今、話題の猫カフェMOCHA 立川店のパルボウイルス事件
 
立川店のパルボウイルス事件

 

東京・立川のフロム中武の中にある猫カフェ「 MOCHA 立川店」が1日、

 

猫の体調に深刻なトラブルが発生したとして臨時休業しています。

 

ネット上では、このトラブルは「猫パルボウイルス」の感染によるもので、既に複数の猫

 

が死んだとの情報が拡散されて大騒ぎになっております。

 

従業員の方の内部告発で分かったもので、猫が死んでいるにもかかわらず、

 

社長の指示により営業が続けられ、

 

他の猫にも感染し、多数の猫が死ぬという事態が起きました。

 

情報が拡散され、批判が相次いでから営業を停止しています。

 

株式会社ケイアイコーポレーション

 

株式会社ケイアイコーポレーション・コスプレスタジオBooty、Freshスタジオ等展開して

 

いる会社が運営しており、店長はこの騒ぎの中でもライブに行ったりしていたそう。

 

すぐに隔離して、獣医さんの言う通りにすればそれ以上の進行を防げ、たくさんの猫を救

 

えたかもしれないのに、その進言した獣医さんは解雇され、

 

危機管理がなっていない金儲けのことしか考えていない店長のお陰でかわいそうな猫たち

 

は犠牲になりました。

 

この猫カフェMOCHAの口コミ

 

この猫カフェMOCHAの口コミは、関東一円良くなかったようです。

 

猫カフェMOCHA(モカ)の杜撰な飼育・管理体制も明らかになってきています。

 

この立川店以外にも新宿店、原宿竹下通り店では去年、パルボウイルスが蔓延していたそ

 

うです。

 

今回の立川店の場合と同様公表されていないようです。

 

元従業員によると猫の具合が悪くても、放ったらかし。

 

スタッフが独断で病院に連れて行くことを上層部は許さず、叱責を受けたとの証言が。

 

店の猫に勝手なことをするな、と。

 

猫が死んで数が足りないと猫を他から連れてきて補充していた模様。

 

感染初期なら、発症後1~2日以内に治療を始めれば、助かる可能性が高いと言います。

 

その段階で何故食い止めようとしなかったのでしょうか?

 

犠牲になるのは、弱い子猫、猫たちです。

 

パルボウイルス

 

パルボウィルスは、 パルボウィルス科に属するウィルスで、いったん感染すると、細胞の

 

分裂が盛んな腸、骨髄、リンパなどでどんどん増殖します。

 

パルボウイルスは空気感染し、この猫カフェで遊んでから他の猫カフェに行くだけで他の

 

猫カフェの猫たちまで感染してしまうような危険かつ強いウイルスです。

 

この猫カフェで遊んで、自宅に猫を飼っていた場合、うち猫に感染して広まっていきま

 

す。

 

もし、猫カフェで遊んだ記憶のある方は、ほかの猫カフェには出入りせず、他の猫にも、

 

もちろん野良猫にも触れないようにお願いします。

 

アルコールや熱湯ではウイルスを除去できないため、5~6%の次亜塩素酸ナトリウムで

10分以上の除菌が必要。

 

子猫の場合は感染すると90%死に至るそうです。

 

成猫の場合は、治っても後遺症が残る場合があり、獣医師がもっとも嫌う病気のひとつで

 

す。

 

致死率も高く伝染性も高いのが特徴で、消毒も難しく清浄化が困難な感染症です。

 

便、尿などと一緒に外界に排出されたウィルスは、最低3ヶ月はしぶとく生き残り通常の

 

消毒薬、紫外線などは効力無く、熱湯をかけても感染力はなくなりません。

 

外猫のように他の猫や感染猫の糞便から直接感染する場合と人の靴の裏などにウィルスが

 

付着し外出しない猫にも間接的な要因で感染することがあります。

 

ネコパルボウィルスと犬パルボウィルスは別物で犬のウィルスが猫に感染したりすること

 

はありません。

 

同様に人間には感染しません。

 

症状

 

潜伏期間は7~14日。

 

ペットショップなどで買った仔猫がウィルスを持ってくる場合も多く、購入後2週間は要

 

注意して、ほかに猫がいる場合は隔離して飼うとか必要です。

 

吐き気が初期症状で日に5‐6回ほど吐きます。

 

進行して吐く回数は増加し、その後下痢を併発。

 

発症後5日目あたりから血便になり多くは7日以内に死亡します。

 

症状が進行するとともに白血球が減少するので汎白血球減少症とも呼ばれています。

 

成猫でも感染しますが仔猫では特に症状は重く、吐き始めて数時間で亡くなる場合もあり

 

ます。

 

運良く回復した動物は治癒後、便尿に大量のウィルスを数週から数ヶ月にわたり排泄しま

 

すので感染がひろがらないように要注意です。

 

診断

 

糞便内のウィルスを検出するキットがあります。

 

血液検査では白血球の減少を確認しますが、初期では低下しません。

 

治療法

 

感染初期、発症後1-2日以内に治療をはじめた場合は助かる確立が高くなります。

 

一方で血便が始まる、白血球数がかなり少なくなるなど進行した場合は多くは助かりませ

 

ん。

 

使用薬剤はインターフェロン 抗生物質、抗炎症剤、下痢吐き気止め、白血球減少抑制剤

 

などです。

 

治療のポイントはどの薬を使用するかよりもいかに感染初期に治療を開始するかが重要

 

す。

 

吐き始まって5日も経過したあたりから治療をはじめても手遅れです。

 

予防法

 

ワクチンがありますので接種していれば感染しません。

 

確認したところ、うちの猫たちはワクチン接種していまして、一安心です。

 

近い地域だから、心配しました。

 

人間がウイルスを拡散していないこと、今以上に猫の犠牲は増えないことを祈ります。

 

猫カフェMOCHAは、店舗を急速に増やしているそうです。

 

これからも、こんなことを繰り返して営業していくつもりなんでしょうか。

 

子猫やここにいる猫の命を何だと思っているのでしょうか?

 

除菌剤が欲しい場合は獣医さんに言うと分けてくれるところもあるそうです。

 

相談してみましょう。

 

 

 

 

猫保護施設でも、欲しがる次亜塩素酸空間清浄機です。猫ちゃんのいるおうちでは1台欲しいところです。

 

現在のMOCHA立川店

 

せっかく素敵なお店なのに

 

電気は付いていたのですが、人のいる気配はなく

 

 

このようにビニールがかけられ、消毒作業をしている様子。

 

窓のあたりに見える猫タワーのようなものが悲しみを誘います。

 

もう二度とこういう事のない様にしていただきたい。

 

その覚悟がないなら、猫カフェなんてやらないでほしい。

 

合掌

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