今も多い円形脱毛症の悩み・症状と治療法

 

私が雑務している病院で、可愛いお嬢さんがいつもニット帽をかぶっていました。

 

食事の時も、一日中かぶっているのですが私は違和感なくいたのです。

 

でも、こんなかわいいお嬢さんがなぜ入院しているんだろう、

 

何処が悪いんだろうと時々思っていました。

 

ある日、お部屋の掃除に入ったらその可愛いお嬢さんのお部屋だったようで

 

お部屋では帽子をかぶっていなかったのです。

 

そしたら、ハッとしたのですが綺麗な長い髪に一部地肌が見えていて

 

「あ、それでいつも帽子をかぶっていたんだ。」と思いあたったのです。

 

詳しくは分かりませんが、たぶん円形脱毛症なのでしょう。

 

髪が抜けたり、脱毛班ができたりした時、何をすべきでしょうか。

 

同時期に、娘が円形脱毛症になったということで

まずは、円形脱毛症についての理解を深めてみました。

どの様な特徴があるのか?症状は?原因は?治療法は?など、

円形脱毛症の正しい知識を身につけ、噂や思い込みなどに惑わされないように

 

治療していきたいです。

 

一番軽い症状の「単発型」の脱毛症だと、約80%の人が1年以内に治癒しているとのデー

 

タがあるそうで、過度に不安がる必要はないそう。

 

大切なのは、「円形脱毛症かな?」と思ったら早めに皮膚科に受診すること。

また、頭髪が脱毛してしまう、円形脱毛症とは違う病気の場合があります。

特に、子どもの場合はストレスで頭髪を自分で抜いてしまう「抜毛症」のケースも考えら

 

れます。

 

「抜毛症」とは髪の毛を抜く癖がやめられなくなる病気。時に頭皮の一部の髪がすっかりなくなるほど重症化することもあり、治療が必要な心の病気です。女性に多く、20代までの若い年齢で始まる傾向があります。ストレスなどの原因と、精神科で受けられる薬や心理療法などの治療法、対策法があります。

円形脱毛症とは?

 

円形脱毛症はどんな病気?

「円形脱毛症」とは、円形や楕円形の脱毛斑が突然生じる疾患です。

 

一般的には10円玉くらいの脱毛と思われていますが、頭部全体に広がるものや、眉毛やま

 

つ毛、体毛などに及ぶ重度のものまで、その症状はさまざまです。

また、場合によっては、完全に発毛しても再発することもあります。

 

円形脱毛症の特徴は?

円形脱毛症には、いくつか特徴的な症状があります。

【初期症状】

何の兆候もなく突然脱毛が始まった。
頭部に地肌が見えるところがある。
爪に小さなでこぼこがある。
アトピー性疾患(アトピー性皮膚炎、気管支炎、アレルギー鼻炎のいずれか)を
患っている。
脱毛斑が円形または楕円形であり、境界が比較的はっきりしている。

【進行中の症状】

朝起きた時、枕に抜けた毛が数本以上見られる。
脱毛斑の周囲の毛を引っ張ると簡単に抜け、痛みもほとんどない。
抜けた髪の毛の毛根の部分が、細く尖った状態である。
脱毛斑が広がってきた。

【回復期の症状】

脱毛斑の一部に細く短い毛が生えている。
脱毛斑に毛穴が点々とみえる。
脱毛斑の周囲の毛を引っ張っても容易に抜けない

 

「円形脱毛症かな?」と思ったら

皮膚科などの専門医療機関を受診して相談しましょう。

 

円形脱毛症かそうではないのか、素人判断は危険です。

「ひとりで悩まず、どんなことでも相談して、適切な診断のもとで、きちんと治療する」

 

こと、「症状と上手に付き合っていく」ということが大事なのです。

 

不安や悩みのストレスは円形脱毛症に良くないので、信頼できる先生の力を借りましょ

 

う。

 

中には、それを隠すことばかりに気を取られて、

 

きちんとした治療に取り組まずにいる人もいるようです。

 

そのために完治までの時間が延びてしまったり、時には悪化してしまう場合もあります。

恥ずかしいからと勝手に調べて自己流治療法を行う前に、一度皮膚科医に相談すること

 

が大事です。

一方で、自宅や自分でやるとよいこともあります。

頭皮環境を整えるシャンプーや、頭皮マッサージも正しい方法でやってみるといいです。

 
その他、脱毛斑を上手に隠す方法や、治療中においても豊かな生活を送る工夫など、

 

治療生活に役に立つ情報もシェアしてもらえます。

極力普段と変わらない生活を送ることにより、ストレスをためない生活を送ること

 

が大事です。

 

円形脱毛症の種類

 

円形脱毛症は「単発型」から、「多発型」「蛇行型」「全頭型」「汎発型」の種類にわけ

 

られます。

単発型

突然、頭髪に円形または楕円形の脱毛斑が出来る、円形脱毛症の中では最も多くみられるタイプです。

脱毛斑は頭髪だけではなく、眉毛や体毛などにも発生する場合があります。
発症年齢は子どもから老人まで幅広く男女ほぼお同じようにみられます。
約80%の方が1年以内に治癒すると言われていますが、まれに次の段階である「多発型」に移行する場合があります。

多発型

円形脱毛斑が2つ以上発生するタイプです。
適切な治療を行っても、完治まで半年から 2年くらいかかる場合が多いと言われています。

さらに脱毛斑が結合し拡大する場合(多発融合型)もあります。

 

 

蛇行型

脱毛斑の結合が細長く、後頭部から側頭部の生え際にそって蛇のように広がるタイプです。

治療期間が複数年に渡る場合があります。

 

全頭型

脱毛斑が頭部全体に広がり、最終的に頭髪が完全に抜け落ちてしまうタイプです。

非常に治りにくい例が多く、治療が長期に渡る場合が多いとされています。

そのため治療と共に、ウィッグ(かつら)などを使って、円形脱毛症と上手につきあう工夫が必要となってきます。

 

汎発(ばんぱつ)型

さらに症状が進行し、頭髪はもとより、眉毛、まつ毛、体毛など全身全ての毛が抜け落ちてしまうタイプです。

円形脱毛症の中では最も重度なタイプと言われています。

全頭型と同じく、治療が長期に渡る場合が多いため、こちらも同様に、治療の継続とともにウィッグ(かつら)などを活用して、円形脱毛症と上手につきあう工夫が必要となってきます。

 

 

円形脱毛症の発症の原因

 

円形脱毛症の原因については、“髪の毛の毛根組織に対して免疫機能の異常が発生”する

 

自己免疫疾患を原因とする説が近年では有力です。

免疫機能の異常を発生させる要因としては、疲労や感染症などの肉体的・精神的なストレ

 

スや体質的なものがあります。

 

自己免疫疾患
「自己免疫疾患」とは、外部からの侵入物を攻撃することで私たちの体を守ってくれてい

る免疫系機能に異常が生じ、自分の体の一部分を異物とみなして攻撃してしまう病気で

す。

円形脱毛症は、Tリンパ球が毛根を異物と間違えて攻撃してしまうために発症すると考え

られており、その攻撃により毛根が傷んで、髪の毛が突然抜け落ちてしまうのです。

しかしなぜその様な異常が生じてしまうのかは、まだ明らかになっていません。

円形脱毛症は、甲状腺疾患、尋常性白斑、SLE、関節リウマチ、あるいは重症筋無力症などの各種自己免疫疾患と併発することがあります。

特に、甲状腺疾患は約8%、尋常性白斑は約4%の患者が、円形脱毛症を併発していると言

われています。

アトピー素因
アトピー性疾患(アトピー性皮膚炎、気管支炎、アレルギー性鼻炎のいずれか)を持っている人のことを言います。円形脱毛症患者の40%以上がアトピー素因を持つと言われ、半数以上が本人もしくは家族にアトピー素因が認められ、深い関連があるとされています。

精神的ストレスによる影響
円形脱毛症の発症要因のひとつとして、「精神的ストレス」が挙げられます。
精神的ストレスを受けると、それに抵抗するために交感神経が活発に動きますが、交感神経は、心肺を早く動かしたり体温を上げるなど働き、身体がストレスと闘う準備をします。
このとき、ストレスが強すぎたり長く続いたりすると、交感神経に異常をきたし、その結果、血管を収縮させ、頭部への血流が悪くなり、毛根への栄養補給が行き届かなくなって脱毛が引き起こされると考えられます。
また、ストレスは、毛根への栄養補給を妨げるだけでなく、「自己免疫疾患」や「内分泌異常」などのさまざまな疾患を誘因することもあります。

遺伝的要素
大規模調査によると、円形脱毛症患者の約8.4%に、同じ病気を抱えている家族がいると報告されています。親等が近いほど発症率が高く、欧米の調査でも、円形脱毛症には遺伝的要因が関係する可能性が高いと言う結果が出ています。

出産後の女性ホルモン値の変化
妊娠から出産後における女性ホルモンの減少も、原因の一つと言われています。
妊娠中、体内の女性ホルモン値は通常の100倍以上に増加していますが、出産すると一気に通常値に戻ります。女性ホルモンには発毛促進の作用があり、逆に減少することで抜け毛につながり、毛周期との関係で産後3~4ヶ月後に抜け毛が多くなります。
多くの場合は頭髪全体のボリュームが減る産後脱毛となりますが、このときに、円形脱毛症になることがあります。さらにアトピー素因を持つ場合、それが加速されやすいというデータもあります。
ホルモンバランスだけでなく、育児の忙しさによる食事の偏りや出産のストレスが原因になることもありますので、産後の抜け毛には特に気をつけることが大切です。

 

私もお産後は毎日、髪をブラッシングするたびに怪談のお岩さんのようにごそっと抜けた

 

のを覚えています。

 

円形脱毛症とストレスの関係

発症後も、症状に対する驚きといらだち、将来完治するかについての不安、他人の目が気

 

になることなど、さまざまな理由からストレスを感じることが多く、治療にマイナスの影

 

響を与えることもあります。

 

ストレスとの上手な付き合い方が治療に重要となってくるでしょう。

 

円形脱毛症であるということは、心理的にも辛いものです。

 

脱毛することに対する喪失感や、他人の目が気になり、会社や学校に行きたくなくなった

 

りすることで、意欲や思考が低下し、憂鬱な気分になり、うつ状態におちいることもある

 

でしょう。

ストレスをためないために、治療生活中でも普段と変わらない生活を送ることが必要で

 

す。

 

そのための生活の知恵と工夫や、治療生活中の生活の質を高めるコツもご紹介します。

リラックスできる環境づくり

治療生活以外にも、職場や学校、家庭などでストレスが生じてしまうケースもあります。

 

その場合、ストレスの要因と距離を置くことがいいのですが、それが困難な場合、ストレ

 

スをためないために、音楽や映画などの趣味、入浴、マッサージ、食事など自分に合った

 

ストレス発散をするのもおすすめです。

 

円形脱毛症の治療も、重症となると治療が長期になる場合もあります。

 

大事なことは、治療が生活の全てになってしまうのではなく、自分らしく過ごしながら治

 

療を続けることです。

 

趣味や習い事、レジャーやファッションを楽しみ、精神的な負担が軽くなれば、ストレス

 

の軽減にもつながります。

 

肩の力を抜いて前向きな生活を送り、生活の質QOLを高める工夫をして生活しましょう。

 

普段と変わらない生活を送る手助け

円形脱毛症は、症状により脱毛範囲が異なりますが、それぞれの症状にあわせて、普段と

 

変わらない生活を送るためのアイテムやコツがあります。

例えば、ウィッグ(かつら)や帽子などは、脱毛の対策として重宝します。

ウィッグ(かつら)をつけることで、人の目を気にせずに生活ができるのはもちろん、帽

 

子などを取らなければならないプールや浴場などでも、普段通りの生活を送ることができ

 

ます。

 

ウィッグなどは今は結構おしゃれなものも増えていますし、一般にも普及しているので

 

違和感なく使えます。

また、頭を包み込むような帽子をかぶれば、脱毛が進行している時期に、家の中に髪の毛

 

が落ちて散乱することを気にせずにすみます。

その他、気軽に使えるバンダナやスカーフなどの小物も、単発型などの軽度の脱毛をおし

 

ゃれに隠すのに便利です。

全身の体毛が脱毛する汎発型の場合には、まつ毛・眉毛を描いたり、自分にあったものを

 

付けたりすると良いでしょう。

 

また、鼻毛が脱毛することにより鼻の粘膜が乾いたり傷んだりしやすくなりますので、外

 

出時はマスクの使用がおすすめです。

 

頭皮マッサージ 

 

張った頭皮を揉みほぐす

抜け毛に悩む方の頭皮は、ゆとりなく張っている場合が多いです。

硬くなった頭皮を揉みほぐすことによって血行が良くなり、髪にも栄養が行き届きます。

 

耳の周りに両手の指をおき、頭皮を上に向かって引き上げます。(1回5秒×4回)

顔の表情が変わるぐらい指先に力を入れて行い、指の腹を地肌から離さないようにするの

 

がポイント。

 

両手の指を頭頂部の周辺におき、頭皮を左右に動かします。(7往復)

同様に頭皮を前後に動かします。(7往復)

マッサージというより頭皮の運動と思って行うことがポイントです。

 

 

正しいシャンプーの仕方

頭皮は汗・皮脂の分泌が盛んなため、毎日洗う必要があります。

優しく洗ってしっかりとお湯(シャワー)で十分に洗い流します。

まず、髪を十分にお湯(シャワー)で流します。多くの汚れはお湯でとれます。

十分にお湯で汚れを流しておくことによって、少量のシャンプーで洗髪できます。

 

シャンプーを手のひらにとり、十分に泡立てます

お湯洗いで落ちなかった皮脂や整髪料の汚れをシャンプーで落とします。

シャンプーを手のひらにとり(500円玉程度)、良く泡立てます。

洗顔ネットなどを使ってよりきめ細かい泡にするのがコツです。

 

地肌をマッサージするように洗います。

よく泡立ったら頭皮につけて指の腹を使って頭皮を優しくマッサージしながら洗います。

この時に爪を立てないように、地肌を痛めないように、指の腹でやさしく洗います。

 

髪の毛は泡でなでるように優しく洗います

髪の汚れは泡のチカラで十分です。髪をこすったりすることは髪を傷めます。

シャンプーが髪や頭皮に残らないように、しっかりと洗い流します。

どんなに優しいシャンプーでも、残してしまうと頭皮トラブルの原因になりますので、

 

シャンプーが残らないように、すすぎは丁寧に。

トリートメント(コンディショナー)を塗布します。

髪の傷んだ部分を補修するものですので、髪に行き渡らせ、特に毛先に十分揉みこんで

 

、しっかり洗い流してください。特に髪の生え際に残りやすいので、きちんとすすぎま

 

す。

その後、髪と地肌をしっかり乾かします。

タオルで髪を挟むように優しく水分をとり、次にドライヤーで適度に乾かします。

 

頭皮がいつまでも濡れている状態にしていると、地肌が蒸れてかゆみやフケのもとになり

 

ますので、素早くドライヤーで乾かしてください。

 

円形脱毛症の治療法 

ステロイド局所注射
炎症や免疫機能を抑える効果のあるステロイドを、脱毛斑に注射で注入する治療法です。
症状が改善しない単発型、および多発型の成人患者に対して使われます。

高い発毛効果がある反面、ステロイドの副作用を考慮し、子どもに対しては行いません。また、注射時に強い痛みを伴うことと、副作用として注射部位が陥没する場合があるので注意が必要です。

局所免疫療法
人工的にかぶれを起こす化学試薬、スクアレン酸ジブチルエステル(SADBE)か、ジフェニルシクロプロペノン(DPCP)を使って、かぶれを起こさせることにより発毛を促す治療方法。最初は1%ないし2%の高濃度なものをつけ、2週間後に低濃度なものを塗布、その後至適濃度まで徐々に濃度をあげて治療します。
本治療法は、比較的広範囲に脱毛している患者に対して行われます。子どもにも使用でき、約9割もの人に発毛効果があると言われていますが、かぶれやじんま疹、リンパ節腫脹などの副作用を生じることがあり、アトピー性皮膚炎、湿疹、じんま疹がある人は、一時的に症状が悪化する事があるので注意が必要です。

また、治療期間が半年から1年以上で、じっくり取り組む必要があります。
有効性があるとされている治療法ですが、日本では保険適応の認可が降りていないため、自費診療となります。

内服薬(飲み薬)の使用
円形脱毛症の治療に使用される場合があり、効能が確認されています。

ステロイド内服
抗アレルギー薬(第2世代抗ヒスタミン薬)
セファランチン
グリチルリチン、メチオニン、グリシン複合薬

 

 

外用薬の使用

 

ステロイド外用
塩化カルプロニウム外用
ミノキシジル外用

 

 

 

冷却治療
ドライアイスや液体窒素などを脱毛斑にあて、誤作動を起こした免疫細胞の働きを抑えて、毛髪の再生を図る治療法です。

治療の際は、ドライアイスを直接あてたり、液体窒素を脱脂綿や綿棒で湿布したり、スプレーしたりします。
治療の際、軽い痛みがありますが、簡便で副作用もほとんどない方法です。

紫外線療法
アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬などの皮膚病などに対しても行われる治療法です。
PUVA治療法、ナローバンドUVB療法、エキシマレーザー療法などがあります。
回数や頻度は症状により異なりますが、2週間に1回~6回程度、数か月にわたって治療を行います。副作用としては、紫外線を照射するため、肌の炎症からくるヒリヒリやかゆみ、ひどいときには水ぶくれが生じる場合があります。
効能については、広い範囲で脱毛する全頭型や汎発型で効果があったという報告があるため、重度の患者に使用されることがあります。なお、子どもの治療にはおすすめできません。

直線偏光近赤外線照射療法(スーパーライザー療法)
「スーパーライザー」と呼ばれる装置を使用し、皮膚の奥まで届く特殊な赤外線を脱毛斑に照射する治療法。

この光の波長は体の奥までも届くため、鎮痛、消炎効果で痛みと腫れがひくので、筋肉や関節の治療用としても使われています。
また、直接照射することにより全身の血行が良くなるため、自律神経失調症の治療に使われることもあります。
簡単に治療を受けることができ、副作用も軽いことから、単発型や多発型の治療に使用される場合があります。

点滴静注ステロイドパルス療法
点滴により、ステロイドを3日間ほどの短期間で大量投与する治療法です。
発症後6か月以内の成人患者で、急速に進行する重症例に有効な治療法。

発症後6か月以内の患者には約6割効果が見られますが、発症後6か月以降の患者には16%程度しか効果が見られないため、発症後早期の重症患者にのみ行われます。
発症早期の重症患者に対しては高い効果が実証されている半面、子どもには成長障害が生じる可能性がありますので、行いません。
ステロイドを大量に使いますので、入院が必要となります。不眠、動悸、頭痛、微熱、倦怠感などの副作用がでる場合があります。

 

ウィッグ(かつら)の使用

スウェーデンでは、ウィッグ(かつら)は医療器具として認められているそうです。

 

国内においても多発型・蛇行型・全頭型・汎発型の方の治療に、かつらの活用を考慮して

 

も良いそう。

 

直接的な治療効果はありませんが、紫外線や、物理的な衝撃から頭皮を守れることや、

 

また、かつらを身につけることにより、普段と変わらない生活が送りやすくなることか

 

ら、精神状態を改善する効能が報告されています。

 

おしゃれの一つとして考え、楽しんで着用すると良いです。

 

まとめ

 

きちんと病院に通って治療を受けながら、ストレスを少しでも少なくするように生活する

 

ことを念頭に普段通りの生活をして行けると理想ですね。

 

何がストレスになっているのかわからないときも、ゆったりとお風呂に入ったり

 

リラックスすることを心がけるといいかもしれません。

 

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