「幸せを呼ぶ樹・幸せを見守る樹」ガジュマルの飼育法の基本

ガジュマルは人気の観賞植物です。

 

生命力もあり、割と育てやすいと言われています。

 

植物をすぐダメにしてしまう私もガジュマルは着々と育っていました。

 

が、猫が葉っぱをを食べてしまうのです。

 

朝起きると葉っぱがちぎれていることが何度もあって、

 

夏は直射日光の当たらない外においてよかったのですが、

 

冬は室内で育てていました。

 

猫が届かないところ、どこに置こう???

 

沖縄に自生しているガジュマル

 

「幸せを呼ぶ樹・幸せを見守る樹」などと呼ばれている観葉植物・ガジュマル

 

ガジュマルは、葉はベンジャミンゴム(和名 シダレガジュマル)とよく似ていますが、

枝が下垂しないことで区別するそうです。

 

和名 シダレガジュマル
Wikipedia

日本では沖縄に自生してます。

 

 

 

 

苗から育てる小さいガジュマルは、妖精のような形をしているものもあり、

 

 

また太い幹の大鉢は、風格が。

 

 

ガジュマルは、幹の途中から気根という根を出し、

 

その独特の姿で人気のある育てやすい観葉植物です。

 


日陰に強く、 冬越しには5℃程度の気温が必要。

 

やや肉厚で光沢のある葉が美しく、ベンジャミンゴム同様、部屋のグリーンの高木として

 

重宝されます。

 

生命力もあって比較的育てやすいと言われているのに、

 

そのガジュマルを殺してしまいそうになりました。

 

9月に庭にじか植えしてしまったのです。

 

根も混んできて、鉢を大きなサイズに変えないといけない時期になって、

 

いじるのが怖いことととしを、猫がいたずらするので、庭に植えてしまったのです。

 

ビニール袋をかぶせて、地面にもビニールを敷き寒くないようにしたつもりでしたが

 

年明け1月過ぎに覗いたら、葉っぱに黒点が。

 

 

慌ててちょっと大きな植木鉢に植え替え、急いで室内に入れました。

 

ガジュマルの栽培環境

 

ガジュマルは高温には強い植物で、春~秋にかけて屋外で管理することができますが、

 

低温には弱いので、寒さに当てないよう気をつけること。

 

ベランダ等で育てられている方は、気温が低くなってきたら生長が緩慢になるので、

 

室内に取り込まないといけないようです。

 

やっぱり、暖かいところじゃないとダメだったのですね。

 

あまり日光の当たらない日陰のところだったので寒かったのでしょう。

 

夏場の直射日光を当てると、葉焼けを起こしてしまうことがあり、

 

気温が高いほど葉焼けは起きやすくなるので、暑すぎる場合は日陰に移すか

 

室内でも直射日光を当てないように、レースのカーテン越し程度の日光がいいそうです。

 

しかし、ガジュマルは日光が好きで、日光がよく当たった方が健康な株になるので、

 

なるべく日光が当たる場所に置くといい。

 

うーん、むずかしいですね。

 

ちょっとなら、日光に当てて、あまり長時間はだめみたいですね。

 

また、ガジュマルの葉が傷んでしまうので、エアコンなどの風が直接当たらないように気

 

を付けるようにとのこと。

 

遮光するときにホームセンターや園芸店、100均でも購入することが出来る遮光ネットや

 

寒冷紗を使用すると簡単に遮光することができます。

ガジュマル耐陰性があるので、屋内でも日光が入る場所なら大丈夫です。

ある程度の大きさになり、根がしっかりと張っている健康な株であれば

 

関東以南の比較的暖かい地域であれば屋外越冬が可能です。

 

健康そうなガジュマルの写真をたくさん見ていたら、家のガジュマルもこんな健康的な

 

ガジュマルにしたくなりました。

 

用土

 

ガジュマルは高温多湿を好みますが、水はけの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こして

 

しまう可能性があり、そのため、出来るだけ水はけの良い土を使うのをおすすめします。

 

自分でブレンドする場合は、観葉植物用の土2:赤玉土1:鹿沼土1の割合でブレンドし、

 

生育環境に合わせて微調整が必要。

 

置き場所

ガジュマルは、日光を好み、不足すると徒長して葉の色がわるくなる。

 

5~9月の生育期は戸外に出してがっちりした株に。

 

ただし日照が不足していた鉢を盛夏の強い直射日光に当てると葉焼けを起こすので、

 

戸外の半日陰や明るい室内がよい。

 

水やり

水やりは、生育期の5~10月は、多湿を好むので、葉水かけを兼ねて葉にも水が十分にか

 

かるようにし、鉢土にもたっぷり水やりします。

 

冬場は、鉢土の表面が白く乾燥して2・3日してから、水を与えるように、乾燥気味で育て

 

ていくのが冬場のガジュマルの育て方のポイントです。

 

肥料

ガジュマルはあまり多く与える必要はありません。

 

生育期は2ヶ月に1回、肥料を与えるのが理想ですが、

 

伸びすぎて困るので少なめにしたほうが安全です。

 

冬はまったく与える必要はなし。

 

ガジュマルの植え替え

ガジュマルの株が大きく生長したら一回り大きな鉢に植え替えます。

 

だいたい2~3年に1回が植え替えの目安。

 

植え替えの時期は5~7月。

 

鉢から抜いた株は周りの土を1/3程落として一回り大きな鉢に新しい用土で植え付けま

 

す。極端な根詰まりは下葉が落ちる原因になります。

 

冬越し

観葉植物の育て方のポイントの一つは冬越しです。

 

ガジュマルはゴムの木の仲間のなかでは寒さに強く5℃以上で越冬するので、

 

室内に置いておけば大丈夫。

 

病虫害

ガジュマルは丈夫でほとんど病虫害の心配はないのですが、

 

風通しが悪いとカイガラムシが発生することがあり、

 

薬剤を散布して駆除するか、歯ブラシなどでこすり落とします。

 

 

 

ガジュマルの特徴

ガジュマルは人気の観葉植物で、沖縄地方では「キジムナー」と呼ばれる精霊が宿るとい

 

われています。

 

ガジュマルは熱帯~亜熱帯地方に分布する常緑高木なので暖かくて日光のある場所を好み

 

、日光にあてること、水のやり方には気を配る必要がありますが、基本的には育てやすい

 

観葉植物です。

また、ガジュマルは、幹の途中から気根という根をだして、気根が地中に付くと太くな

 

り、ガジュマルの木を支える支柱根となります。

 

地植えにされているガジュマルはこの気根が多く、不思議な雰囲気を醸し出し、

ガジュマルのその太い幹とまるく厚みがある濃い緑色をしている葉は生命力を感じさせ、

 

独特な形をしているので人気があります。

 

鹿児島県沖永良部島の国頭小学校の校庭には樹齢100年を超える日本一のガジュマルが植

 

えられています。

 

 

ガジュマルには尖閣ガジュマルやパンダガジュマルなどの種類があり、葉の形などが違い

 

ます。

 

ガジュマルの生命力

 

ガジュマルの生命力は観葉植物の中でもとても強いです。

 

ガジュマルの木の根は、コンクリートを突き破るくらいの強い生命力を持っていて、

 

他の木をその強い力で巻き付き、絞め殺すことから「絞め殺しの木」とも呼ばれているそ

 

う。

 

樹高は20mに達するものもあり、建物を侵食しながら生長していくぐらいの生命力があり

 

ます。

 

ガジュマルは古くから「精霊が宿る木」と言われ、海外でも神聖な木として扱われてきま

 

した。

 

 

ガジュマルの自生地は国内にあり、沖縄、屋久島、種子島などが中心になっていて、

 

また、海外は台湾、マレーシア、熱帯アジア、オーストラリア北部に幅広く分布していま

 

す。

 

まとめ

 

私のガジュマルを見たら、枝も細くて葉っぱも色が悪く

 

死にそうだったと言うのが分かります。

 

たくさんの写真のように育て方に注意して、根の張った立派なガジュマルに

 

育てようと思っています。

 

 

新芽も出てきたので、根っこも太く大きくなるように大事にしようと思います。

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