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悩みますね。
子供は赤ちゃんから2~3歳の頃の日常の動作では特に利き手はなく両手で持っています
が、段々左手で持つことが多いと左利きになります。
親がいつも気にかけてあげて、右手に持たせ直していると自然と右利きになる子もいま
す。
それでも気が付くと左手で持っていて、その方が楽な子が左利きです。
なぜ右利きと左利きになるのかははっきりとしたことは分かっていません。
遺伝という説もありますが、全体の10%が左利きになるそうです。
左利きは、右脳を右利きの人より使うので右脳がつかさどる空間認識能力に長けているよ
うです。
だから、レオナルド・ダ・ビンチや本田圭佑のように芸術家やスポーツ選手に多いのかも
しれませんね。
何かを思い出すのに脳の中でフラッシュ写真のように記憶しているので全体像を瞬時に見
れるのは左利きの子供さんに多いです。
東大生の約2割が左利きだそうです。
両親はどちらも右利きでした。家族で左利きは私だけです。
子供の時は食事で右利きの姉とぶつかってしまうのでいつでも左はじに座っていました。
いまでも、たくさんの方とお食事をするときは、なるべく人とぶつからない左隅に座るよ
うにしています。
昔は、左利きは矯正させられました。
私も学校から帰ってくると右手で字を書く練習をさせられたものです。
でも、練習しているうちに鏡文字(まるで鏡に映したような文字)になってしまったり
日常生活ではやっぱり不便でした。
なんといっても世の中は右手社会です。
駅に行っても、スイカをタッチするのは改札口の右側。右手でタッチするように出来てい
ます。
今では余り使うこともなくなりましたが、公衆電話、コインを入れる口は右側で、左から
出ている線につながって左手で受話器を持つように出来ています。
缶切り、はさみも右利き用ですね。左利き用はお値段割高です。
今は包丁も両刃を研いでもらっています。だから、包丁の刃の減りが早いです。
フライ返しや木べらは右利き用の角度になっているので、先が平たんになっているものを
使わないと不便です。
編み物は左手では教えられないからと最初から右手で教えてもらったので普通に右手で出
来ます。
缶切りも最初からそれでやってきているので右手で出来ますし
かえって、左利き用のはさみは使えません。
マウスだって最初から右手でやっているのでそれで大丈夫ですし。
日常生活特に負担にはなりません。
わざわざ、左用の物を買ってくることはしなくても大丈夫で、それなりに使いこなせてい
ます。
もし子供さんが欲しいと言ったものだけ用意してあげるようにしてください。
買ってこないとならないものは、ゴルフクラブ、野球のグローブなどスポーツ用品です
ね。
左利きで何が一番負担になるかというと、「右手でやれ」と言われることですね。
学校の先生も治せという先生も多く、それが嫌でした。
書道も習っていましたが、先生が左手で思いっきり好きに書きなさいと言われてとても楽
しかったのを覚えています。
私は自分の経験から矯正はしませんでした。
でも、小学校で先生に書道の時“できれば右手でも書くように”と言われたらしく
学校に行きたくないと言ったことがありました。
先生に手紙を書いて「うちでは矯正は一切していないのでそのままでお願いします」と。
それからは特に何もなく元気になりました。
万年筆が使えないけれど、縦書きにすれば同じだし(横書きだとインクが乾かないうちに
手でこすってしまう)
逆にそろばんなんかは右手ではじいて、左手で答えを書くので便利でしたし、
車の運転とか左手を使うことが多くても全然平気でした。
今考えても、左利きで何が不便とか特にありませんが、あえて言うと
薬の瓶とかスクリュー式のふたがうまく回せなくて苦手ですね。
結論から言うとそれほど不便はありません。
無理やり矯正することで精神的なストレスを感じてしまう事には注意しないといけませ
ん。
特に子供の頃に強制させようとすると吃音になったり、チック症になってしまったり
精神的に追い詰めることはせずに、両方の手を使えるようにしていったほうがいいとおも
います。
両方の手が使えるメリットの方がずっと大きいです。
スポーツが得意な子どもさんなら、グッズはちょっと高くついてしまいますが、
才能を伸ばせば優秀な選手になるかもしれませんし、
その子の個性と思ってご両親が見守ってほしいと思います。
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