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ふらつき、めまい あなたはありませんか?その原因・予防法

 

最近、ふらつきが多くなったと思うのです。

 

若い時はもっとしっかり立っていて、ちょっとやそっとではふらつかなかったのが

 

ちょっと態勢を変えただけで、ふらつき、転びそうになる回数が多くなったと感じます。

 

歳を取るとこういう事で転ぶ人が多くなってくるのだろうと。

 

もし、注意して防げるのであれば、いまから気を付けていって

 

転倒して、大腿骨骨折とかならないように

 

ねたきりにならないようにしたいですね。

 

ふらつきとめまいは似て非なるもの

 

ちなみにふらつきはめまいと似ている症状があるので混同しがちですが、

 

決定的に違うことがあります。

 

めまいはどんな体勢でも起こるのに対し、ふらつきは“立っている時”に起こる症状なので

 

す。

 

また、ふらつきやめまいはよくある症状なので、軽く考える人が多いのですが、

 

病気が潜んでいる可能性もあります。

 

強いふらつきなどは、重篤な病気のサインかもしれないので、

 

軽く考えずに異変を感じたら、病院へ行って見てもらうようにしましょう。

 

ふらつきの症状、原因

 

ふらつきとは。。。立ち上がった瞬間にクラっとする、足元がおぼつかなくなる、身体がふわっとなってよろける、平衡感覚を失うといった症状を、一般的にふらつきといいます。

 

ふらつきがあると「何かの病気なのでは…」と心配になります。

 

ふらつきの原因と解消方法について調べていきます。

 

ふらつきの原因

 

ふらつきは、自律神経の不調が原因で起こる場合が多いそうです。

 

自律神経とは、意志とは無関係に作用する神経で、消化器・血管系・内分泌腺・生殖器な

 

どの不随意器官の機能を促進または抑制し調節する。

 

交感神経と副交感神経の二種類からなる。植物性神経。( 引用文献https://kotobank.jp/word/自律神経-535829)

 

この2つは体内で対象的な役割をしており、これらのバランスが崩れると急に立ち上

 

がった時に血圧の変化に耐えられず、ふらつきが起こります。

 

 

自律神経の乱れはストレスから!

 

自律神経が乱れる要因としては、身体的な理由と精神的な理由が考えられます。

 

長時間労働、運動不足や睡眠不足、対人関係の悩み、仕事のストレスなどが関係している

 

ことが多いです。

 

日々の行動が自律神経を乱している場合

 

日々の身体の栄養バランスが偏ってしまって、エネルギー不足から、ふらつきが起こる場

 

合。

 

アルコールの摂りすぎや乗り物酔いも、ふらつきをおこす原因となります。

 

日常的な行動が原因のふらつきの場合、その原因を取り除けば症状はおさまります。

 

病気が原因のふらつきについて

 

しかし日々の行動が原因ではない場合は、病気が潜んでいる可能性が高いです。

 

たとえば、脳梗塞や脳出血です。

 

脳梗塞が原因で起こるふらつき

 

脳梗塞とは、脳の血管が狭くなっているところに血液の塊(血栓や塞栓子など)が詰ま

 

ってしまい、血流が止まってしまうことで発症します。

 

脳梗塞では脳の一部の組織が破壊されてしまい、全身麻痺や意識障害、言語障害などの症

 

状を伴います。

 

ふらつきはその前触れと言われており、舌がもつれて話しができない、何を言っているの

 

かわからないといった症状が合わせてみられた場合には、脳梗塞の可能性を疑う必要があ

 

ります。

 

脳梗塞のサインを見逃すな!

 

脳梗塞を起こした人の約3割は、本格的な発作の前触れにふらつきなどの発作を体験してい

 

るそうです。

 

ふらつき以外にも、体の半身がしびれたり、力が入らなくなったり、物が二重に見えるな

 

どの脳梗塞に似た症状があらわれ、数分~30分間ほど続き、

 

前触れのあと、24時間以内の発症がとくに多いとされています。

 

すぐに専門医を受診して治療を行うことで、死の危険を回避することができます。

 

脳出血が原因で起こるふらつき

 

脳出血は、主に高血圧が原因で脳内に出血をきたす病気です。

 

ふらついてまっすぐ歩けなくなるといった症状が現れます。

 

早く処置を行わないと後遺症が残る恐れがあり、重度の場合は数分で死に至る可能性も。

 

脳出血が考えられる場合には一刻も早く病院へ行ってください。

 

その他にもふらつきの原因となる病気

 

他にもふらつきを引き起こす可能性がある病気として、次のものがあります。

 

・メニエール病
・貧血
・自律神経失調症
・熱中症
・起立性低血圧
・更年期障害

 

貧血

 

血液内の赤血球の数やヘモグロビン濃度が基準値を下回る状態のことです。

 

貧血になるとふらつくことが多くなるほか、めまい、顔色が悪くなる、息切れしやすくな

 

る、疲れやすくなる、手足が冷たくなるなどの症状がよくみられます。

 

ただし、このような自覚症状が現れないことも少なくないそう。

 

原因としては、女性であれば月経の出血、また女性に限らず胃潰瘍などによる胃や腸から

 

の出血が挙げられます。

 

便が赤かったり黒かったり月経後にふらつきが強い場合などには注意が必要です。

 

起立性低血圧

 

急に立ち上がったり、長時間立ち続けている時に、ふらつきやめまい、気が遠くなるとい

 

った症状を起こすことです。

 

朝礼で倒れるというのはこれでしょうか。

 

貧血に似ていますが、赤血球やヘモグロビンの減少が原因である貧血に対し、起立性低血

 

圧は血圧の低下によるもので、全く別の原因です。

 

自律神経失調症

 

自律神経失調症とは、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れることで、体

 

と心にさまざまな症状が現れる状態のことです。

 

現れる症状には個人差があり、体のだるさや微熱・のぼせ、動悸、頭痛、めまい、

 

ふらつき、不眠・過眠、手足のしびれ、精神症状として不安やイライラ、情緒不安定、気

 

力・集中力の低下などがみられます。

 

更年期障害

 

閉経前後の5年間を更年期といい、この期間に日常生活に支障をきたすさまざまな症状が起

 

きるものをいいます。

 

更年期障害の症状は多種多様で200~300あるといわれていますが、ほてりやのぼせ、動

 

悸、手足の冷え、めまい、ふらつき、疲れやすい、うつ傾向、不眠、不安、情緒不安定な

 

どが典型的な症状と言われています。

 

更年期障害によるめまいやふらつきなどには、効果をあらわす漢方薬などが販売されてい

 

ます。

 

更年期では体のさまざまな場所に不調が起こりやすいので、漢方処方を活用して、

 

体全体のバランスを整えることもできます。

 

熱中症

 

熱中症とは、夏など温度の高い環境で過ごすことよって起こる体の異常です。

 

症状としては、軽度で顔のほてりやめまい、ふらつき、大量の発汗、筋肉痛など、

 

中等度で頭痛や嘔吐、体のだるさ、力が入らないなど、

 

重度で意識障害やけいれん発作などがみられます。

 

涼しい場所で休む、水分補給をしっかり行うなどし、よくならない場合や水分を取れない

 

ような場合にはすぐ受診しましょう。

 

耳の病気

 

良性発作性頭位めまい症やメニエール病などでふらつきが現れる耳の病気がありま

 

す。

 

特定の頭の位置をとることでめまいが起こる良性発作性頭位めまい症、

 

めまいと聞こえの症状(難聴・耳鳴り)を発作的に繰り返すのがメニエール病で、

 

いずれもグルグルと回るようなめまいが特徴です。

 

このような病気を発症すると、ふらつきを感じることがありますが、ほとんどの場合ふら

 

つきはめまいによるもので、めまいが起きることによって体がふらつくように感じます。

 

めまいの持続時間はそれぞれで違い、一般的に良性発作性頭位めまい症では数十秒程度、

 

メニエール病では20分以上~数時間続きます。

 

注意の必要な原因

 

以下のような原因でもふらつきが起こる場合があります。

 

薬の副作用

 

どのような薬でも副作用があり、降圧剤や精神安定剤、総合風邪薬など、

 

さまざまな薬で副作用の一つとしてふらつきが起こることがあります。

 

薬を飲んだ後にふらつきが現れることもあれば、ふらつき以外にも何かしらの症状が

 

現れる場合もあり、薬の種類やその時の体調などによって異なります。

 

初めて使う薬を飲んでふらつきが現れた場合には、処方を受けた病院で相談しましょう。

 

一過性脳虚血発作

 

脳の血管が詰まる病気を脳梗塞、脳の一部の血流が一時的に悪くなって短時間のみ神経症

 

状が生じるものを一過性脳虚血発作といい、

 

一過性脳虚血発作は脳梗塞の前兆としてみられることが多々あります。

 

脳梗塞の典型的な症状である、片方の手足や顔半分の痺れ・麻痺、言葉の障害(ろれつが

 

回らない、言葉がでない)、ふらつき、歩きづらくなるなどは、一過性脳虚血発作でも同

 

じような症状がみられます。

 

が、脳梗塞では症状が続くのに対して、一過性脳虚血発作では症状が5~15分、長くても

 

24時間以内になくなります。

 

自分でできる!ふらつきの対処法や予防法

 

ふらつきが起こっても慌てずに対処!

まずは落ち着ける場所でリラックス!

 

軽いふらつきでも、ゆっくり休める場所があれば休息をとることが大事。

 

転倒しないように、楽な体勢で

 

横になれる場所があれば横になり、リラックスしましょう。

 

市販薬を試してみる

 

ふらつきが続いたりする場合は、薬剤師の方に相談して、市販の薬を試みるのもよいでし

 

ょう。

 

万が一身体に異常が現れたり、一定期間以上服用しても効果がみられなかったりしたら、

 

病院へ行って専門医の診断を仰ぐようににしてください。

 

ふらつきを予防する方法

 

多忙や精神的なストレス、睡眠不足、アルコールの飲みすぎなど日々の行動でふらつきが

 

起こる場合も多くあります。

 

思いあたる時は、普段の生活を見直してください。

 

疲れやストレス

 

疲れやストレスが溜まると自律神経が乱れやすくなります。

 

この自律神経の乱れが原因となってふらつきが起こることも。

 

また、疲れやストレスは、病気などによるふらつきを悪化させる原因にもなります。

 

疲れたら十分に睡眠をとって体を休めてあげることも大事です。

 

また、食事による栄養補給も大切。

 

バランスのよい食事を心がけるとともに、疲労回復に効果のあるビタミンを積極的に取る

 

ようにしましょう。

 

ストレスを感じたら、趣味や娯楽の時間を作ってリフレッシュする、軽い運動をする、怒

 

りや不安などの感情を周囲の人に聴いてもらうなどして、ストレス発散をしましょう。

 

睡眠不足

 

睡眠不足が続くと脳に血液が回りにくくなり、ふらつきは一時的な血流不足でも起こるの

 

で、睡眠不足によって血流不足に陥るとふらつくことがあります。

 

睡眠不足なら睡眠時間を確保するのも大事ですが、良質な睡眠をとることも大切です。

 

眠りが浅いと感じたら、寝る前2~3時間に飲食しない、入浴は寝る2~3時間前に済ます、

 

リラックスできる環境を整える、自分の体に合った寝具を使うなど、良質な睡眠を確保す

 

る努力を。

 

アルコールの飲みすぎ

 

アルコールを飲みすぎると、血中のアルコール濃度が高まり脳の機能が麻痺して、

 

知覚や運動能力などが低下します。

 

その結果、ふらつきが起きるようになります。

 

自分の適量を知り、適量を守って飲むよう心がけましょう。

 

また、空腹時には飲まないようにする、ご飯を食べながらゆっくり飲む、飲酒時や飲酒後

 

にしっかりと水分補給をすることも大切です。

 

病気の可能性が低いと思われる場合は、生活習慣を疑い、リラックスできる時間を持つこ

 

とも重要。

 

忙しくても、湯船に浸かったり、栄養バランスを考えた食事をすることで改善されること

 

もあります。

 

軽い運動も効果があるそう。

 

良くならない時には

 

日常生活の中で気を付けても、ふらつきがいつまでもなくならない場合には、

 

病院を受診しましょう。

 

乗り物酔いの予防薬を服用する

 

酔い止めの薬を飲むことは薬効もさることながら、「薬を飲んだから、もう大丈夫」

 

という安心感も得られ、効果が期待できるそう。

 

服用する効果的なタイミングなどは、添付文書をよく読んでください。

 

ふらつきで病院を受診する場合は何科?

 

その前に病院へ行くべき症状は?

 

ひどいめまいやふらつきに合わせて以下のような症状がみられる場合、
・意識障害
・呼吸困難
・頭痛
・体の片側における運動障害
・言語障害 
脳梗塞や脳出血の可能性が疑われます。
 

ふらつきが何度も起こる場合、ふらつき以外に何かしらの症状がみられる場合、

 

または、定期的長期的に症状に悩まされている場合、

またなんか様子がおかしいと思ったら、一度病院へ行き病気でないか診てもらうのがよい

 

でしょう。

 

どんな時にどんな風にふらついたか、薬の服用歴、他の症状などメモしておいて、

 

詳しく医師に伝えましょう。

 

ふらつきが起こったら、まずは内科

 

何が原因でふらつきが起こっているのか、検査してみないとわかりません。

 

病気によって専門の診療科が異なります。自分でどれに当てはまるのかを見分けることは

 

難しい場合もありますので、迷う時にはまずは内科でみてもらうと良いでしょう。

 

問診を受けて症状を説明し、必要に応じて専門の病院を紹介してもらいます。

 

すぐに専門の医師に診てもらいたい方は、神経内科か脳神経外科を受診してください。

 

めまいの原因と対処法

 

今度はめまいについてです。

 

めまいの種類や原因、そしてめまいが起こったらどう対処すべきかを調べていきます。 

 

めまいを経験したことのある人は多いでしょう。

 

たかがめまいと軽く考えている人は要注意です。

 

特にめまいとともに耳鳴り、難聴、頭痛が起きることがあれば、重大な病気が潜んでいる

 

可能性も。

 

めまいの種類と起こるメカニズム

 

めまいの種類は大きく3つに分けられます。

 

ぐるぐると目がまわる「回転性めまい」、フワフワと浮いているような感覚の「浮動性(動揺性)めまい」、クラッとする「立ちくらみのようなめまい」。
 
それぞれ症状が異なり、主な原因も異なります。
 

回転性めまい

 

自分や周囲(天井や壁など)がぐるぐる回っているようなめまいです。

 

回転性めまいは、耳が原因であることが多いと言われています。(中には脳など、耳以外

 

の場合もあります)

 

そのため、回転性めまいを発症した際には、耳鼻咽喉科を受診してください。

 

耳鳴りや難聴が伴う場合、メニエール病や突発性難聴が疑われます。

 

メニエール病は、内耳を満たしているリンパ液が過剰になり、耳の蝸牛(かぎゅう)と呼

 

ばれる部分が膨れ上がる「内リンパ水腫」になります。

 

これにより、蝸牛や身体の平衡感覚を司る三半規管(さんはんきかん)の機能が乱れて起

 

こるといわれています。

 

メニエール病の場合、めまいは30分以上続きます。

 

また、耳が詰まった感じや難聴、耳鳴りが同時に起こります。

 

めまいが激しい場合には、吐き気や冷や汗などを伴う場合もあります。

 

この病気は、一度おさまっても、何度も発作を繰り返します。

 

発作を起こす頻度は人によって個人差がありますが、発作を繰り返すうちにめまいはおさ

 

まっても難聴や耳鳴りが残ってしまう場合もあります。

 

そのため、早期に適切な治療が必要です。

 

耳鳴りや難聴が伴わない場合は、「良性発作性頭位めまい症」という病気が疑われます。

 

この病気は、起き上がったり、寝返りをうったりして頭の位置を変えた時に、瞬間的にぐ

 

るぐると目がまわります。

 

吐き気を伴う場合もあります。このめまいの特徴は30秒~1分程度でおさまる点です。

 

耳の奥には「耳石(じせき)」という平衡感覚を感知するための組織と、身体の平衡感覚

 

を司る三半規管(さんはんきかん)という器官があります。

 

この耳石がはがれ落ちて、三半規管の中に入ってしまうことで耳石が神経を刺激し、回転

 

しているように感じてしまうのです。

 

浮動性(動揺性)めまい

 

 

身体がふわふわと浮くような感覚、姿勢が保つのが難しい、まっすぐ歩けない、といった

 

症状です。

 

浮動性(動揺性)めまいは「中枢性」「全身性」「薬剤性」「心因性」の4つに分けられ、

 

それぞれで原因は異なります。

 

 

中枢性めまい
脳の中でも小脳や脳幹に障害が起こることで発症します。

脳梗塞や脳内出血などの病気が原因の可能性もあり、激しい頭痛や嘔吐、手足のしびれや脱力感を伴う場合があります。

このような症状が出た際には、一刻も早く病院で診察を受けてください。

 

全身性めまい
全身性めまいは身体の一部分の障害が原因で起こるものではなく、身体全体の問題から発生するものです。

一番原因として多いのは「自律神経失調症」と言われています。

また、貧血や発熱などが原因である場合もあります。

 

 

薬剤性めまい
薬を服用している人で浮動性(動揺性)めまいがある人は、薬の副作用によるものかもしれません。

抗生物質や精神安定剤などで症状が出やすいといわれています。

市販薬でも出る場合があります。

薬を服用していてめまいが出るという人は、一度医師や薬剤師に相談してみることをおすすめします。

 

 

心因性めまい
耳や脳の病気でもなく、「特に異常がありません」と原因が分からない場合には「心因性」といわれる場合があります。

これは精神的なストレスや自律神経の乱れが内耳や脳幹の機能に悪影響をもたらして発症すると考えられています。

原因となっているストレスを取り除くことが大切です。

もし、長く続くようであれば、うつ症状や自律神経失調症に繋がってしまう場合もあるため、心療内科へ相談してみることをおすすめします。

 

 

立ちくらみのようなめまい

 

立ちくらみのようなめまいを経験したことのある人は多いのではないでしょうか。

 

急に立ち上がったときや、お風呂から出たときなど、一瞬目の前が真っ暗になることがあ

 

ります。

 

ひどい場合には失神してしまう場合もあります。

 

朝礼で倒れてしまう事ありますが、これに当たるんではないでしょうか?

 

 

これは、脳に流れる血液の量が一時的に不足してしまうことで起こるとされています。

 

身体の血圧は自律神経が調整をしています。

 

ストレスや疲労などで、自律神経が乱れることで、血圧の調整がうまくできなくなり、症

 

状が出やすいといわれています。

 

めまいが起きたときの対処法?

 

突然めまいが起こった場合にすべきことは何なのでしょうか。

 

 

 脳に異常が原因でめまいが生じている場合は命にかかわります。

 

下記にあてはまることがあれば、すぐに救急車を呼んで対処をしましょう。

 

・顔にしびれがある
・手足にしびれがある
・舌がもつれる(ろれつがまわらない)
・ものが二重に見える
・激しい頭痛が起こる

 

 

上記の症状が当てはまらない場合には、まずは下記の3つの方法で対処しましょう。

 

 

安静にする

 

 

突然めまいが起きた場合は、まずはその場で転倒しないように、できる限り安静にしまし

 

ょう。

 

無理に動くと、危ないので、転倒して怪我をする場合もあります。

 

立っている場合は座る、運転しているときは車を路肩に止めて休む、横になって休める場

 

合は横になるなどで、しばらく休みましょう。

 

刺激をなくす

 

可能であれば、外からの刺激を全て遮断します。

 

明るければ暗くする、音楽を聞いているのであれば、一度音楽を切るなど、

 

目や耳から入ってくる刺激をシャットダウンすることが重要。

 

 

めまいが続くようであれば、病院に行く

 

突然めまいにおそわれると誰しも不安になります。

 

多くのめまいは命に関わりませんが、中には命に関わるケースもあります。

 

また、メニエール病や突発性難聴など、その後の生活に影響が出る病気もあります。

 

症状が長引いたり、頻繁に起きたりするようであれば、一度病院で受診することをおすす

 

めします。

 

普段の生活でできる、めまいの予防方法

 

めまいの原因としてあげられる病気のほか、ストレスや疲労などで自律神経が乱れること

 

があげられそうです。

 

そのため普段の生活習慣を見直すことで、自律神経を乱さないようにすることがめまいの

 

防止にもいいようです。

 

 

ストレスをためすぎない

 

ストレスは精神的なもの、身体的なものがあります。

 

疲れを感じたときには早めに休む、精神的な負担を感じたときにはストレスフリーになる

 

リフレッシュを行うなど、心身ともにストレスをためないようにすることです。 

 

規則正しい生活をする

 

夜更かしなどで生活リズムが狂うと、自律神経も乱れやすくなります。

 

食事はなるべく決まった時間に3食とる、早寝早起きをする、など規則正しい生活を送るよ

 

うに心がけることです。

 

 

バランスのとれた食事をする

 

栄養バランスの良い食事を規則正しくとることが大切です。

 

めまいは血液の流れが悪くなることによって起こることもあるので、血液の流れを良くす

 

る青魚(さんま・さば・まぐろなど)や、血行促進機能があるビタミンEの摂取がおすすめ

 

です。ビタミンEはアーモンドやかぼちゃなどに多く含まれます。

 

また、アルコールを飲みすぎると平衡感覚が低下するため、適量にしましょう。

 

 

生活に適度な運動を取り入れる

 

 

適度な運動はストレス解消をしてくれます。

 

血流を良くするストレッチや、自分のペースで行えるウォーキングなどを日常生活に取り

 

入れてみてはいかがでしょうか。

 

めまいは、命に関わる危険なものではありません。

 

しかし、中には脳梗塞や脳卒中など恐ろしい病気が潜んでいることもあります。

 

耳鳴りや難聴が伴う場合には、耳の聞こえの状態にも大きく影響を及ぼす病気の可能性も

 

あります。

 

めまいが起こったとき、同時にどのような症状が出るか、病院に行った方がいいめまいか

 

を判断し、早めに対処を行うことが必要です。

 

 

まとめ
 
ふらつきもめまいも日ごろの生活習慣が深く影響していることがわかりました。
 
血流を良くするストレスをためない生活が大切だという事、
 
病気に対する知識も持っていて、いざという時に病院に急いだほうがいいか
 
判断する決め手になってきます。
 
それによって命が救えるかもしれないのです。
 
正しい知識を持って、毎日の生活に気を付けていきましょう。

 

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  • 病気
熱中症の今からできる対処と予防法  

 

 

いつも健康だからといって「熱中症」にならないとは限りません。

 

誰もがなりうるものですので、注意が必要です。

 

 

梅雨明けこそ熱中症のリスクは高い

 

実は熱中症は、夏の8月と並んで梅雨の晴れ間や梅雨明け直後に多いと東京消防庁が発表

 

しています。

 

熱中症と言えば気温だけに気にしがちですが、実は「湿度の高さ」も注意しなければなり

 

ません。

 

湿度が高いと、身体の熱を放出する力が弱まるため、かいた汗が蒸発しにくくなり、

 

体温が十分に下がらないため、気温が同じであれば、湿度が高いほうが、熱中症になりや

 

すくなります。

 

熱中症になりやすい原因は、脱水状態や、睡眠不足、腸内環境の悪化などで体温調節機能

 

がうまく働かなくなることにあるのです。

 

人間は暑くなると汗を出して気化熱で身体を冷やしますが、体温調節機能にトラブルが起

 

きると自律神経が乱れてしまい、

 

血流障害が起こり、めまいや頭痛、吐き気などの熱中症の症状が起こるのです。

 

 

また、熱中症で死亡した人の90%が屋内で65歳以上の高齢者やエアコンの不使用の

 

ケースが多いそうです。

 

男性に多く、性別に関係なく幼児・高齢者 特に高齢者は死亡率が高いので注意が必要で

 

す。

 

乳幼児の場合には、体温調整機能が未熟で発汗量が多いことが原因で発生します。

 

 

車の中に子供たちをおいて買い物するとかは危険です。

 

車内にエアコンかけて行っても、エンストを起こし、エアコンが止まっていて乳幼児が死

 

亡した例もあります。

 

熱中症にならないための注意点

 

なってからの応急処置のスピードも大切ですが、大切なのは今からならないための予防方

 

を勉強しましょう。

 

5月ごろからしっかり準備することが大事です。

 

水分補給

 

喉の渇きを感じる前にこまめに水分を取ることが大事です。(経口補水液が理想)

 

普段、スポーツドリンクをおいしいと思ったことがないのに、飲んだに時においしいと感

 

じる時はかくれ脱水になっている可能性があります。

 

また、水分補給はできていても、塩分が補給できていない場合があるので経口補水液を用

 

意しておくことも大事です。

 

のどが渇いたと感じた時は、すでに脱水状態であると覚えておいてください。

 

特に高齢者は自分で体の異変に気付きにくくなっているので、周りの人が気を付けてあげ

 

ましょう。

 

 

エアコン

 

室温28℃、湿度70%を超えたらエアコンを使うようにします。

 

暑さ指数を常にチェック

 

暑さ指数とは、単なる気温とは異なり、人体への影響が大きい

 

1.湿度

2.日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境

3.気温

 

の3つを取り入れた指標です。

 

危険、厳重警戒、警戒、注意、ほぼ安全の5段階に分かれています。

 

テレビの天気予報等をこまめにチェックして、対処することが大事。

 

特に運動や労働時は、注意が必要です。

 

体を動かしている時は、

 

15分~20分おきには休憩をとり、水分補給しましょう。

 

環境省熱中症予防情報サイト

 

普段からの注意・持病

 

持病があり普段から薬を服用している、風邪をひいている、疲労がたまっているなども、

 

抵抗力が低下している場合はリスクが高くなります。

 

発熱や下痢をしている場合も脱水を起こしやすく危険です。

 

発熱や下痢の症状が、すでに熱中症の症状である可能性もありますので、気をつけましょ

 

う。

 

高血圧や糖尿病、認知症など持病がある人、高齢者は周りの人のサポートが重要です。

 

暑熱順化

 

「暑熱順化(しょねつじゅんか)」とは、夏の暑さに耐えられる体になることです。

 

暑熱順化させるポイントは、汗をかくことであり、軽い運動を一週間ほど行うと、暑さに

 

なれるそうです。

 

本格的な暑さになる前に、軽い運動を行なって、自力で汗をかくトレーニングを行なうこ

 

とによって、体温の上昇を察知して汗をかき始めるタイミングが早くなるそうです。

 

スポーツ医科学講座の研究チームが提唱している「インターバル速歩」がおすすめ。

 

インターバル速歩のやり方

 

「速歩3分」「普通歩行3分」を繰り返す
インターバル速歩をすることで、脚の筋肉を鍛えて、血液量を増やし、血液を全身に送ることができます
早歩きの時は、息が弾む程度の速度で大股で歩く
自分の最大運動能力の70%ぐらい、10分続けると汗ばむ、20分だとすねの筋肉が痛くなる程度の強度
1日30分を目安に
 

運動後に必要なのは、糖質とたんぱく質(アミノ酸のもと)です。

 

糖質とたんぱく質がバランスよく補給される飲み物は、「牛乳」がお勧めです。

 

牛乳に含まれる栄養素(たんぱく質・糖質)が肝機能を高め、血液量を増やし、汗をかき

 

やすくなります。

インターバル速歩の1時間以内にコップ一杯(200ml)を飲むように!

 

腸内環境を整える

 

乳酸菌を含んだ発酵食品(ヨーグルトやキムチ、納豆など)や食物繊維が豊富な野菜を意

 

識して食べて腸内環境を整えることが大事です。

 

暑い中での無理な運動を避ける

 

運動時は熱中症のリスクが高まります。暑い時に急に運動を始めるよりも、日頃から運動

 

をし、体を慣れさせておく必要があります。

 

服装

 

吸水性や速乾性に優れている通気性の良い素材を選ぶようにしましょう。

 

体を締め付けすぎないように気をつけ、熱を逃す工夫をします。

 

淡い色の方が暑さを吸収しにくいので、白などの色を選ぶようにして、

 

帽子や日傘で日差しを遮るようにします。

 

気温と湿度のチェックを怠らず、夏になると毎日予報がでますので、

 

気にかけて服装などを決めると良いでしょう。

 

 

 

 

疲労回復にはビタミン・クエン酸

 

積極的に摂ると良いのは、疲労回復を促すビタミンB1やクエン酸、

 

汗で失ってしまうカリウムなどです。

 

また、暑いからといって、軽い食事だけで済ましていると、体力が低下し、

 

暑さへの抵抗力が低くなってしまうので、しっかり食べるようにしましょう。

 

夏に旬の食材は、体を冷やし、食欲を増進させる働きを持つものが多いので、

 

旬のものを積極的に食べるのがオススメです。

 

熱中症の原因は高血糖も

 

高血糖が続くと、血液中の糖濃度を下げるために水分を送り続けることになり、

 

体の水分が血中に送られ、脱水状態になってしまうのです。

 

そうなると、温度調節が上手くいかずに、熱中症になってしまう恐れがあります。

 

ご飯などの食べ物だけではなく、ジュースやビールなどの飲み物に含まれる糖によっても

 

高血糖になる恐れがあるのです。

 

ビール(430ml)角砂糖約3個分

炭酸飲料(500ml)角砂糖約18個分

スポーツドリンク(500ml)角砂糖約8個分

 

熱中症予防の水分補給としては、即効性としてスポーツドリンクを飲むのはいいのです

 

が、ペットボトル症候群という清涼飲料水や炭酸飲料の飲み過ぎで起こる高血糖もあるの

 

でジュース等の飲み過ぎには注意が必要です。

 

日常生活では、スポーツドリンクは糖分が多量に含まれているので避けた方が良いです。

 

ジュースも同様で、糖分の過剰摂取につながるので避けましょう。

 

なるべくカフェインの含まれていないお茶や水を常温で飲むようにします。

 

カフェインが含まれたお茶は、利尿作用があり水分を排出してしまいます。

 

熱中症予防に良い飲み物

 

運動時は、良く冷やして吸収を良くしたスポーツドリンクや、

 

水1リットルに、砂糖大さじ4、塩小さじ2分の1を加えた


簡易の経口補水液
を用意しておきましょう。

 

梅雨からの高血糖予防&熱中症対策にトマト🍅が有効

 

トマトのリコピンには血糖値の上昇を抑える効果が期待でき

 

トマトを一日一個摂取することがいいそうです。

 

また、カゴメが研究発表したところでは食前に野菜ジュースを飲むことは、

 

食前に野菜ジュースを飲むと野菜サラダを摂取した場合と同等の食後血糖値上昇抑制効果

 

があるそうです。

 

また、食後30分前に摂取したほうが最も効果が高いことが分かったそうです。

 

 

 

熱中症になったら

 

適切な対処がなされないと、発症から時間が経つにつれて、進行し重症化していきます。

 

軽度のうちに症状に気が付き、適切な対処をし、症状の進行を食い止めることが大切で

 

す。

 

まず、救急車を呼びましょう。

 

一度症状が出ると、進行が早いです。

 

・涼しい場所に移し(クーラーの効いている部屋など)衣服を緩めリラックスさせる。・首筋、脇の下、脚の付け根を(冷たいペットボトルなどを使って)冷やす

・顔が赤いときは頭を高く、青白ければ足を高くして寝かせる。

・意識があり、嘔吐がなければ水分補給させる(経口補水液が理想)

・皮膚が熱ければ、風を送ったり熱い部分にぬれタオルを当てる

・皮膚が冷たければぬれタオルをしぼり、冷たい部分をマッサージ

・意識がなかったり、急に体温が上がったらすぐ救急車を呼ぶ

 

 

判断力や注意力が著しく低下し、ぐったりとしている場合には要注意です。

 

すぐに十分な塩分と水分の補給に加えて、環境の改善を行います。

 

医療機関へ搬送し、入院が必要になることがあります。

 

対処が遅れると重症化してしまうので、

 

意識障害や、大量に出ていた汗が止まり、皮膚の渇きがある場合には、

 

一刻も早い冷却と病院への搬送が必要です。

 

高熱によって、後遺症が残る場合や、死に至ることがあります。

 

特に脳は熱による影響を受けやすいため、発症後の冷却がその後を左右します。

 

正しい判断で一刻も早く救急車を要請しましょう。

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