次亜塩素酸水・この非常時に活用できる万能除菌剤

コロナウイルスが猛威を振るっています。

 

マスクもアルコール除菌もアルコールウェットティッシュも売り切れているそうです。

 

そんな時に病院でも使われている次亜塩素酸水。

 

うちでも、使っています。

 

使い方を分かればこんな便利なものはありません。

 

使いこなして、この非常時を乗り切りませんか?

 

次亜塩素酸水とは?

 

まず、次亜塩素酸ナトリウム溶液と次亜塩素酸水は違うものです。

 

次亜塩素酸ナトリウム溶液は、いわゆるハイターを水で薄めた物ですが、

 

次亜塩素酸水は、0.2%以下の食塩水(水に塩をまぜたもの)を特別な装置を用いて電気分

 

解させて作るので、残念ながら家庭で簡単には作れません。

 

次亜塩素酸水は、同じ濃度の次亜塩素酸ナトリウムと比較して、ノロウイルスに作用する

 

力が数十倍あると検証結果が出ており、ノロウイルスを確実に死滅させる殺菌剤として最

 

近、ホテルやハウスクリーニング、ご家庭でも広く活用されるようになってきました。

 

ホテルに宿泊していたお客様がインフルエンザだった、ノロウイルスだったという時の

 

客室の消毒や従業員の保護のために消毒を徹底するために使われています。

 

また、病院では拭き掃除には必ず、次亜塩素酸水を吹きかけ、タオルに湿らせ、

 

手はアルコール消毒をして必ず手袋をして使うという徹底ぶりです。

 

安全性も高く、次亜塩素酸ナトリウムのような強い漂白作用もありませんので、

 

洋服やカーペットなどにも用いることが可能です。

 

また、次亜塩素酸ナトリウム溶液を使っている病院では、濃度も用途によって細かく決め

 

られており、毎日、時間を決めて、新しいものに作り変えて使われています。

 

ノロウイルス・インフルエンザ対策に コロナウイルス対策にも

次亜塩素酸水が特に有効な効果を発揮するのは、ノロウイルス対策と言われます。

 

ノロウイルスは感染力・伝染力がきわめて高く、家族内に感染者が出た場合、

 

ウイルスたった4~5個ほど取り込んでしまうだけで次々と感染してしまうそうです。

 

ノロウイルスを死滅させることができる殺菌剤というものはあまり多くなく、

 

比較的有効とされる「次亜塩素酸ナトリウム」は取り扱いに注意が必要という点があり

 

ツーンとする匂いもあって、赤ちゃんがいる家庭やペットのいる家庭では扱いにくいで

 

す。

 

また、インフルエンザウイルス対策には、消毒用エタノールや次亜塩素酸ナトリウムが除

 

菌剤としてよく用いられてきましたが、消毒用エタノールは手荒れをおこすことがあり、

 

次亜塩素酸ナトリウムはそもそも手で触る事ができません。

 

インフルエンザウイルスの殺菌にも効果がある次亜塩素酸水が役に立ちます。

 

次亜塩素酸水は皮膚につけても影響がないため、ドアノブや蛇口などの消毒はもちろん、

 

直接手に振りかけての除菌にも使えますし、また超音波式の噴霧器を用いて次亜塩素酸水

 

を室内に撒き、空間ごとインフルエンザウイルスを除菌するというような使い方も可能で

 

す。

 

ジアイ―ノと言う家電が今出ていますね。

 

赤ちゃんからペットまで使えて、家庭でも扱いやすさが便利です。

 

10倍希釈では、加湿器に入れたり、赤ちゃんのおしりふきまでできるのです。

 

ただし、次亜塩素酸水は有機物に反応すると効果を失ってしまうので、

 

ノロウイルス感染者の嘔吐物や排泄物などに直接スプレーなどで振りかけても、

 

すべてのノロウイルスを殺菌することができません。

 

まず嘔吐物や排泄物を取り除き、水拭きをして片付けてから次亜塩素酸水で仕上げの殺菌

 

をするという方法が有効的です。

 

なお、ノロやインフルエンザの場合は、掃除をする者の二次感染を防ぐために

 

作業時は手袋をマスクを着用し、水拭きをした雑巾は廃棄をするか次亜塩素酸水で殺菌

 

し、念のため次亜塩素酸水で手を洗うというような対応が必要です。

 

今、流行っているコロナウイルスの対処も同じようにするのがいいでしょう。

 

コロナウイルスの場合も、目の角膜からもうつるそうなので、出来ればゴーグルも

 

つけると万全です。

 

家庭での扱いやすさ 台所・トイレ

 

次亜塩素酸水は口に入っても安全なため、台所やキッチンでの利用にも適しています。

 

肉や魚を切った包丁・まな板の除菌に用いたり、シンクや三角コーナーの除菌に用いた

 

り、ゴミ箱の清掃にも効果を発揮します。

 

食品添加物としても使われており、野菜にかけて新鮮さを保ったりされています。

 

また消臭効果も高いため、臭いが気になる箇所への消臭スプレーとしても活用できます。

 

ただし、一般的に販売されている次亜塩素酸水には、洗剤成分が混合されていませんの

 

で、洗剤で食器は洗ってから、仕上げの除菌として次亜塩素酸スプレーを活用すると効果

 

的です。

 

次亜塩素酸水の消臭効果はトイレ掃除においても発揮されます。

 

便器や便座、床や壁などで臭いが気になる箇所へ次亜塩素酸水をスプレーすることで、ト

 

イレの臭いの原因を作り出す細菌を殺菌し、さらに臭いの原因となる物質そのものも臭わ

 

ない物質に変化させてしまうため、強い消臭効果を得ることができます。

 

トイレの悪臭成分であるアンモニアなどと結合・酸化分解をして、臭わない化合物に変化

 

をさせてしまうので、強い香りで悪臭をごまかすのではなく臭いの元そのものを分解する

 

のでサッパリスッキリすることが特徴です。

 

トイレの消臭剤よりも効きます。

 

ただし、次亜塩素酸は臭い成分以外の有機物ともすぐに反応してしまうため、トイレが汚

 

れている状態でスプレーをしても、臭い成分以外と反応して水になってしまうため効果が

 

薄くなります。

 

まず綺麗に掃除をして、仕上げとして次亜塩素酸水を用いるのが効果的な使用法です。

 

うちでも、トイレ掃除に、ペットのトイレの消臭・殺菌に使っています。

 

「次亜塩素酸水」と「次亜塩素酸ナトリウムの希釈液」の違い

 

病院などでは、ピューラックスなど医薬品を用途によって希釈して24時間管理など細か

 

い管理方法で使用し、殺菌消毒しています。

 

ピューラックスとは
次亜塩素酸ナトリウム6%を成分とする医薬品の殺菌消毒剤です(ピューラックス-10は10%)。
医薬品ですので、「消毒」「殺菌」を謳う事もでき、キッチンハイターなどとは違い、医薬品ならではの徹底した製造管理、品質管理により成分が安定しており、信頼性が高いのが特徴。

 

時々、ドラッグストアでも置いてあるのを見かけますし、ネットでも購入できます。

 

よくありがちなのが、「次亜塩素酸水」と「次亜塩素酸ナトリウムの希釈液」は

 

違います。

 

次亜塩素酸ナトリウムなら、ハイターが有名です。

 

ハイターを水で希釈すると、「次亜塩素酸ナトリウムの希釈液」で嘔吐や排便の消毒にも

 

ノロウイルスにも使えます。

 

しかし、次亜塩素酸ナトリウムより、次亜塩素酸水のほうが安全で殺菌効果は高いので

 

す。

 

簡単に手に入る次亜塩素酸水

 

今は、すぐに使える次亜塩素酸水が手に入ります。

 

用途によって希釈すればいいので、簡単です。

 

 

ただ使い方や保存期間など注意がありますので、正しく使えば効果は強いものです。

 

この写真の物は、使用期限は6ヶ月となっていました。

 

使いこなして、このウイルスが流行っている時期をうまく乗り越えましょう。

 

私が購入した次亜塩素酸水は、2000ml入りで1980円と結構、安いです。

 

希釈して使うので、スプレーボトルで3本以上作れて、アルコールが手に入らないときに

 

は、結構お手軽かもしれません。

 

アルコールが手に入らない今、使ってみてはいかがでしょう?

 

次亜塩素酸水や次亜塩素酸ナトリウム溶液を使いこなして、このコロナウイルスを

 

乗り切りましょう。

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