で血流が促進され、海馬内の神経細胞が新しく作られ、海馬が大

 

きくなったという報告もあるそうです。

 

 

筋トレによって脳の伝達機能をトレーニングし、海馬内の神経細胞を鍛える事で認知症予

 

防につなげる事が出来ます

 

 

筋肉が衰えないように中高年が体を鍛えることは理にかなったことなのです。

 

 

中高年がジムトレーニングを効率よく行うには

 

筋肉が少ないと基礎代謝が落ちるのでまずは無酸素運動の筋トレで筋肉をつけること

 

す。

 

 

筋肉をつけると一時的に体重が増えます。

 

 

筋肉は脂肪分の1.2倍の重さなので、筋肉量を増やし脂肪を燃えやすい体にして体重を増や

 

して基礎代謝をあげるのです。

 

 

筋トレ前にはきちんとストレッチをして身体をほぐします。

 

 

筋トレの後にはランニング、ジョギング、スイミングのような有酸素運動を

 

これを週に1~3回やるといいでしょう。夕方16:00頃からやると効果が出るそうです。

 

筋トレは自分の体力の80%くらいで30分~1時間が理想。

 

 

筋肉の同じ部分を2日間続けてはやらないことです。

 

 

毎日やる時は、部位を変えてやりましょう。

 

有酸素運動は自分の体力の80%くらいで毎日1時間が理想です。

 

 

ジムに行かないくてもダイエットなら1日10分の筋トレと15回のスクワットで自宅でトレ

 

ーニング。

 

 

トレーニング後はストレッチをして筋肉の炎症を取り除くクールダウンをして行くのが理

 

想です。

 

 

トレーニング後は湯船につかることやサウナは避けることです。

 

 

筋肉にも休息日が必要です。

 

 

運動+食生活の改善で引き締まった身体に

 

ダイエットで何も食べないでジムに行く人がいますが

 

空腹だと筋肉を燃焼してしまう(カタボリック)のでトレーニングの2時間前には軽めの食

 

事を済ませておきましょう。

 

(消化のいいもの、サンドイッチ、おにぎり等)消化してからトレーニングを。

 

 

30分~1時間前   バナナ・フルーツ・カロリーメイト

 

30分前      BCAA(アミノ酸の1種でプロテインより吸収が速い)をとるといいで

 

                           す。

 

10分前      ウィダーやスポーツドリンク

 

バランスよくアミノ酸を取ることで汗をかきやすくして、脂肪燃焼率を上げるのが大事で

 

す。

 

トレーニング後30分以内に食べるときは消化器官の働きが鈍いため、消化のいいものを。

 

梅干し・お酢・レモンなどクエン酸を取って血中の乳酸をアルカリ性に戻し、疲労回復を

 

促しましょう。

 

 

プロテイン・ピーナッツ・アーモンド・ピスタチオ等植物性タンパク質がいいです。

 

トレーニング後、30分を過ぎたら2時間以内に筋肉の回復力を高めるために肉・魚・卵・

 

豆類を食事で取りましょう。

 

 

中高年のジムトレーニングで大事なこと

 

 

年齢とともに失われがちな身体を支える中心部の筋肉をいつまでも元気に保つことで体幹

 

バランスを保つ。

 

 

体幹バランスが崩れると、背中が曲がって圧迫骨折も起こりやすくなってしまうのです。

 

骨は適度な振動が加わることで強くなり、骨密度が上がります。カルシウムを取ることは

 

もちろん、筋トレで骨に負荷を与える事で骨粗鬆症も予防できます。

 

 

筋肉が落ちてくると、手足や身体の冷えが顕著に表れてきます。

 

 

冷えを感じるとますます動くことが億劫になり、万病のもとの冷え症を進行させてしまう

 

のです。

 

 

どこの筋肉を動かしているかと集中することで、脳からの神経伝達がスムーズになりま

 

す。

 

また、呼吸をしながら鍛える事で脳にも筋肉にも酸素を送ることができ、より効果が高ま

 

ります。

 

 

下半身には全身の筋肉の約3分の2が集中していますので、無理なく脳トレへと繋げましょ

 

う。

 

 

私の母は認知症でなくなりましたが、若いうちにあまり歩けなくなったり

 

瓶の硬いふたが開けられなくなったりと

 

筋肉の働きが鈍っているのを見てきて、やっぱり全身の筋肉を鍛えないといけないのだ

 

なぁと感じます。

 

年をとってもボケて若い人たちの迷惑をかけないように今から筋トレをして予防しましょ

 

う。

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  • 病気
緑内障の私が日常生活で気を付けている点・予防法

 

特に疲れ目以外自覚症状は何もなく、眼科にも通っていましたが

 

 

その当時は眼科医に何も言われることもなく生活していました。

 

 

引っ越しで東京に戻ってきて

 

人に紹介された眼科に行ったら「正常眼圧緑内障ですね。」と言われたのです。

 

 

今まで、眼科にも通っていてそんな話は全然言われたことなくて、寝耳に水の状態でし

 

た。

 

病気を見つけてもらってよかったと思っています。

 

緑内障は自覚症状が特にないうちに症状が進んでしまって、

 

医者に行ったときは手遅れという事が多いのです。

 

 

日本における失明率第1位

 

40歳以上の20人に1人が緑内障と言われています。

 

 

年齢とともに患者さんが増えていきますが、最近では患者さんは低年齢化してきて30代か

 

ら発症して緑内障であるにもかかわらずに気づかずにいる方々がたくさんいることもわか

 

ってきました。

 

ほっておくと失明という怖い病気です。

 

しかし、最近のい医学の進歩によって早期発見・早期治療で最悪の事態を避けることがで

 

きるようになりました。

 

 

房水と眼圧

 

 

房水とは、目の中を循環する液体で、房水の循環によってほぼ一定の圧力が眼内に発生

 

し、眼球の形が保たれています。

 

眼圧とは目の硬さという事になります。

 

 

目の中を循環して栄養を運ぶはずの房水がうまく排出されずに眼球内にたまって

 

眼球が内側から圧迫されるのが眼圧が高くなる原因です。

 

 

眼球が硬くなって(眼圧が上がると)眼球の奥にある視神経が障害されやすくなり、緑内

 

障になる確率が高くなります。

 

 

 

通常の眼圧は10~21mmHGと言われています。

 

自分の眼圧知っていますか?

 

 

眼科に行って皆さん1度はやったことあると思うのですが、目を大きく開けて眼球に空気があたる器械で眼圧を測っています。

 

 

眼圧は一定ではなく、体調やいろいろな状況によって変わってきますので

 

ご自分の普通の眼圧はいくつか知っておくといいですね。

 

 

私は普通、13ですがそれでも緑内障ですから、正常値だからと言って

 

安心はできません。

 

 

 

「正常眼圧緑内障」の患者さんが過半数を占めていることが判明したからです。

 

 

緑内障の症状としては

 

 

視野が狭くなってきて、最後は失明してしまうのです。

 

視野は鼻側から徐々に中心部へと欠けてきます。

 

 

人間普段は両眼で見ているので、片方の調子が悪くても、もう片方で補ってしまうので

 

少し位見えにくくても気が付きにくいのです。

 

それが発見を遅らせる原因となっています。

 

 

私は眼圧が高い時は、眼球の奥がジーンと重苦しく痛い感じになって、目をつむって休み

 

たい感じになります。

 

 

でも、その症状だけでは判断しにくく、ほかの病気の時もありますので

 

まずは病院で見てもらうのが一番です。

 

 

最近では、眼圧が正常でも緑内障になる原因として

 

視神経がもともと弱い、視神経の血流不足、加齢、強度近視、低血圧でも起こりやすいこ

 

とが分かってきたのです。

 

 

緑内障の対処法

 

眼圧を下げるのが基本の治療になります。

 

眼圧を下げる点眼薬

 

房水を排出する手術・レーザー治療があります。

 

私は毎月1回定期検診を欠かさず、点眼薬をもらってきています。

 

半年に1回、視野の検査。

 

私は点眼薬で眼圧が抑えられているので、毎晩1回の点眼ですんでいます。

 

 

日常生活の注意点

 

 

眼圧をあげないような生活習慣の改善をすることです。

 

 

体調が悪くならないように普段から気を付ける事(これは何事においても基本ですね)

 

 

風邪を引くと緑内障の人は飲めない風邪薬がありますので、病院の先生に緑内障ですと告

 

知しないといけません。

 

(初診の時のアンケートにも忘れずに書いてくださいね。)

 

 

うつ伏せで寝ない。うつ伏せで寝ると眼圧が上がります。なるべく、目を圧迫しないよう

 

に寝ましょう。

 

 

ネクタイをきつく締める、シャツのボタンを上まできっちり閉めることは止めて、なるべ

 

く緩めにシャツは第一ボタンは開けましょう。

 

 

あと、スマホの水平見です。あんまりうつむいて長時間見ることはしないようにしましょ

 

う。

 

 

房水の流れが悪いのは血流障害と言われているので、毛細血管の流れを悪くするたばこは

 

止めるようにしましょう。

 

 

禁煙です。

 

 

有酸素運動をすると眼圧が下がることが分かってきました。一日、散歩程度に楽しく

 

13000歩、少しづつ分けて歩きましょう。

 

 

全身の血流を良くすることで眼圧が下がるそうです。

 

 

少食と夜9時に寝るのもいいそうです。(これはちょっと私には無理ですね)

 

 

目の疲れをとるために目の体操をする。えんきんを見る習慣をつける。(目の疲れを取

 

り、血流を改善してやる)

 

 

水分も大事です。水分補給も気にかけてしてください。

 

 

お風呂で目にシャワーをかけて温めるのもいいそうです。身体を温めてリラックスしてや

 

ってください。(40℃両目5分)

 

 

上下まぶたのマッサージも一緒にやるといいです。

 

(その時、眼球を強く押さないように)

 

 

私は寝るときに目を温めています。これも血流改善にいいというより、目の疲れも取れぐ

 

っすり眠れます。

 

 

最後に

 

 

これも生活習慣病ですね。

 

 

魚と肉をバランスよく食べる

 

 

緑黄色野菜を取る。とくにカシス・ブルーベリーは目にいいですね。

 

 

煙草を控える。

 

 

紫外線に気を付ける。サングラスはレンズの色は濃いものじゃなく色の入っていないくら

 

いの淡いものが目のためにいいと先生に言われました。

 

 

目の健康維持のためにアミノ酸を取る。

 

 

目のえんきん体操。

 

毎日の全身の適度な運動。(3ヶ月以上続けることが大切)

 

 

まとめ

 

 

眼球の房水の産生、排出は自律神経のバランスにかかわっているのでストレス等でバラン

 

スが崩れないように生活することが大事です。

 

 

緑内障・白内障は自律神経のバランスが崩れた状態なのです。

 

 

日々の生活から自分の目を守るようにしましょう。

 

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