- 投稿 2019/03/10更新 2019/11/06
- 旅行 - 東京観光スポット - お花見
立川と言えば昭和記念公園が有名ですが、もう一つ地元の人々に愛されている桜のスポッ
トがあるのです。
TVドラマ「ごくせん」のロケもやった風光明媚な小川の遊歩道をご紹介します。
立川駅から歩いても15分くらい、昭和記念公園とは逆方向に行き、多摩都市モノレールの
柴崎体育館駅から柴崎橋のスロープを下りると、モノレール下の車道と交差するように根
川緑道が東西に伸びています。
住 所 立川市立川市柴崎町4-11-1
MAP
アクセス 多摩都市モノレール 柴崎体育館駅下車徒歩すぐ。
JR中央線「立川」駅北口より京王電鉄バス 高幡不動行き 10分「野球場前」下車すぐ。
車:国道20号で日野橋交差点から新奥多摩街道に入り約3分
お問い合わせ TEL 042-523-2111・内線8361 市役所・公園緑地課
多摩都市モノレール線と多摩川が交差する周辺には、根川に沿って整備された緑豊かな遊
歩道があり、立川市民にゆかりのある文学者の詩碑・歌碑・句碑が「詩歌の道」として整
備されています。
歌碑を辿りながら文学散歩をするのも楽しみの一つです。
水原秋桜子の句碑。
「初日さす 松はむさし野に のこる松」
その近隣には古い旧道や川渡しの跡、また湧水に育まれた緑地など、貴重な史跡や自然が
多く残っていて、野球場・陸上競技場のある立川公園一帯と併せて、春には桜が川沿いに
咲き誇り、歩く市民を楽しませてくれます。
付近には日野の渡し碑もあり、橋を渡ると日野市です。
文化の香りにふれながら桜の花の下を散策してみるのはいかがでしょう。
全長 約4.5キロ
所要時間 約2時間
4月の桜開花や、7~9月の夏のシーズンがおすすめ
モノレール下の車道と交差する根川緑道は東西に伸びているここは川、公園、歩道
が綺麗に調和する美しい水辺の散策道です。
根川緑道のスタート地点は、残堀川遊歩道と交わる緑道西端の入口。
ここには湧水口があり、湧き出した水が小川となって流れ始め、その小川に沿って遊歩道
が造られていて、たくさんの地元の親子連れが楽しんでいます。
遊歩道には草木が配置され、小川は細くなったり広くなったり、池になったりと形を変
え、その上に飛び石のような遊び心のある橋が架かっており、昆虫や魚の姿も見られま
す。
水辺には魚や水鳥が多く棲んでいますが、見るだけで取ってはいけませんのでご注意くだ
さいね。
もともとこの根川は、昔から氾濫の多い川で、そのため河川の改修や流路変更、一部埋め
立てなどが行なわれてきたところです。
その後も整備が進められ、平成4年から8年にかけて全長約1.3kmにおよぶ現在の根川緑道
が整備されました。
小川は下水処理場で高度処理された水を利用し、湧水口から流れ出す水量は1日に2700ト
ン。
現在では清流魚が生息できるほどの水質を維持しています。
また、根川の改修工事の際、堤に桜が植えられたことから、根川緑道は桜並木の続く桜の
名所となっています。
春は薄紅色に染まる桜並木と鳥のさえずりとせせらぎが調和し、人々の心を和ませてい
ます。
根川緑道には250本ほどの桜が植えられており、上流には主に山桜が、下流には大正天皇
即位を記念して植樹されたソメイヨシノの並木が有名です。
根川緑道は全体を「生物」「遊び」「休息」「散策」の4つのゾーンに分けられており、それぞれ
のテーマごとに景観作りがなされているのです。
最初に出会うAゾーンは、水生生物や水鳥などを間近で見られる「生物」とのふれあい
ゾーン。
住宅街の中を通る小川に、鴨やコサギなどかなりの数の水鳥が棲みついており、
動植物の観察が楽しいエリア。
元々、多摩川が近いこの辺はあちこちで鴨やサギの姿を見ることができるので、地元の人
には自然の一部となっていて、いろいろな鳥のさえずりを楽しむこともできます。
地元の中学校のプールに鴨が来て泳いでいる事もあります。
この小川で親子で珍しい昆虫探しなんていかがでしょうか?
トイレも完備しているので心配いりません。
頭上をモノレールが通る都道149号線に当たると、根川緑道は柴崎橋の下をくぐり抜け、
Bゾーンに入ります。
ここには、親水階段のある池や水上あずまやなどがあり、子供たちが水に触れて遊べる開
放的な「遊び」のエリア。
ちょうど柴崎体育館の入口前が親水広場となっており、ベンチで寛ぐ人、水辺で遊ぶ親子
連れなどで夏場は特に賑わっています。
またこの辺りには、立川市民や立川にゆかりのある文学者の詩碑・歌碑・句碑があちこち
に建立され、「詩歌の道」としても楽しめ、歌碑を辿りながら文学散歩をするの人もい
らっしゃいます。
この柴崎体育館東側に沿っている細い道は旧甲州街道(甲州道中)で、参勤交代の大名など
も通った歴史ある古い道なのです。
旧甲州街道から新奥多摩街道を渡り、そのまま南へ下るとすぐに多摩川です。
昔はその岸辺から川向こうの日野宿まで、渡し舟を使って渡っていたといわれています。
「日野の渡し」は、現在の日野橋ができるまで、甲州道中を往来する人々の渡しとして、
幕末から大正時代までの数百年間使われてきたそうです。
当時は高遠藩、高島藩、飯田藩の大名や甲府城勤番、旗本などもこの渡しを使ったそうで
すが、その渡しを記念する「日野の渡し碑」が、旧甲州街道沿いにある下水処理場の南西
角に建っています。
日野の渡し碑。
石碑には「かつて信濃甲斐相模への人々は、この渡しを過ぎると遠く異境に来たと思い、江戸に向かう人々は、江戸に着いたと思ったという」と刻まれている。
日野の渡し碑から小道を抜け、多摩川の土手を下り、多摩川の流れに近づくと、
日野の渡しがあったところは、現在、立日橋が架けられており、たくさんの車が行きかっ
ています。
柴崎町、錦町にまたがる広域の総合公園のことです。
根川緑道(ねがわりょくどう)も立川公園の一部です。
延長1.3kmの根川緑道(ねがわりょくどう)を軸に、その周辺には柴崎体育館や野球場、
陸上競技場などのスポーツ施設が点在しています。
園内の一角には2,000㎡の広さをもつ花菖蒲園があり、6月には50種あまりの花が一同に
咲きそろいます。
根川緑道は、崖線部から流れ込む湧水や古木となったソメイヨシノの並木などは現状のま
ま保全され、懐かしい根川の風景としてとどめています。
緑道は貝殻坂橋のところで終点となります。
多摩川と合流するこの付近は、根川緑道の最下流部にあたり、東京都が計画した「武蔵野
の路」是政から昭島コースの一部として位置付けられています。立川市HPより
歩いていける近くの観光地
普済寺(ふさいじ) 根川緑道(ねがわりょくどう)
日野の渡し跡・記念碑 諏訪神社(すわじんじゃ)
"一年に一度だけ桜の花とめぐり合う季節"
心ときめく桜のトンネルは、さくら通りから根川緑道へと続きます。
春の訪れを告げる“桜”をコンセプトに立川観光協会と国立市観光まちづくり協会が協働で
市内を代表する桜のスポットである「立川の根川の桜」と「国立の桜」をコース設定し、
地域観光・商業振興を兼ねたウォーキングイベントとして実施します。
このイベントをキッカケにより多くの人々が毎年桜の時期に国立市内・立川市内をワクワ
クしながら訪れてくれることをてくれる期待して行われています。
いかがですか?参加してみませんか?
開催日時 2019年3月31日(日) 午前10時~午後3時
※小雨決行(荒天中止)
受付場所
【立川発コース】JR立川駅北改札口外(ヤマダ電機側デッキ上)
【国立発コース】JR国立駅南口(nonowa前)
受付時間
午前10時~11時(受付後随時スタート) ※ゴール(午後3時まで)
コース
【立川発コース】
JR立川駅北改札口外(ヤマダ電機側デッキ上)→ 根川緑道 → 貝殻坂橋 → 青柳稲荷神社 → ママ下湧水 → 郷土館(お茶&名産品のサービス・健康チェック)→ 万世横 → 矢川駅前さくら並木 → さくら通り → 大学通り → JR国立駅南口(nonowa前)
【国立発コース】
JR国立駅南口(nonowa前)→ 大学通り → さくら通り → 矢川駅前さくら並木 → 万世横 → 郷土館(お茶&名産品のサービス・健康チェック) → ママ下湧水 → 青柳稲荷神社 → 貝殻坂橋 → 根川緑道 → JR立川駅北改札口外(ヤマダ電機側デッキ上)
距離 約8Km (所要2~3時間) ※午後3時までにゴールしてください。
参加人数 1,500名(両コース合計)
参加費 無料
参加者特典
希望者「健康チェック」受診(骨密度・体組成、郷土館講堂にて)
くにたち郷土文化館にてお茶・名産品のサービス!(数量限定)
完歩賞 お楽しみプレゼント!
ドリンク(数量限定)
ゴールにて日帰りバスツアー・立川名産品・湯楽の里入浴券・くにニャン缶バッジなどが当たる大抽選会も開催。
申込方法 当日受付にてお申し込み下さい。
※事前の申し込み、登録等はありません。
綺麗な桜を見ながら、小鳥のせせらぎを聞いて散策して、春を感じてみるのはいかがで
しょうか?
昔の人も歩いたであろう道を歩いて見るのも感慨深いものがあります。
短い桜の季節を楽しみませんか?
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