翼状片とは。紫外線による目の病気その治療法と生活上の注意

 

私が翼状片に気が付いたいきさつ

 

40代過ぎたころ、鏡をよく見てみたら、黒目の部分に白目がかぶさったようになっている。

左目の黒目に白目の部分が段々登ってきていると言うのが最初の印象でした。

 

地方都市に住んでいた私は、眼科には通っていましたが、そこで先生には何も言われることなく過ごしていました。

 

それがある時、東京に帰ってきて、目の調子が悪くて眼科を探していったら

初めて聞く言葉「翼状片」、そして手術しないとダメだなぁと初めて言われ「えっ」となったのです。

 

再発しやすいんだよねって先生が。

 

手術っていわれて、ちょっと考えました。

 

まず、最初「翼状片」っていったい何だろうというところから始まって眼科探しが始まりました。

 

腕のいい先生探し

 

手術するなら腕のいい先生、再発しやすいと言われ、再発しないように手術をしてくれる先生がいないかなぁと探しました。

 

まず、翼状片とは。。。。

 

白目部分は、一番下が強膜、その上がテノン嚢、その上が結膜、と言う3層構造になっています。

 

真ん中にあるテノン嚢が異常に増殖して、いわゆる黒目である角膜に伸びてきてしまうのが翼状片です。

 

鼻側や耳側の結膜に慢性的に炎症が起こっていると、そこのお肉がどんどん盛り上がって大きくなってくるというわけです。

 

紫外線はものすごく悪いです。

 

紫外線をよく浴びる人、例えば猟師さんとか、テニスのコーチとか、ゴルフのコーチやプロ、サーファーなどがよくなるので、そう推定してされているわけです。

 

紫外線を人にずっと当て続けて翼状片が伸びてくるのを何年もずっと観察した人はいないわけですが、臨床の現場を見ると、紫外線の関与は間違いないと言われています。

 

紫外線をたくさん浴びる人の中でも、特に漁師さんやサーファーによく見られますので、潮風も悪いと思われます。

 

長年のコンタクトレンズ装用も原因になるようです。

 

結膜への刺激が多ければ多いほど慢性的な炎症が起きやすく、結果として翼状片ができやすくなる、ということでしょう。

 

体質的に結膜が強ければ刺激を多く受けてもならないが、結膜の強さが普通でも、刺激をたくさん受ければなる場合があるというわけです。

 

もっと結膜が弱いと、刺激を多く受けなくてもなってしまう、というわけです。

 

「翼状片は、結膜への悪い刺激のトータルの量が多ければ多いほどなりやすくなる。また、体質的に結膜が弱ければ弱いほどなりやすくなる。」

翼状片は通常は鼻側にでき、時に耳側にできる人もいます。

ごくまれに上や下から入ってくる人もいて、偽翼状片(ぎよくじょうへん)と言います。

 

目の鼻側は、耳側よりも紫外線が当たりやすいといわれており、

鼻に当たって反射した紫外線が入る、耳側から角膜に入った紫外線が鼻側の結膜に当たる、などと諸説言われています。

 

また、目を洗った後の汚れた涙は最終的には鼻側に集まってから鼻に流れ込みますので、鼻側は汚れがたまって炎症が起きやすいと思われます。

 

これらの理由により、鼻側に多いのであろうと推測されています。

 

翼状片の角膜への侵入の進行とともに、不快感を伴い、やがては視界に影響を与えるようになります。

 

翼状片の自覚症状

 

自覚症状としては、下記のような段階を経て進んでいきます。

初期:ごろごろとした異物感、充血、目の疲れやすさ、頭痛・肩こり

中期:角膜がゆがみ、乱視が出る後期:視力の低下

 

私の場合は、左目の充血、目やに、目が疲れやすくて、よく頭痛にもなりました。

 

常に充血しているので違和感も不快感も伴ってありました。

 

翼状片のあった左目は乱視が強かったです。

 

翼状片手術の問題点

 

翼状片手術の問題は、再発率の高さをどう抑えるかという点だと横浜相鉄ビル眼科医院の大高先生はいいます。

単純に除去しただけでは、30~50%の確率で数ヶ月以内に再発するともいわれています。

 

その再発後には、以前よりもひどい状態になることもあり、それを予防するための処置が重要となります。

 

それで一般の眼科医は翼状片の手術を嫌がると聞いています。

 

再発防止法は、以下の3つです。

 

翼状片手術は、手術後の経過をよく観察し、適切な対応をする必要があるので、専門の眼科医とよくコミュニケーションをとり、視力低下などを防ぐための対策を検討しなければならない。

 

「翼状片は、こわい病気ではないが、ある程度手術にリスクが伴う」と話すのは、横浜相鉄ビル眼科医院の大高先生。

 

白内障や緑内障というのは聞いたことがあったのですが、「翼状片」なんていう病気は初めて知って

目の手術は簡単といいますが、たかが目ですが、されど目なのです。

目が顔の印象を決めますし、実際に翼状片だとみんなに「目が赤いよ。大丈夫?」とよく言われたものです。

 

つねに翼状片の所が充血して赤くなっていて、どうしたの?となるわけです。

 

いちいち説明するのも嫌になってきます。

 

それに、再発率が高いと聞いて、うまい技術を持った先生にお願いしたいというのが本心です。

 

そんな時に何気なく見ていたテレビに名医の特集をやっていたのです。

それも『翼状片』の手術を受けた人の実例をやっていて。

 

あっ、この先生に執刀して

いただきたいとなったわけです。

 

相鉄眼科の大高先生

 

翼状片の手術治療、薬物治療に豊富な経験があり全国から患者の方々が集まっているようでした。

 

それが横浜相鉄ビル眼科医院の大高先生でした。

 

早速、病院を調べて先生に連絡しました。

 

そしたら、折り返し先生から直接メールで丁寧なお返事をいただきました。

 

手術の予約をしたわけですが、その予約がすでにテレビの影響で2年待ちでした。

 

家の近所のかかりつけの眼科の先生に見ていただいていたのですが、私の翼状片はそんなに進行が早くなく2年待っても大丈夫な状態だったので

大高先生に執刀していただく事にしました。

 

手術の当日はちょっと早めに行って、説明を受けます。

 

不安になっている私にきちんと名刺をくださって、握手もしてくださり、とても心強かったです。

 

術後、しばらくは1週間くらいだったでしょうか。大高先生の相鉄眼科の方に通ってみていただきました。

 

そのあとは病状が落ち着いたら、かかりつけの先生の所に通ったのですが、

その先生が「僕たちが学校で習ったやり方と全然違うやり方ですね。」と大高先生の手術の後を見て言ってました。

 

アメリカで勉強をしてこられた先生で、先生の病院は患者さんは外人さんも多いです。

 

翼状片の手術に付いて

 

米国でも著名な医師の下で研修をなさり、まさに翼状片のエキスパートの先生は、その手術についてこうおっしゃっています。

 

1.手術をうける患者の年齢が若ければ若いほど再発しやすい
2.翼状片が大きければ大きいほど再発しやすい

翼状片は、手術をすると突然ものすごい勢いで再発することがあります。

それで再発したあとは以前よりもひどい状態になることがあります。そのため眼科医は手をつけたがらないことがあるようです。

健康保険の3割負担で、検査、手術、薬などを含めて3万円ぐらいです。

目薬(点眼)で麻酔をするので、手術前も手術中も痛くありません。

初めての翼状片手術には、15~20分ぐらいで、再発した手術には30~60分ぐらいかかります。改めて再発しないように入念に処置を行う必要があるからです。

翌日に眼帯をはずし、その後は眼帯をする必要はありません。

翼状片手術は、手術後の経過をよく観察し、適切な対応をする必要があります。専門の眼科医とよくコミュニケーションをとり、視力低下などを防ぐための対策を検討してください。

 

先生の手術の様子はyoutubeでも見ることができます。

 

手術自体は簡単にすぐ終わった記憶があります。

 

でも、手術の麻酔が切れた後は結構痛くて、起きていると目玉が動いてしまうので痛いです。

 

先生から処方していただいた痛み止めを飲んで寝たら、翌朝は痛みもなくなってました。

 

術後の注意

 

1週間ほど水が目に入らないように注意しないとならなくて、顔を洗ったり、シャワーを浴びるのに注意が必要でした。

 

術後はきちんと説明、注意が書かれたものをくださるので読んでみればわかりやすく書かれていて助かりました。

 

先生の病院は遠方から来ている方も多く、近くのホテルに泊まって手術を受ける患者さんも多いです。

 

手術した後は、目玉を動かすと痛いので、近くにホテルを取るというのも一つの手です。

 

最近はスポーツをやる若い人もこの病気にかかる人が多く、野外に出るときはサングラスというのはファッションではなく必需品だなぁと感じます。

 

先生の所でも眼鏡を作ってくださるのでそれもいいかもしれませんね。

 

私は今でも外に出るときは透き通った無職のUVカットのサングラスは欠かせませんし、プールもゴーグルを絶対に付けて入ります。

 

それはもし自分が翼状片だったら、もう海で泳いだり、サングラスしないで外を歩くなんてことは絶対にしないと大高先生がおっしゃっていたからです。

 

今では、私は再発の様子もなくきれいな白目を維持しています。