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呼吸法と瞑想が今のトレンドらしい 初心者の私が調べてみました。

 

娘が最近、瞑想しているという。

 

集中力が増して、締め切り時間にきちんと間に合ういい仕事が出来るようになった。

 

夜もぐっすり眠れるようになったと言うのです。

 

瞑想は呼吸法も深い関係があります。

 

また、きちんとした呼吸法をするにはよい姿勢が大事と言います。

 

今、若い人たちに瞑想をする人が増え、自分自身にいい影響が出てきて、仕事に対する集

 

中力も上がると言います。

 

興味を持って、調べてみることにしました。

 

呼吸法とは

 

学生時代に合気道をやっていて、そこでも呼吸法が大事と教わりました。

 

合気道の動きの中心は、人間の重心である臍下丹田と言う場所です。

 

臍下丹田(へそ下5センチほどの場所)を中心として円を描き、

 

「気」を発揮させて技をします。気の力を「呼吸力」と言います。

 

瞑想でも、姿勢と呼吸を整えることが非常に重要ということです。

 

呼吸法(こきゅうほう)は、呼吸(息)のしかた、身体の機能を向上や、心の働きを活発化させ、心の落ち着きをもたらしたり、心身全体の調和をもたらすために呼吸を能動的に行うものです。

 

瞑想とは

瞑想とは、深い呼吸をすることにより、脳へ大量の酸素を送り込み、

脳をリフレッシュさせ、脳を最適化すること。

脳のメンテナンス。

 

あらゆる情報に溢れた現代で

 

私たちの脳には毎日様々な情報が入りこんできます。

 

見たい、見たくないに関わらず

 

目にしてしまう情報も多々あるなかで

 

その現代人の脳内にたまった情報を整理し、適切に並べ替え、

 

多すぎる情報を最適化することが、瞑想と言えるのです。

 

瞑想と言うと、変な宗教でを思い浮かべる方もいるのではないかと思いますが、

 

宗教ではありませんので、心配はいりません。

 

瞑想は、日本の座禅に似ているものと思ってください。

 

静かにひとり我を振り返り、瞑想によって我を取り戻す。

 

一つの目的へ集中出来るようにするものが、瞑想の目的です。

 

最近の研究結果によると、

 

社会人が瞑想を実践すると、集中力がアップし、記憶力も上がることが証明されました。

 

ネガティブな気分にもならず、精力的に仕事をこなし続けることができるようになるそ

 

う。

 

短期間の瞑想でも学習能力や記憶力が向上し、感情が安定し、共感力が向上し、

 

意思決定能力や同時処理能力が向上し、自律神経機能の安定化、幸福感、安心感、リラッ

 

クス状態を得られるということである。

 

娘が言っていた通り。

 

また瞑想を長く継続していくことで、生活の質全般を向上していくばかりか、

 

加齢による脳の萎縮を防ぎ、健全な脳機能を保ち認知症の予防にもなる。

 

認知症にならないために、サプリとか一生懸命飲んでいるけれど

 

瞑想をする事が身体には効果があって、いいのかもしれない。

 

生涯現役で幸せで豊かに暮らしていくためには

 

瞑想をすることはいいのかもしれない。

 

心、姿勢、呼吸はセット

 

現代人は無意識に猫背になってしまっているのです。

 

その原因は、スマホとPC、運動不足です。

 

姿勢の悪さは

・視力の低下
・腰痛、肩こりの悪化
・頭痛
・疲労

の原因に。

 

猫背になってしまうと呼吸が浅くなり、呼吸が早くなります。

 

浅い呼吸の人はいつもイライラして、心が落ち着かず乱れるのです。

 

日常を落ち着いてリラックスするためには、姿勢を正し呼吸を深くする

 

ことが大切です。

 

背筋が伸びていないと深い呼吸が出来ないですし、

 

深い呼吸が出来ないと心が整わないからです。

 

心、姿勢、呼吸はセットなのです。

 

正しい姿勢

 

瞑想では、姿勢と呼吸を整えることが非常に重要です。

 

姿勢を正しく保つことは心と体の健康を維持することであり、

 

手軽に実践できる方法です。

 

姿勢を正すと、人の体は適切な位置に収まります。

 

背中や首の痛み、頭痛、疲労などといった悩みを緩和することが可能です。

 

全身が健康で、背筋をピンと伸ばして立って(座って)いれば身のこなしもずっと軽やか

 

になり、自信も付くはずです。

 

立っている正しい姿勢は、頭頂部から出た紐が、天井へ向かって体を優しく引っ張り上げ

 

る様子を常に思い描きます。

 

頭の上に本を乗せているような感覚で歩くよう心がけましょう。

 

ふくらはぎを使って姿勢と重心を保ちます。

 

楽な気持ちで少し弾むように歩いてると、余計な力が抜けて上半身が軽くなり、背中や

 

肩、首にかかる負担の緩和と腹筋強化に効果的な真っすぐな姿勢になっていきます。

 

魅力ある締まったふくらはぎと腹筋を実現できる方法です。

 

正しい姿勢をすると、すぐに疲れてしまって悪い姿勢に逆戻りしてしまい、

 

長時間維持できないことも多いと思います。

 

正しい姿勢を維持するには、ちゃんと筋肉が使われていないといけないのです。

 

悪い姿勢を改めて正しい姿勢をキープするということは、普段使っていない筋肉を使うこ

 

とになりますから、体が疲れてしまうのです。

 

姿勢をキープできる筋力をつけることができれば、正しい姿勢で長時間過ごしても辛いと

 

感じることもなくなります。

 

姿勢を意識した日常動作が、実は体幹を鍛えることにつながりそうです。

 

また、正しい姿勢は、太りにくい体になるというメリットがあります。

 

正しい姿勢をキープすると筋肉が使われるので、基礎代謝量がアップします。

 

何もしなくても消費されるエネルギー量がアップするので、太りにくい嬉しい体質へと変

 

わっていきます。

 

他にもむくみにくくなったり、肩こりや首こりが解消されます。

 

電車に乗っているときも、スマホばかり見ていないで姿勢を正し、へそをへこます感覚で

 

深い呼吸をして見るだけでも、違ってきます。

 

初心者の私はまずそこから、やってみます。

 

呼吸は鼻から吐いて、鼻から吸う

 

瞑想での呼吸の仕方は、ゆっくり長く吐くことに意識をします。

 

呼吸と自律神経には密接した関係があります。

 

呼吸は、吸うと緊張します。このとき交感神経が優位になっています。

 

吐くとリラックスします。このとき副交感神経が優位になっています。

 

瞑想するときはリラックスして、副交感神経が優位にさせたいので

 

ゆっくり吐くことに意識を集中させたいのです。

 

息は吸うときの倍の秒数で吐くのが理想です。

 

5秒で吸ったなら10秒掛けて吐き、6秒で吸ったなら12秒掛けて吐きます。

 

この時ポイントとして、吐く時におへそを背骨に近づけるイメージで吐くと

 

うまく呼吸を吐き切ることが出来ます。

 

正しい腹式呼吸には人間が本来持っている内蔵の機能を蘇らせる効果があります。

 

腹式呼吸で深い呼吸をすることで内臓への血流が良くなり自律神経も整います。

 

呼吸は、鼻で吸い鼻で吐くのが理想です。

 

口呼吸は、風邪やアレルギーの原因とも言われています。

 

日頃から鼻呼吸に慣れたほうがいいでしょう。

 

鼻は人間に備わっている自然なフィルターです。

 

鼻から吸った呼吸はウィルスなどの細菌を取り除き、冷たく乾いた空気を加温し、

 

加湿して肺に送ってくれます。

 

瞑想の呼吸法

 

・呼吸に静かに意識を向けます。

 

・呼吸を徐々にゆっくりにしていき、落ち着いた状態で呼吸を意識することが出来たら

 

徐々に呼吸をゆっくり深くしていきます。

 

呼吸が深く静かに整えられるまで、自分の内面で起こっているすべてのことに意識を向け

 

る。

 

様々な雑念が次から次へと湧いてきますが、その雑念が湧いている自分を

 

もうひとりの意識上の自分が俯瞰している状態をイメージします。

 

・毎日約15分間行う(朝5分、夜5分でも良いので毎日行うことがポイント)

 

瞑想は毎日少しでも継続することが大事。

 

最初はうまく集中できなくても、続けているうちに誰でも必ず

 

深い瞑想に入れるようになります。

 

焦らず、じっくりと、毎日やることが大切です。

 

呼吸の基本 腹式呼吸

 

完全呼吸法とは、人間本来の自然呼吸のことで、赤ちゃんの呼吸法でもあります。

 

この呼吸法は肺臓の各部分と、呼吸作用に関連した全筋肉とを活動させる呼吸法で、

 

ヨガではこの行法を毎日続けることによって、霊性の向上に結びつき、

 

肉体的な疾患はほとんど解決が出来るだろうとしています。

 

そこでまず、普段は意識せずに行われている呼吸に意識をむけるのです。

 

この「呼吸に意識を向ける」と呼吸は自然とゆっくりになるので「ゆっくりと息を吐く」

 

ことに意識しましょう。

 

このことが普段の生活の中で出来るようにすることが呼吸法の大事な基本を身につけるこ

 

とに繋がるのです。

 

これまでできたら、正しい姿勢をしてから、下腹を引っ込めながらできるだけゆっくりと

 

力を込めて息を吐きます。

 

息は下腹の皮が背骨にくっつくぐらいまで吐き切る気持ちで行います。

 

息を吐き切ったら意識を下腹に集中して腹の力を抜いて、反動で下腹をふくらませながら

 

素早く息を吸います。

 

目は閉じているほうが意識を集中しやすいです。

 

腹式呼吸の練習時間は、はじめは短くてもよいですが、次第に時間を増やして30分ぐら

 

いは続けられるようにするといいですね。

 

そして、吐く息はできるだけゆっくりと、はじめのうちは20秒間吐くくらい、

 

練習を積み重ねて馴れてくると、約一分間位になるようにします。

 

吸う息は自然にまかせていいです。

 

 

その呼吸法の基本となっている腹式呼吸で、

 

得られる効果は、心が落ち着き、自己を意識する度合いが深まることです。

 

まず、正しい呼吸をするには正しい姿勢を心がけましょう。

 

腹式呼吸で腹圧をあげることによって自律神経が整って心身を健全にします。

 

正しい姿勢が出来ていないとうまくいきませんので注意が必要です。

 

正しい姿勢とは、みぞおちから上の上半身、つまり頭、首、肩や手はリラックスするよう

 

にして、下腹から足にかけてはいつも力がこもっているようにします。

 

正しい姿勢を意識的に保つコツは、まず頭頂を上からひっぱりあげられているようなイメ

 

ージで、軽くあごを引き肩と首の力を抜きます。

 

肩と首の力を抜くには、肩は左右を水平にして、胸はのびやかにして、脇の下に卵をさん

 

だつもりで脇の下を空けます。

 

そして、頭頂から一本の線が重力に従って、丹田を中心点として緊張と弛緩のバランスを

 

とるように意識します。

 

下半身に力を込めるコツは、肛門を締め足の親指と膝の内側に力を込め、骨盤を下げて腰

 

を後ろに突き出し、腹と腰の力を拮抗させることがコツです。

 

正しい姿勢がとれてくると深い呼吸が楽にできる様になってくるはずです。

 

腹式呼吸は簡単なようですが、本格的に取り組んでみると、意外と腹式呼吸ができない

 

人が多いものです。練習を積みましょう。

 

また、息を調え、意識を集中する方法で、呼吸法をしながら、意識を集中して何も考えな

 

いことを調息集中法といいます。

 

調息集中法

 

普段意識しないことに意識を向けることで他の事を考えない状態にするということです。

 

この呼吸法の特徴は、呼吸では副交感神経が優先となり、意識の集中そのものは交感神経

 

を刺激することなのです。

 

つまり交感神経と副交感神経の両方が刺激されて、バランスがとれ、自律神経の働きが活

 

発になるということです。

 

自律神経の働きが盛んになれば、自然治癒力が活発になり、身体の不調に対して絶大な効

 

果をもたらします。

 

調息集中法は、頭がスカーツと冴えて、気力が充実してきます。

 

是非この気持ちよさを味わってください。

 

丹田呼吸法

 

丹田呼吸法を行うと自律神経が整い、ストレスの緩和やダイエットなどの効果がありま

 

す。

 

丹田とはお腹にあるツボのことです。具体的にはおへその下5㎝の位置にあります。

 

丹田呼吸法では、この丹田を意識しながら腹式呼吸を行うことです。

 

具体的なやり方は以下のとおりです。

 

1.あぐらか正座をします。肩の力を抜き、背筋を軽く伸ばします。

2.鼻で呼吸をします。自然な呼吸で心を落ち着かせます。

3.次に、腹式呼吸を意識して行います。鼻から息を吐くときにお腹をへこませ、吸うときにお腹を膨らまします。

 

丹田呼吸法を行うことで、潜在意識(無意識)に働きかけることができます。

 

潜在意識に働きかけることで、今まで見逃していたような情報をキャッチできるようにな

 

り、物事の見方や捉え方などが変化するなど様々な変化が出てきます。

 

丹田呼吸法によってα波が出る状態になると、潜在意識とのやりとりができるようになりま

 

す。

 

セロトニンとは、脳内にある神経伝達物質です。

 

セロトニンが不足すると、精神のバランスが崩れやすくなり、

 

イライラ、睡眠障害、不安、うつ、痛みの感受性の増加、PMS(月経前症候群)、アルコ

 

ールや薬物の乱用などになったりします。

 

丹田呼吸法を行うことでセロトニン分泌が活性化し、心が落ち着いて爽やかな気分にな

 

り、集中力が高まります。

 

まとめ

 

座禅は、瞑想の方法の中の一つの方法です。

 

他にもヨガとか呼吸法とかいろいろあります。

 

自分に合った瞑想法を見つけて、実践して行くといいですね。

 

まずは基本の姿勢と呼吸法です。

 

日常生活の中で、基本の呼吸法ができるようになってくると

 

あなたの中で何か変わってくることでしょう。

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ふらつき、めまい あなたはありませんか?その原因・予防法

 

最近、ふらつきが多くなったと思うのです。

 

若い時はもっとしっかり立っていて、ちょっとやそっとではふらつかなかったのが

 

ちょっと態勢を変えただけで、ふらつき、転びそうになる回数が多くなったと感じます。

 

歳を取るとこういう事で転ぶ人が多くなってくるのだろうと。

 

もし、注意して防げるのであれば、いまから気を付けていって

 

転倒して、大腿骨骨折とかならないように

 

ねたきりにならないようにしたいですね。

 

ふらつきとめまいは似て非なるもの

 

ちなみにふらつきはめまいと似ている症状があるので混同しがちですが、

 

決定的に違うことがあります。

 

めまいはどんな体勢でも起こるのに対し、ふらつきは“立っている時”に起こる症状なので

 

す。

 

また、ふらつきやめまいはよくある症状なので、軽く考える人が多いのですが、

 

病気が潜んでいる可能性もあります。

 

強いふらつきなどは、重篤な病気のサインかもしれないので、

 

軽く考えずに異変を感じたら、病院へ行って見てもらうようにしましょう。

 

ふらつきの症状、原因

 

ふらつきとは。。。立ち上がった瞬間にクラっとする、足元がおぼつかなくなる、身体がふわっとなってよろける、平衡感覚を失うといった症状を、一般的にふらつきといいます。

 

ふらつきがあると「何かの病気なのでは…」と心配になります。

 

ふらつきの原因と解消方法について調べていきます。

 

ふらつきの原因

 

ふらつきは、自律神経の不調が原因で起こる場合が多いそうです。

 

自律神経とは、意志とは無関係に作用する神経で、消化器・血管系・内分泌腺・生殖器な

 

どの不随意器官の機能を促進または抑制し調節する。

 

交感神経と副交感神経の二種類からなる。植物性神経。( 引用文献https://kotobank.jp/word/自律神経-535829)

 

この2つは体内で対象的な役割をしており、これらのバランスが崩れると急に立ち上

 

がった時に血圧の変化に耐えられず、ふらつきが起こります。

 

 

自律神経の乱れはストレスから!

 

自律神経が乱れる要因としては、身体的な理由と精神的な理由が考えられます。

 

長時間労働、運動不足や睡眠不足、対人関係の悩み、仕事のストレスなどが関係している

 

ことが多いです。

 

日々の行動が自律神経を乱している場合

 

日々の身体の栄養バランスが偏ってしまって、エネルギー不足から、ふらつきが起こる場

 

合。

 

アルコールの摂りすぎや乗り物酔いも、ふらつきをおこす原因となります。

 

日常的な行動が原因のふらつきの場合、その原因を取り除けば症状はおさまります。

 

病気が原因のふらつきについて

 

しかし日々の行動が原因ではない場合は、病気が潜んでいる可能性が高いです。

 

たとえば、脳梗塞や脳出血です。

 

脳梗塞が原因で起こるふらつき

 

脳梗塞とは、脳の血管が狭くなっているところに血液の塊(血栓や塞栓子など)が詰ま

 

ってしまい、血流が止まってしまうことで発症します。

 

脳梗塞では脳の一部の組織が破壊されてしまい、全身麻痺や意識障害、言語障害などの症

 

状を伴います。

 

ふらつきはその前触れと言われており、舌がもつれて話しができない、何を言っているの

 

かわからないといった症状が合わせてみられた場合には、脳梗塞の可能性を疑う必要があ

 

ります。

 

脳梗塞のサインを見逃すな!

 

脳梗塞を起こした人の約3割は、本格的な発作の前触れにふらつきなどの発作を体験してい

 

るそうです。

 

ふらつき以外にも、体の半身がしびれたり、力が入らなくなったり、物が二重に見えるな

 

どの脳梗塞に似た症状があらわれ、数分~30分間ほど続き、

 

前触れのあと、24時間以内の発症がとくに多いとされています。

 

すぐに専門医を受診して治療を行うことで、死の危険を回避することができます。

 

脳出血が原因で起こるふらつき

 

脳出血は、主に高血圧が原因で脳内に出血をきたす病気です。

 

ふらついてまっすぐ歩けなくなるといった症状が現れます。

 

早く処置を行わないと後遺症が残る恐れがあり、重度の場合は数分で死に至る可能性も。

 

脳出血が考えられる場合には一刻も早く病院へ行ってください。

 

その他にもふらつきの原因となる病気

 

他にもふらつきを引き起こす可能性がある病気として、次のものがあります。

 

・メニエール病
・貧血
・自律神経失調症
・熱中症
・起立性低血圧
・更年期障害

 

貧血

 

血液内の赤血球の数やヘモグロビン濃度が基準値を下回る状態のことです。

 

貧血になるとふらつくことが多くなるほか、めまい、顔色が悪くなる、息切れしやすくな

 

る、疲れやすくなる、手足が冷たくなるなどの症状がよくみられます。

 

ただし、このような自覚症状が現れないことも少なくないそう。

 

原因としては、女性であれば月経の出血、また女性に限らず胃潰瘍などによる胃や腸から

 

の出血が挙げられます。

 

便が赤かったり黒かったり月経後にふらつきが強い場合などには注意が必要です。

 

起立性低血圧

 

急に立ち上がったり、長時間立ち続けている時に、ふらつきやめまい、気が遠くなるとい

 

った症状を起こすことです。

 

朝礼で倒れるというのはこれでしょうか。

 

貧血に似ていますが、赤血球やヘモグロビンの減少が原因である貧血に対し、起立性低血

 

圧は血圧の低下によるもので、全く別の原因です。

 

自律神経失調症

 

自律神経失調症とは、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れることで、体

 

と心にさまざまな症状が現れる状態のことです。

 

現れる症状には個人差があり、体のだるさや微熱・のぼせ、動悸、頭痛、めまい、

 

ふらつき、不眠・過眠、手足のしびれ、精神症状として不安やイライラ、情緒不安定、気

 

力・集中力の低下などがみられます。

 

更年期障害

 

閉経前後の5年間を更年期といい、この期間に日常生活に支障をきたすさまざまな症状が起

 

きるものをいいます。

 

更年期障害の症状は多種多様で200~300あるといわれていますが、ほてりやのぼせ、動

 

悸、手足の冷え、めまい、ふらつき、疲れやすい、うつ傾向、不眠、不安、情緒不安定な

 

どが典型的な症状と言われています。

 

更年期障害によるめまいやふらつきなどには、効果をあらわす漢方薬などが販売されてい

 

ます。

 

更年期では体のさまざまな場所に不調が起こりやすいので、漢方処方を活用して、

 

体全体のバランスを整えることもできます。

 

熱中症

 

熱中症とは、夏など温度の高い環境で過ごすことよって起こる体の異常です。

 

症状としては、軽度で顔のほてりやめまい、ふらつき、大量の発汗、筋肉痛など、

 

中等度で頭痛や嘔吐、体のだるさ、力が入らないなど、

 

重度で意識障害やけいれん発作などがみられます。

 

涼しい場所で休む、水分補給をしっかり行うなどし、よくならない場合や水分を取れない

 

ような場合にはすぐ受診しましょう。

 

耳の病気

 

良性発作性頭位めまい症やメニエール病などでふらつきが現れる耳の病気がありま

 

す。

 

特定の頭の位置をとることでめまいが起こる良性発作性頭位めまい症、

 

めまいと聞こえの症状(難聴・耳鳴り)を発作的に繰り返すのがメニエール病で、

 

いずれもグルグルと回るようなめまいが特徴です。

 

このような病気を発症すると、ふらつきを感じることがありますが、ほとんどの場合ふら

 

つきはめまいによるもので、めまいが起きることによって体がふらつくように感じます。

 

めまいの持続時間はそれぞれで違い、一般的に良性発作性頭位めまい症では数十秒程度、

 

メニエール病では20分以上~数時間続きます。

 

注意の必要な原因

 

以下のような原因でもふらつきが起こる場合があります。

 

薬の副作用

 

どのような薬でも副作用があり、降圧剤や精神安定剤、総合風邪薬など、

 

さまざまな薬で副作用の一つとしてふらつきが起こることがあります。

 

薬を飲んだ後にふらつきが現れることもあれば、ふらつき以外にも何かしらの症状が

 

現れる場合もあり、薬の種類やその時の体調などによって異なります。

 

初めて使う薬を飲んでふらつきが現れた場合には、処方を受けた病院で相談しましょう。

 

一過性脳虚血発作

 

脳の血管が詰まる病気を脳梗塞、脳の一部の血流が一時的に悪くなって短時間のみ神経症

 

状が生じるものを一過性脳虚血発作といい、

 

一過性脳虚血発作は脳梗塞の前兆としてみられることが多々あります。

 

脳梗塞の典型的な症状である、片方の手足や顔半分の痺れ・麻痺、言葉の障害(ろれつが

 

回らない、言葉がでない)、ふらつき、歩きづらくなるなどは、一過性脳虚血発作でも同

 

じような症状がみられます。

 

が、脳梗塞では症状が続くのに対して、一過性脳虚血発作では症状が5~15分、長くても

 

24時間以内になくなります。

 

自分でできる!ふらつきの対処法や予防法

 

ふらつきが起こっても慌てずに対処!

まずは落ち着ける場所でリラックス!

 

軽いふらつきでも、ゆっくり休める場所があれば休息をとることが大事。

 

転倒しないように、楽な体勢で

 

横になれる場所があれば横になり、リラックスしましょう。

 

市販薬を試してみる

 

ふらつきが続いたりする場合は、薬剤師の方に相談して、市販の薬を試みるのもよいでし

 

ょう。

 

万が一身体に異常が現れたり、一定期間以上服用しても効果がみられなかったりしたら、

 

病院へ行って専門医の診断を仰ぐようににしてください。

 

ふらつきを予防する方法

 

多忙や精神的なストレス、睡眠不足、アルコールの飲みすぎなど日々の行動でふらつきが

 

起こる場合も多くあります。

 

思いあたる時は、普段の生活を見直してください。

 

疲れやストレス

 

疲れやストレスが溜まると自律神経が乱れやすくなります。

 

この自律神経の乱れが原因となってふらつきが起こることも。

 

また、疲れやストレスは、病気などによるふらつきを悪化させる原因にもなります。

 

疲れたら十分に睡眠をとって体を休めてあげることも大事です。

 

また、食事による栄養補給も大切。

 

バランスのよい食事を心がけるとともに、疲労回復に効果のあるビタミンを積極的に取る

 

ようにしましょう。

 

ストレスを感じたら、趣味や娯楽の時間を作ってリフレッシュする、軽い運動をする、怒

 

りや不安などの感情を周囲の人に聴いてもらうなどして、ストレス発散をしましょう。

 

睡眠不足

 

睡眠不足が続くと脳に血液が回りにくくなり、ふらつきは一時的な血流不足でも起こるの

 

で、睡眠不足によって血流不足に陥るとふらつくことがあります。

 

睡眠不足なら睡眠時間を確保するのも大事ですが、良質な睡眠をとることも大切です。

 

眠りが浅いと感じたら、寝る前2~3時間に飲食しない、入浴は寝る2~3時間前に済ます、

 

リラックスできる環境を整える、自分の体に合った寝具を使うなど、良質な睡眠を確保す

 

る努力を。

 

アルコールの飲みすぎ

 

アルコールを飲みすぎると、血中のアルコール濃度が高まり脳の機能が麻痺して、

 

知覚や運動能力などが低下します。

 

その結果、ふらつきが起きるようになります。

 

自分の適量を知り、適量を守って飲むよう心がけましょう。

 

また、空腹時には飲まないようにする、ご飯を食べながらゆっくり飲む、飲酒時や飲酒後

 

にしっかりと水分補給をすることも大切です。

 

病気の可能性が低いと思われる場合は、生活習慣を疑い、リラックスできる時間を持つこ

 

とも重要。

 

忙しくても、湯船に浸かったり、栄養バランスを考えた食事をすることで改善されること

 

もあります。

 

軽い運動も効果があるそう。

 

良くならない時には

 

日常生活の中で気を付けても、ふらつきがいつまでもなくならない場合には、

 

病院を受診しましょう。

 

乗り物酔いの予防薬を服用する

 

酔い止めの薬を飲むことは薬効もさることながら、「薬を飲んだから、もう大丈夫」

 

という安心感も得られ、効果が期待できるそう。

 

服用する効果的なタイミングなどは、添付文書をよく読んでください。

 

ふらつきで病院を受診する場合は何科?

 

その前に病院へ行くべき症状は?

 

ひどいめまいやふらつきに合わせて以下のような症状がみられる場合、
・意識障害
・呼吸困難
・頭痛
・体の片側における運動障害
・言語障害 
脳梗塞や脳出血の可能性が疑われます。
 

ふらつきが何度も起こる場合、ふらつき以外に何かしらの症状がみられる場合、

 

または、定期的長期的に症状に悩まされている場合、

またなんか様子がおかしいと思ったら、一度病院へ行き病気でないか診てもらうのがよい

 

でしょう。

 

どんな時にどんな風にふらついたか、薬の服用歴、他の症状などメモしておいて、

 

詳しく医師に伝えましょう。

 

ふらつきが起こったら、まずは内科

 

何が原因でふらつきが起こっているのか、検査してみないとわかりません。

 

病気によって専門の診療科が異なります。自分でどれに当てはまるのかを見分けることは

 

難しい場合もありますので、迷う時にはまずは内科でみてもらうと良いでしょう。

 

問診を受けて症状を説明し、必要に応じて専門の病院を紹介してもらいます。

 

すぐに専門の医師に診てもらいたい方は、神経内科か脳神経外科を受診してください。

 

めまいの原因と対処法

 

今度はめまいについてです。

 

めまいの種類や原因、そしてめまいが起こったらどう対処すべきかを調べていきます。 

 

めまいを経験したことのある人は多いでしょう。

 

たかがめまいと軽く考えている人は要注意です。

 

特にめまいとともに耳鳴り、難聴、頭痛が起きることがあれば、重大な病気が潜んでいる

 

可能性も。

 

めまいの種類と起こるメカニズム

 

めまいの種類は大きく3つに分けられます。

 

ぐるぐると目がまわる「回転性めまい」、フワフワと浮いているような感覚の「浮動性(動揺性)めまい」、クラッとする「立ちくらみのようなめまい」。
 
それぞれ症状が異なり、主な原因も異なります。
 

回転性めまい

 

自分や周囲(天井や壁など)がぐるぐる回っているようなめまいです。

 

回転性めまいは、耳が原因であることが多いと言われています。(中には脳など、耳以外

 

の場合もあります)

 

そのため、回転性めまいを発症した際には、耳鼻咽喉科を受診してください。

 

耳鳴りや難聴が伴う場合、メニエール病や突発性難聴が疑われます。

 

メニエール病は、内耳を満たしているリンパ液が過剰になり、耳の蝸牛(かぎゅう)と呼

 

ばれる部分が膨れ上がる「内リンパ水腫」になります。

 

これにより、蝸牛や身体の平衡感覚を司る三半規管(さんはんきかん)の機能が乱れて起

 

こるといわれています。

 

メニエール病の場合、めまいは30分以上続きます。

 

また、耳が詰まった感じや難聴、耳鳴りが同時に起こります。

 

めまいが激しい場合には、吐き気や冷や汗などを伴う場合もあります。

 

この病気は、一度おさまっても、何度も発作を繰り返します。

 

発作を起こす頻度は人によって個人差がありますが、発作を繰り返すうちにめまいはおさ

 

まっても難聴や耳鳴りが残ってしまう場合もあります。

 

そのため、早期に適切な治療が必要です。

 

耳鳴りや難聴が伴わない場合は、「良性発作性頭位めまい症」という病気が疑われます。

 

この病気は、起き上がったり、寝返りをうったりして頭の位置を変えた時に、瞬間的にぐ

 

るぐると目がまわります。

 

吐き気を伴う場合もあります。このめまいの特徴は30秒~1分程度でおさまる点です。

 

耳の奥には「耳石(じせき)」という平衡感覚を感知するための組織と、身体の平衡感覚

 

を司る三半規管(さんはんきかん)という器官があります。

 

この耳石がはがれ落ちて、三半規管の中に入ってしまうことで耳石が神経を刺激し、回転

 

しているように感じてしまうのです。

 

浮動性(動揺性)めまい

 

 

身体がふわふわと浮くような感覚、姿勢が保つのが難しい、まっすぐ歩けない、といった

 

症状です。

 

浮動性(動揺性)めまいは「中枢性」「全身性」「薬剤性」「心因性」の4つに分けられ、

 

それぞれで原因は異なります。

 

 

中枢性めまい
脳の中でも小脳や脳幹に障害が起こることで発症します。

脳梗塞や脳内出血などの病気が原因の可能性もあり、激しい頭痛や嘔吐、手足のしびれや脱力感を伴う場合があります。

このような症状が出た際には、一刻も早く病院で診察を受けてください。

 

全身性めまい
全身性めまいは身体の一部分の障害が原因で起こるものではなく、身体全体の問題から発生するものです。

一番原因として多いのは「自律神経失調症」と言われています。

また、貧血や発熱などが原因である場合もあります。

 

 

薬剤性めまい
薬を服用している人で浮動性(動揺性)めまいがある人は、薬の副作用によるものかもしれません。

抗生物質や精神安定剤などで症状が出やすいといわれています。

市販薬でも出る場合があります。

薬を服用していてめまいが出るという人は、一度医師や薬剤師に相談してみることをおすすめします。

 

 

心因性めまい
耳や脳の病気でもなく、「特に異常がありません」と原因が分からない場合には「心因性」といわれる場合があります。

これは精神的なストレスや自律神経の乱れが内耳や脳幹の機能に悪影響をもたらして発症すると考えられています。

原因となっているストレスを取り除くことが大切です。

もし、長く続くようであれば、うつ症状や自律神経失調症に繋がってしまう場合もあるため、心療内科へ相談してみることをおすすめします。

 

 

立ちくらみのようなめまい

 

立ちくらみのようなめまいを経験したことのある人は多いのではないでしょうか。

 

急に立ち上がったときや、お風呂から出たときなど、一瞬目の前が真っ暗になることがあ

 

ります。

 

ひどい場合には失神してしまう場合もあります。

 

朝礼で倒れてしまう事ありますが、これに当たるんではないでしょうか?

 

 

これは、脳に流れる血液の量が一時的に不足してしまうことで起こるとされています。

 

身体の血圧は自律神経が調整をしています。

 

ストレスや疲労などで、自律神経が乱れることで、血圧の調整がうまくできなくなり、症

 

状が出やすいといわれています。

 

めまいが起きたときの対処法?

 

突然めまいが起こった場合にすべきことは何なのでしょうか。

 

 

 脳に異常が原因でめまいが生じている場合は命にかかわります。

 

下記にあてはまることがあれば、すぐに救急車を呼んで対処をしましょう。

 

・顔にしびれがある
・手足にしびれがある
・舌がもつれる(ろれつがまわらない)
・ものが二重に見える
・激しい頭痛が起こる

 

 

上記の症状が当てはまらない場合には、まずは下記の3つの方法で対処しましょう。

 

 

安静にする

 

 

突然めまいが起きた場合は、まずはその場で転倒しないように、できる限り安静にしまし

 

ょう。

 

無理に動くと、危ないので、転倒して怪我をする場合もあります。

 

立っている場合は座る、運転しているときは車を路肩に止めて休む、横になって休める場

 

合は横になるなどで、しばらく休みましょう。

 

刺激をなくす

 

可能であれば、外からの刺激を全て遮断します。

 

明るければ暗くする、音楽を聞いているのであれば、一度音楽を切るなど、

 

目や耳から入ってくる刺激をシャットダウンすることが重要。

 

 

めまいが続くようであれば、病院に行く

 

突然めまいにおそわれると誰しも不安になります。

 

多くのめまいは命に関わりませんが、中には命に関わるケースもあります。

 

また、メニエール病や突発性難聴など、その後の生活に影響が出る病気もあります。

 

症状が長引いたり、頻繁に起きたりするようであれば、一度病院で受診することをおすす

 

めします。

 

普段の生活でできる、めまいの予防方法

 

めまいの原因としてあげられる病気のほか、ストレスや疲労などで自律神経が乱れること

 

があげられそうです。

 

そのため普段の生活習慣を見直すことで、自律神経を乱さないようにすることがめまいの

 

防止にもいいようです。

 

 

ストレスをためすぎない

 

ストレスは精神的なもの、身体的なものがあります。

 

疲れを感じたときには早めに休む、精神的な負担を感じたときにはストレスフリーになる

 

リフレッシュを行うなど、心身ともにストレスをためないようにすることです。 

 

規則正しい生活をする

 

夜更かしなどで生活リズムが狂うと、自律神経も乱れやすくなります。

 

食事はなるべく決まった時間に3食とる、早寝早起きをする、など規則正しい生活を送るよ

 

うに心がけることです。

 

 

バランスのとれた食事をする

 

栄養バランスの良い食事を規則正しくとることが大切です。

 

めまいは血液の流れが悪くなることによって起こることもあるので、血液の流れを良くす

 

る青魚(さんま・さば・まぐろなど)や、血行促進機能があるビタミンEの摂取がおすすめ

 

です。ビタミンEはアーモンドやかぼちゃなどに多く含まれます。

 

また、アルコールを飲みすぎると平衡感覚が低下するため、適量にしましょう。

 

 

生活に適度な運動を取り入れる

 

 

適度な運動はストレス解消をしてくれます。

 

血流を良くするストレッチや、自分のペースで行えるウォーキングなどを日常生活に取り

 

入れてみてはいかがでしょうか。

 

めまいは、命に関わる危険なものではありません。

 

しかし、中には脳梗塞や脳卒中など恐ろしい病気が潜んでいることもあります。

 

耳鳴りや難聴が伴う場合には、耳の聞こえの状態にも大きく影響を及ぼす病気の可能性も

 

あります。

 

めまいが起こったとき、同時にどのような症状が出るか、病院に行った方がいいめまいか

 

を判断し、早めに対処を行うことが必要です。

 

 

まとめ
 
ふらつきもめまいも日ごろの生活習慣が深く影響していることがわかりました。
 
血流を良くするストレスをためない生活が大切だという事、
 
病気に対する知識も持っていて、いざという時に病院に急いだほうがいいか
 
判断する決め手になってきます。
 
それによって命が救えるかもしれないのです。
 
正しい知識を持って、毎日の生活に気を付けていきましょう。

 

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  • 健康
亜鉛不足は怖い 身体に必要な亜鉛を多く含んだ食べ物とその効果効能とサプリメント

 

疲れて、寝ても疲れが取れなくて、そんな時、白髪予防には亜鉛が欠かせないとしって、

 

サプリメントを飲み始めたのです。

 

そしたら、びっくり!知らないうちに疲れを感じなくなっていました。

 

調べてみたら、身体に必要不可欠な栄養素と知りました。

 

亜鉛は、微量ながら身体にとって重要な栄養素として

 

健康維持に必須なミネラルの一つです。

 

人体の多くの代謝過程でごく少量だけ必要とされます。

 

日本の成人では、体内に含まれる亜鉛はわずか2.5gほどで”微量元素”と呼ばれています。

 

亜鉛はカキ、牛肉、栄養強化シリアルなど肉類や卵、貝類に豊富に含まれており、

 

人体では200以上の酵素の成分として、血球、骨、歯、前立腺などに広く分布していま

 

す。

 

ミネラルは、炭水化物、タンパク質、脂質の三大栄養素にビタミンを加えた五大栄養素

 

して、その摂取が重要視されていますが

 

ミネラルは自然界に存在し、人間の身体の中では決して作られないので、必ず食品から摂

 

取する必要があります。

 

約100種類ほどあるミネラルの内、人間の身体の中で必要な働きをするために摂取しなけ

 

ればならないミネラルの数は16種類で必須ミネラルと呼ばれています。

 

亜鉛もその一つです。

 

ほんのわずかとはいえ、亜鉛は、私達の健康を支える大切なミネラルで、

 

亜鉛は、ホルモンの調節、体の成長促進、皮膚や骨の新陳代謝促進、生殖機能を正常化、

 

味覚障害の予防などに効き目があるとされています。

 

亜鉛のはたらき

 

亜鉛は人間が生命を維持するのに必要なさまざまな酵素の生成や作用に働きかけます。

 

亜鉛が働きかける酵素は約300種類といわれています。

 

細胞分裂に関わる酵素に働きかけて、DNA・RNAの合成にも関っています。

 

そのため、成長・発育、傷の治癒、精子の生成など生体としての維持に深くかかわってい

 

ます。

 

ホルモンの合成や分泌や働きにも作用しており、性ホルモンに対する影響も大きく、前立

 

腺や精液に多く存在します。

 

インスリンの合成や分泌にも大きく作用しているので血糖値にも影響があり、免疫機能に

 

も作用しています。

 

亜鉛は,舌の味蕾を形成する成分のひとつで唾液にも多く含まれています。

 

カルシウムの吸収を促進するビタミンAの活性化に作用します。

 

他にも亜鉛には、抜け毛の要因となる酵素のはたらきを阻害したり、

 

神経伝達物質の働きを保持します。

 

記憶学習能力を維持します。

 

食品から摂取された亜鉛は骨、脾臓、眼球、肝臓、前立腺、精液など体全体に配られて貯

 

蔵されます。

 

過剰な分は便、尿、汗に混入して排出されます。

 

ここまで見ても、いかに微量な亜鉛でも人体には欠かせないものといえます。

 

亜鉛の注意点

 

 

必須ミネラルは、1日に摂取しなければならない量が100mgを越えると「主要ミネラル」

 

と呼ばれ、100mg以下で良いミネラルは「微量ミネラル」と呼ばれています。

 

亜鉛は、微量ミネラルになります。

 

微量ミネラルなら不足しても良いと言う意味ではありません。

 

身体にとってたくさん必要である、少なくても良いというだけの違いで主要、微量は身体

 

にとっての重要度のことではありません。

 

亜鉛の働きは、酵素の働きを助けるほか、細胞分裂、抗酸化、生殖、免疫、味覚、ホルモ

 

ン、コラーゲン、血糖値など機能や生成などに関与しています。

 

日本人のミネラル摂取量は一部を除くと不足気味と言われています。

 

その理由は、日本の土壌環境は火山灰が多く、ミネラル分が少ないため野菜や飲料水に含

 

まれるミネラルが欧米に比べると少ない上に、化学肥料が多く使用されるので、

 

土壌に含まれるミネラルの種類も限定されているからです。

 

また、多くの家庭が使う食塩が精製塩であるため、ほとんどナトリウムと塩素しか含まれ

 

ていません。

 

天然塩(自然塩)であれば、ミネラルが60種類から90種類ほど含まれています。

 

天然塩は、値段的には高価ですが、ほんのちょっとの差でミネラルが摂取できるのなら、

 

天然塩に変えてみるのも手です。

 

更に、インスタント食品やなどの食文化が浸透し、亜鉛をはじめ、多くのミネラルの摂取

 

が国民全体に不足気味となっていることから、

 

積極的にミネラルを摂取することが必要になっています。

 

ただし、ミネラルは多ければ良いという訳ではないので、過剰摂取にならないように1日の

 

上限内の摂取になるように注意しなければなりません。

 

ここからは亜鉛の働きを詳しく見ていきましょう。

 

亜鉛でよく知られているものの一つに、味覚を正常に保つ効果があります。

 

食べ物の味を感じるのは、舌の表面に”味蕾(みらい)”と呼ばれる味細胞ですが

 

舌全体では、約2500~3500個の味蕾があり、舌の特定の部分ごとに甘さや苦さ、辛さな

 

どを感じています。

 

亜鉛は、この味蕾(味細胞)が作られるのに必要で、味覚を正しく感じる効果を維持して

 

います。

 

もし、亜鉛が不足してくると、味蕾の働きが低下して、味覚が鈍くなったり味覚をほとん

 

ど感じないなどの、障害が起きてきます。

 

体内には、亜鉛が不足してくると、食品からの吸収率を高めたり、体外に排出される量を

 

減らす効果が備わっていますが、

 

過度なダイエットをしたり、インスタント食品を多く摂りすぎると、亜鉛が不足がちにな

 

ります。

 

体内で必要とする量は1日10㎎程度とごくわずかで、食物として毎日摂る必要がありま

 

が、亜鉛は食物繊維などを多く摂ると吸収が阻害されるため、

 

偏った食生活をしていると、亜鉛不足になりやすくなります。

 

こういった理由からも、常に摂取を心がけるとよいでしょう。

 

また、亜鉛をビタミンCとクエン酸と一緒に摂取することで効率よく吸収できます

 

このことから、亜鉛が含まれる食物にレモンやすだちなどの柑橘系果物をかけて生で食べ

 

ることが一番吸収率が高いとされています。

 

亜鉛を多く含む生牡蠣を食べる際に、レモン汁をかければレモンに含まれるクエン酸とビ

 

タミンCによって、亜鉛の吸収率が高まるベストな組み合わせになりますので理にかなっ

 

ていると言えます。

 

皮膚や髪の健康を維持する

 

皮膚や粘膜の健康維持、体の成長を助ける栄養素で、食事で摂取したたんぱく質を骨や筋

 

肉、髪の毛や臓器の組織に変えるために欠かすことのできない栄養素です。

 

亜鉛は主に魚介類に多く含まれていますが、中でも、亜鉛の量が多い食品は牡蠣うなぎ

 

です。その他、肉類や海草類などにも多く含まれています。

 

亜鉛は、体の細胞が新しく作られるときに必要なミネラルで、十分な量を摂取すること

 

で、細胞の生成をスムーズにする効果があります。

細胞が新しく生成されるときは、細胞の中にある遺伝子”DNA”が分裂して、次々に新し

 

い細胞が作られます。

 

DNAは、人間の遺伝情報を新しくできた細胞に、正確に伝える効果があります。

 

亜鉛は、このDNAの材料の一部となっています。

 

亜鉛が不足すると、DNAの合成もスムーズに行かなくなり、細胞の生成が遅れてしまい

 

ます。

 

亜鉛は細胞分裂を促す働きがあり、舌の味覚細胞も作り変える働きがあります。

 

そのため、不足すると味覚細胞が減り、味を感じられなくなることから、「味覚のミネラ

 

ル」とも言われています。

 

皮膚や髪、爪などは細胞の生成、分裂が早いので、亜鉛の不足がすぐに症状として現れて

 

きます。

 

例えば、肌荒れや肌のたるみ、脱毛、白髪。

 

爪に白い斑点ができるなどの症状があります。

 

また、成長期の子どもの場合は、細胞の生成が遅れて、発育障害がはっきり出てくるケー

 

スもあります。

 

白髪予防に活性酸素の除去

 

黒髪(メラニンの生成)を維持するのに必要なミネラルとされる亜鉛ですが、白髪予防に

 

も効果ができる働きとして「活性酸素の除去」が注目されます。

 

活性酸素は、白髪の重要な原因の一つ。

 

ストレスによって体内で急激に増え、増えすぎた活性酸素は体内の細胞をどんどん酸化さ

 

せてしまい、これによって毛髪の細胞が酸化してしまうと活動低下して白髪化してしまう

 

わけです。

 

活性酸素自体は体内にもともと存在するもので、加齢とともに少しずつ増えていきます。

 

つまりそれが「老化」です。

 

ストレスで急激に活性酸素が増えだすと「老化を早める」ということ。

 

そこで大事なのが、亜鉛というミネラルです。

 

亜鉛には抗酸化作用があるため、この活性酸素による酸化を止める働きがあります。

 

つまり、亜鉛こそが老化の加速を食い止めてくれる救世主なんです。

亜鉛が不足すると、髪に色付けを行うメラニン色素の生成が弱化し、白髪を促してしまう

 

のです。

 

黒髪の生成に欠かせない成長ホルモンの分泌をサポートするのが亜鉛なのです。

 

私たちの体は、成長ホルモンが不足すると、黒く健康的な髪を生成できません。

 

この成長ホルモンの合成をサポートするのが亜鉛です。

 

そして成長ホルモンの減少を抑えるのも、亜鉛が担っています。

 

亜鉛はダブルの効果で、髪の成長を助けているのです。

 

亜鉛には素晴らしい効果がありますので、不足しているという方は、積極的に取り入れる

 

工夫をしましょう。

 

亜鉛は心身の活力のもと

 

亜鉛はミネラルの一種で人や動物には必須の栄養素です。

 

必要量は成人男性で8mg~30mg/日成人女性で6mg~30mgといわれています。

 

亜鉛は人が生きていくために必要な非常に重要な酵素の働きをサポートしています。

 

そのため、不足すると実にさまざまな障害があらわれます。

 

亜鉛は余剰分は排泄されますので、しっかり摂取していきたいものです。

 

しかし、まれではありますが過剰症も存在します。

 

サプリメントとして摂取するときは、亜鉛の作用をよく理解して効率的な摂取をこころが

 

けましょう。

 

亜鉛欠乏症

 

亜鉛はあまりにも多くの役割を担っているために、欠乏すると非常に多くの障害が出ま

 

す。

 

細胞分裂がスムーズに進まなくなるため、発育不良になったり、皮膚や毛髪にも問題が出

 

ます。

 

傷が治りにくくなったり筋肉痛が長引いたりします。

 

男性では精子の数が少なくなり男性不妊の要因になります。

 

女性では子宮内膜の形成が不十分になり無月経などの症状もおきます。

 

性ホルモンの分泌が悪くなりEDの要因になります。

 

インスリンの合成や機能に不具合がでて血糖値が上がりやすくなります。

 

糖尿病や肥満の要因になります。

 

免疫機能が低下し、感染症にかかりやすくなります。

 

下痢になりやすくなります。

 

味蕾の細胞が不足するため、味覚障害がおき食欲不振や調味料の使いすぎによる糖分や塩

 

分の過剰摂取がおきます。

 

カルシウム不足になるため骨粗しょう症など骨の異常がおきます。

 

ビタミンA不足になるため、肌や毛髪の艶がなくなり視力にも影響がでます。

 

抜け毛の原因になる酵素を阻害できなくなり抜け毛が増えます。

 

神経伝達物質がスムーズに働かなくなり気力や活力をなくします。

 

記憶力や注意力が低下します。

 

亜鉛は体内で生成できないので食品で摂取しますが、偏食などで亜鉛を含む食品を食べて

 

いなかったりすると亜鉛不足になってしまいます。

 

また鉄や銅の摂りすぎなどが原因で亜鉛欠乏症が起きることもあります。

 

亜鉛は小腸で吸収されますが食物繊維をとりすぎていると吸収されにくくなります。

 

亜鉛過剰症

 

亜鉛は体内で余った場合には尿や汗とともに排泄されるので通常の食生活をしていて過剰

 

症になることはありません。

 

しかし、サプリメントなどで大量に摂取すると過剰症になることもあります。

 

亜鉛が過剰になると鉄や銅の欠乏を招いたり、善玉コレステロールの血中濃度をさげてし

 

まうなどが起こります。

 

一度に大量の亜鉛を取りすぎると「急性亜鉛中毒」になってしまうのですが、これは一度

 

に「2g」という、普通の食事ではまず含まれない量を取ってしまった場合に限られます。

 

缶を開けた缶詰をしばらく放置していたところ、容器の亜鉛が溶け出してしまい、それを

 

知らずに食べてしまったために起こったというケースが報告されています。

 

急性亜鉛中毒では、嘔吐、めまい、胃痛、発熱などの症状が見られます。

 

一日の上限摂取量である30mgをたまに越えて取りすぎてしまう日があっても副作用は起

 

こりませんが、そうした日が継続的に続いてしまうと、

 

なんらかの症状として現れてくる可能性があります。

 

一日の食事でどれくらい亜鉛を取っているか、足りていない量をサプリメントなど健康補

 

助食品で補う場合には両方を合わせて上限摂取量を越さないように調節することがとても

 

大切です。

 

亜鉛の吸収を阻害するもの

 

カップラーメンやスナック菓子などの加工食品や清涼飲料水に多く含まれるポリリン酸や

 

フィチン酸は亜鉛の吸収をさまたげます。

 

加工食品や清涼飲料水を摂りすぎないように気をつけましょう。

 

また緑黄色野菜に含まれる「しゅう酸」も亜鉛の吸収を阻害します。

 

サッとゆでると「しゅう酸」をある程度流すことができます。

 

アルコールも亜鉛の吸収を阻害します。

 

亜鉛は性的な活力をあげる成分として認識されています。

 

サプリメントのベストセラーにおいて、亜鉛は人気ナンバーワンです。

 

私も飲んでいるDHCのサプリメント亜鉛です。

 

亜鉛のまとめ

 

亜鉛は、成長期にとくに盛んなタンパク質の合成に関与したり、

 

インスリンホルモンの構成素材にもなったり、女性ホルモンの機能強化に関わっていま

 

す。

 

不足すると成長が遅れる、味覚などの知覚が低下する、妊娠の異常が多くなる、免疫力の

 

低下、脱毛、傷の治りが遅くなるなどの症状がみられます。

 

毎日適量ずつ摂取することが大切で、成人で一日約50mgを摂取するのが望ましいとい

 

われています。

 

大塚製薬・ネイチャーメイドのスーパーマルチビタミン&ミネラルには、亜鉛が6mg含ま

 

れています。亜鉛の他にも、栄養機能成分として銅とビチオンが記載されています。

 

私たちの体は、ビタミンとミネラルがお互いに作用しながら働いています。

 

健康に欠かせない複数のビタミンやミネラルをバランスよく配合したベースサプリメント

 

として、ネイチャーメイドのスーパーマルチビタミン&ミネラルは、Amazonのサプリメ

 

ント部門で堂々のベストセラーNo.1となっています。

 

 

亜鉛が最も多いNo.1の食品は?

 

亜鉛を多く含む食品としてナンバーワンなのは、なんといっても牡蠣です。

 

亜鉛が多く含まれる食品(海鮮)

 

ホヤ カニ缶 はまぐりの佃煮 タラバガニ 毛ガニ
焼きタラコ/生たらこ ズワイガニ 煮干し たたみいわし

亜鉛が多く含まれる食品(肉類)

 

肉類も亜鉛が多く含まれている食品です。

 

豚肉のレバー 牛肉(肩・肩ロース・ひき肉・ひれ・もも・ランプ・レバー・リブロース・サーロイン) ローストビーフ コンビーフ缶 ビーフジャーキー
鶏肉のレバー

 

その他の食品で多いのは?

 

プロセスチーズ/パルメザンチーズ ココア 抹茶 ゴマ

 

ゴマは粒のままだと吸収されにくいので、すりゴマや練りゴマにするのが理想的です。

 

ひとつの食べ物に頼って亜鉛を摂るのではなく、様々な食品から少しずつ摂ることが一番

 

良い方法です。

 

亜鉛との飲み合わせが良いもの

 

亜鉛との飲み合わせが良い栄養素(サプリ)は、以下の様なものが挙げられます。

 

●動物性たんぱく質
同時に摂ることで吸収率が増加し吸収を妨げる効果のある食物繊維やフィチン酸の影響を低下させる働きもあります。

 

ビタミンC
「キレート作用」という効果によって亜鉛の吸収を手助けしてくれる働きがあります。
(「キレート作用」とは、体にとって有用なミネラル(亜鉛など)を包み込んで体にとって吸収しやすい形に変えてくれるそんな作用のこと)

 

クエン酸
ビタミンCと同様に「キレート作用」で吸収が促進されます。

 

亜鉛との飲み合わせが悪いもの

 

亜鉛との飲み合わせが悪い栄養素(サプリ)には以下の様なものが挙げられます。

 

カルシウム
カルシウムを過剰摂取した場合のみですが吸収率を下げることなります。

 

タンニン
コーヒーや緑茶・紅茶などに含まれる渋みを感じさせる成分であり、亜鉛の吸収を阻害します。

 

シュウ酸
ほうれん草などのアクの強い野菜やチョコレート(カカオ)・コーヒー・紅茶などに多く含まれている成分です。

 

フィチン酸/ポリリン酸
どちらもインスタント食品に多く含まれている食品添加物ですので、こうした食品を習慣として多く摂っていると亜鉛の吸収が阻害されます。

 

食物繊維
食物繊維には亜鉛を含むミネラル全般を吸着する性質がありますので吸収を阻害します。

 

 

亜鉛が体内の成長や発育にはたす役割とは?

 

亜鉛は身長に関することだけではなく、体の成長や発育に不可欠な栄養素です。

 

亜鉛は骨や皮膚、内臓などの新しい細胞が作られる際に司令塔のような役割を担います。

 

成長の遅れが見られる患者を調べたところ、亜鉛の摂取不足が原因と報告されるなど「亜

 

鉛の欠乏症」が体に与える深刻な影響が知られています。

 

身長を伸ばすために必要な栄養素

 

身長を伸ばすためには亜鉛の他に以下のような栄養素も一緒に摂取すると効果的です。

 

たんぱく質 カルシウム コラーゲン マグネシウム 鉄分 アルギニン
ビタミンA・ビタミンC・ビタミンD

 

基本は食事で食品から摂ることがベスト。

 

こんな時、亜鉛不足は起こる

 

ストレス

 

精神的・物理的にストレスを感じるとストレスを下げるために亜鉛が消費されます。

 

激しい運動や労働でたくさん消費している

 

亜鉛は激しい運動や労働を行うことでたくさん消費されていきます。

 

アルコールの摂取

 

亜鉛はアルコールの分解にたくさん消費されるため、日常的に多く飲まれる方は不足がちになります。

 

薬の服用や治療を受けている・疾患がある

 

抗癌剤・高脂血症薬・抗菌薬・抗生物質、利尿剤・降圧剤の服用や放射線の治療を受けて

 

いる方、腎臓や消化吸収系の胃腸の機能障害も亜鉛不足の原因となります。

 

 

亜鉛不足の症状とは具体的にどんな風に現れる?

 

こんな症状があらわれたら、亜鉛不足の可能性があります。

 

味覚障害(味がわからない)貧血 うつ状態
記憶力の低下 視力の低下/暗い場所でものが見えにくくなった
皮膚炎 感染症にかかりやすい
抜け毛や切れ毛が多い/髪の毛の伸びが遅い
精力の減少(男性の場合)
生理不順(女性の場合)
成長障害/発育不全(子供の場合)

今まで、亜鉛って私たちの身体でどんな働きをしているのか知らずにいたのですが、

 

今回、白髪予防に欠かせないと知って、色々調べていって、亜鉛のサプリメントを買って

 

飲んでみたのです。

 

そしたら、ウソのように疲れを感じ難くなったり、期待していた以上の効果があってびっくり。

 

これで、白髪も出なくなってくれたらうれしいです。

 

私のように疲れて何を飲んでも効かないという方は試してみるのもいいかもしれません。

 

色々調べて、飲み合わせもきちんと考えて摂取することも大事とわかりました。

 

少しでも老化を遅らせることができるなら、いいですね。

 

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  • 健康
白髪の原因は栄養不足それともストレス?食べ物、サプリ、シャンプーで治るのか。

 

最近は若い人でも白髪の人が多くなっており、若白髪に悩んでいる人も多いでしょう。

 

病気という訳ではないので、病院で原因を聞くわけにもいかず、

 

白髪の原因は、完全には解明されていないのですが、多くの研究がなされており、原因の

 

いくつかは解明されつつあります。

 

それら、原因が少しでも明確になった事により、 白髪の改善や防止を目的とする様々な白

 

髪対策が可能となりました。

 

白髪を見つけると、歳かなぁと悲しい気持ちになったり、若々しいファッションが似合わ

 

なくなったり

 

白髪が生えていることで、 老けて見られたり、苦労しているように思われたり、

 

また気にして白髪を抜いてしまって、髪や頭皮を傷めてしまったり、 白髪に対する悩みは

 

多いですね。

 

どうしたら白髪を減らせるのか、どうしたら白髪にならないのか調べてみました。

 

白髪の3大原因

 

白髪の3大原因は、メラニン不足、過酸化水素の蓄積、成長ホルモン不足と言われていま

 

すが、直接の原因は4つです。

 

1)メラニン(髪を黒くする色素)の元となるチロシンの不足
2) メラノサイトの活動・機能不全によるメラニン色素の生成不足
3) 黒い髪を漂泊してしまう過酸化水素の蓄積
4)黒髪を作る成長ホルモンの分泌不足

 

別の見方で言うと白髪の原因になる5つ

1) 遺伝・年齢
2)ストレス、病気、ホルモンバランス
3)栄養不足
4)ヘアケア製品選びの間違い
5)生活習慣、その他

 

遺伝・年齢が白髪の原因

 

遺伝 白髪は遺伝性が高いと言われています。

 

医学的には完全には証明されていないのですが、海外の情報では白髪と遺伝の因果関係の

 

高さが、 上げられています。

 

この遺伝によって起こる白髪は、メラニン色素が髪に送り込まれにくいという体質 

 

に原因があると考えられています。

 

特に若白髪や子どもの白髪は遺伝性の場合があります。

 

加齢(年齢)人間の全ての細胞は老化により活動が低下してしまいます。

 

白髪の原因となるメラニン色素を作り出すメラノサイトも加齢によって低下します。

 

個人差がありますが、白髪発生平均年令は30代中頃と言われており、40歳で80%、50歳

 

で90%以上の人が少なくとも1本以上白髪が生えています。

 

しかし、高齢であっても美肌、黒髪をキープしている人もたくさんいます。

 

加齢によって失われるホルモン、酵素を、若年時と同じように分泌することで、

 

改善したり、発生を遅らせたり、予防することができます。

 

中でも、加齢による白髪は過酸化水素の体内への蓄積と成長ホルモンの分泌量の減少によ

 

る影響が大きいとされています。

 

過酸化水素を分解するカタラーゼやグルタチオンペルオキシダーゼの分泌を増やしたり、

 

栄養素として白金ナノコロイド、ビタミンCを摂取したり、断食による成長ホルモンの分

 

泌促進や白髪改善運動が白髪対策として効果があります。

 

ストレス、病気、ホルモンバランスの乱れが白髪の原因

 

ストレス ストレスは白髪だけでなく様々な病気を引き起こしますが、

 

ストレスによる活性酸素がメラノサイトの活動不全を引き起こしていると推測されます。

 

またストレスはノルアドレナリンを分泌し血管を萎縮させる為、チロシンの輸送やメラノ

 

サイトの機能にも影響を与えます。

 

仕事のストレスにより、白髪が少しずつ増え、 気づけば髪が真っ白になった例など、

 

ストレスと白髪の関係をあげれば、きりがないほどです。

 

高齢化の多くの症状(老化、肌、白髪など)は、体内の細胞が活性酸素により酸化し、細

 

胞が損傷したことが原因とされています。

 

ストレスはこの体内の酸化を引き起こす活性酸素を産出します。

 

この細胞を破壊するストレスは、メラノサイトも同様に破壊してしまうため、

 

色素を注入する機能が失われ、白髪の原因となります。

 

ストレスは活性酸素の一種である過酸化水素をも産出します

 

過酸化水素の蓄積はメラニンの漂白を引き起こす白髪の主要な原因です。

 

副腎皮質刺激ホルモンは、危機、不安、恐怖、怒り、緊張などが原因で分泌されます。

 

その他、タバコに含まれるニコチンやコーヒーに含まれるカフェインは副腎皮質を刺激

 

し、副腎皮質刺激ホルモンの分泌を促します。

 

コーヒーは副腎を刺激するだけでなく、白髪の原因である過酸化水素も多く含んでいま

 

す。

 

アメリカサイエンス誌によると、喫煙者は非喫煙者と比較して、4倍以上白髪の発生率が高

 

いとそうです。

 

白髪を防止・改善するなら、タバコやコーヒーは避けた方が良いかもしれません。

 

メラニン細胞刺激ホルモンは、太陽の紫外線から肌を守るため、分泌されます。

 

そのため、日焼けなど、紫外線を浴びる行為の多くは、白髪の原因となります。

 

特に頭皮と顔のヒゲ、もみあげなどの白髪が気になる場合は注意が必要です。

 

昼間は紫外線が強いため、帽子やマスクなどでこれらを守ることが、大切になります。

 

白斑 白斑の原因はチロシンの減少、メラノサイトの異常であると考えられています。

 

白斑は遺伝的なもののほかに、化粧品に含まれる成分などが原因の場合もあります。

 

甲状腺機能低下症 甲状腺機能低下症は女性に非常に多く(男性の約10倍)、40歳以上の

 

約1割に見られる病気です。

 

甲状腺ホルモンの分泌量が減少すると様々な症状が現れますが、白髪もそのひとつです。

 

貧血   貧血の原因はビタミンB12と葉酸の欠乏ですが、白髪の原因でもあります。

 

ビタミンB12はメラノサイトの機能を活性化し、メラニン色素を増加させる栄養素です。

 

また、葉酸もビタミンB郡の栄養素(ビタミンB9と呼ばれる)で、ビタミンB12とともにチ

 

ロシンを運用する重要な働きがある血液を作ります。

 

そのため、これらが不足すると白髪になりやすくなります。

 

ビタミンB12と葉酸の摂取量を増加させると、髪へ再色素沈着を促すことがスウェーデン

 

で行われた研究により発見されています。

 

ビタミンB12を摂取した患者の64%が、 自分の元の髪の色を取り戻したそうです。

 

成長ホルモン分泌不全症 加齢による成長ホルモンの分泌量の減少は白髪の原因のです

 

が、 年齢に関わらず、成長ホルモンの分泌量が少ない人は成人GHD(成人成長ホルモン分

 

泌不全症)と呼ばれる病気で、 白髪の原因になっています。

 

その他病気 神経線維腫症や結節性硬化症など、いくつかの病気が白髪を発症します。  

 

妊娠、出産 妊娠や出産(授乳)は胎児に栄養が必要なので、必要な栄養素が不足しが

 

ちです。

 

特に白髪の原因・防止に効果のある栄養素の多くは、妊娠時には特に多く必要になりた

 

め、また、妊娠による環境の変化や出産後の育児もなれない経験から、精神的ストレスを

 

増加させ、これらが白髪の原因となることがあります。

 

 

栄養不足が白髪の原因

 

チロシン不足 メラニンはチロシンから作られます。

 

チロシンがないと黒髪となるメラニン色素は生成されません。

 

チロシンはアミノ酸の一種でチーズと大豆などから取得できます。

 

 

チーズ、大豆とも食品の中のチロシン含有量は群を抜いています。

 

また、加工食品では納豆より、お豆腐がチロシンを多く含んでいます。

 

チロシンの一日あたりの必要量はチーズやお豆腐を50~200g程度摂取すれば十分と言わ

 

れています。

 

白髪改善にはできるだけ多く、できれば毎日摂ることが望ましいでしょう。

 

チロシンの吸収を高めるにはビタミンB6とB9と一緒に取るのが望ましいとされていま

 

す。

 

ビタミンB6は、ニンニクや唐辛子などの食物に多く含まれて、ビタミンB9は葉酸と呼ばれ

 

ているものです。

 

葉酸も水溶性ビタミンの為、毎日欠かさず摂取するのが望ましいようです。

 

チロシンに限ったことではありませんが、

 

一度に取得するより、1日3回に分けて摂取する方が望ましいそうです。

 

特にビタミンは一度にたくさん摂取しても吸収されず排出されてしまいます。

 

白髪改善を考えた場合、チロシンを摂取する時間は寝る2時間前がベストです。

 

それは、チロシンは摂取後、約2時間で血中濃度のピークに達すると言われているからで

 

す。

 

髪が生える時間のピークにあわせて、チロシンの血中濃度をピークにすることで効果が

 

期待されます。

 

フェニルアラニン フェニルアラニンは体内で作ることができない必須アミノ酸の一種

 

で、主に肉、牛乳、チーズなどに多く含まれています。

 

メラニンの元となるチロシンを合成し、白髪を防ぎます。

 

銅不足 銅はチロシンからメラニンを作る速度を飛躍的に加速させる必須ミネラルです。

 

銅はメラノサイトの活動を活性化させる働きがあり、多く含む食品は、お肉のレバーやイ

 

カ、いくら、すじこなどです。

 

パントテン酸カルシウム パントテン酸カルシウムはビタミンB郡の一種です。

 

医学的には証明されていないものの、ヨーロッパ、アメリカでは白髪予防の有効成分とし

 

て知られています。

 

ヘアケア製品選びの間違いが白髪の原因

 

ブリーチ(脱色)ブリーチはもともと髪の毛の色を抜くことを目的とした製品の為、 白

 

髪の原因となる過酸化水素が多く含まれています。

 

その他、生活習慣や食物で過酸化水素を遠ざけることが望ましい。

 

歯のホワイトニング剤 歯を白くする為、強力な過酸化水素が含まれています。

 

ホワイトニング剤(過酸化水素など)が経口摂取により、髪に何らかの影響を与えたと考

 

えられ、白髪の原因であると言われています。

 

ヘアケア製品 過酸化水素は歯のホワイトニング剤だけでなく、ヘアケア製品に含まれて

 

いることもあります。ヘアスプレーやシャンプー、コンディショナーなどです。

 

過酸化水素は白髪の原因となる為、購入する時には注意が必要です。

 

歯磨き粉 歯磨き粉の歯を白くする成分には、製品によっては、5%以上の過酸化水素が含

 

まれています。

 

イギリスでの研究では、これらホワイトニング剤入りの歯磨き粉の利用者は、 30歳未満で

 

も約30%の人が若白髪が発生していた、と発表されています。

 

その他 コンタクト洗浄剤にも過酸化水素が含まれています。

 

利用後の洗浄の徹底やなるべく肌に触れないよう注意するなどにより、白髪の原因を遠ざ

 

けましょう。

 

生活習慣、その他が白髪の原因

 

喫煙 喫煙はメラノサイトを活性化するビタミンB12を壊し、 白髪の原因となる過酸化水

 

素を分解してくれるビタミンCも破壊します。

 

アメリカサイエンス誌によると、喫煙者は非喫煙者と比較して、4倍以上白髪の発生率と発

 

表されています。

 

紫外線 紫外線は色素幹細胞DNAを損傷する原因の一つです。

 

頭皮を紫外線から守ることにより白髪の原因を減らしましょう。

 

睡眠不足 髪は夜(22:00~翌2:00)が最も成長する時間です。

 

(※最近の研究では、睡眠時間によらないとする説も多くありますが、 睡眠量が必要であ

 

ることに変わりはありません。)

 

睡眠不足や夜更かしなどで睡眠が不足すると、健全な髪の毛の成長を阻害します。

 

白髪防止 避けるべき食べ物

 

白髪の原因となる食べ物や、食べ方を避けることで、 白髪の発生を防止しましょう。

 

一部の食べ物には白髪の原因が含まれる場合があります。

 

また、食べ物だけでなく、食べ方も白髪に影響を与えます。

 

それらを知ることで、白髪の発生を少しでも遅らせ、防止しましょう。

 

白髪の原因となる食べ物・食べ方

 

お腹一杯食べる 白髪の原因の一つが加齢による成長ホルモンの減少です。

 

白髪が発生し始める30代後半には、成長ホルモンはピーク時のおおよそ1/4程度しか分泌

 

されません。

 

成長ホルモンは食事の食べ方によって分泌量が変化します。

 

一回の食事量を少し制限するか、もしくは、一日の食事回数を制限することで、

 

白髪の原因防止に効果を発揮します。

 

甘いものを控える 成長ホルモンの分泌を阻害するものが、甘いもの(糖分、炭水化物)

 

です。

 

成長ホルモンは甘いものを摂取した後に分泌されるインスリンと拮抗するため、 甘いも

 

の、特にお米、パン、じゃがいも、チョコレート、清涼飲料水(高糖度)を避けるだけ

 

で、 白髪の予防につながります。

 

アメリカで行われた50歳~70歳を対象にした調査によると、 健常者と比較すると、糖尿

 

病患者ははるかに白髪が多いことが実証されました。

 

国内産にする 白髪の原因である過酸化水素は、殺菌、漂白を行う食品添加物として利用

 

されていたそうです。

 

しかし、1980年以降、法改正により利用(厳密には残留)が禁止されたため、 国内で流

 

通する食品は外国産と比較するとほとんど過酸化水素を含んでいません。

 

 国際的には過酸化水素はまだまだ利用されているのが現状です。

 

輸入食品の検査は行われているものの、その検査率は10%と低いです。

 

多くの有害物質、発ガン性物質が検出され、 過酸化水素以外でも様々な問題が発生してい

 

るので、国内産が安心です。

 

コーヒー、紅茶、烏龍茶 普段口にするコーヒー、紅茶、烏龍茶にも、意外と白髪の原因

 

となる過酸化水素が含まれています。

 

白髪対策 亜鉛

 

白髪を改善する栄養素として、最も評判が良い栄養素が亜鉛です。

 

白髪の原因となる多くの要素に亜鉛が効果を発揮し、 白髪を改善してくれます。

 

亜鉛はなぜ白髪を改善するのか 学術的にはまだ不明な点が多い亜鉛ですが、多くの人が

 

亜鉛のサプリメント等を摂取することで、 白髪が改善したとレビューしています。

 

亜鉛が不足すると、4つの白髪の原因を引き起こすのです。

 

多くの人は亜鉛の摂取が慢性的に不足しています。

 

亜鉛の量と髪の色の関係は未だ不明 全ての髪の毛には微量ですが、亜鉛が含まれていま

 

す。

 

黒髪は金髪と比較するとより多く亜鉛を含んでおり、 白髪と比較するとさらに多くの亜鉛

 

を含んでいるそうです。

 

この亜鉛の量と髪の色は、相関関係はあるものの、亜鉛と白髪のメカニズムは未だ明確に

 

なっていません。

 

白髪の改善に亜鉛は、何かしらの効果がある可能性があります。

 

髪の成長に必要 イギリスの専門誌によると、亜鉛入りシャンプーは髪の毛を太く、本数

 

を多くすると発表しています。

 

この実験の結果、亜鉛入りシャンプーを利用した部分は、髪の毛の太さが増加し、本数が

 

増加したそうです。

 

この結果から、亜鉛は経口摂取のみならず、頭皮に直接作用する可能性があります。

 

亜鉛は髪の成長に大きく関与しているのですね。

 

抗酸化作用 白髪の原因となる過酸化水素を除去することが、 白髪改善の一つの方法とし

 

て効果があります。

 

亜鉛はそれ自体に抗酸化作用だけでなく、 この過酸化水素を除去する栄養素であるGPX

 

(グルタチオンペルオキシダーゼ)を始め、 体内の約300種類の酵素を作るための必須栄養

 

素となっています。

 

そのため、亜鉛を摂取することは、直接的に白髪の原因である活性酸素を除去するだけで

 

なく、 間接的にも活性酸素の除去に効果を発揮します。

 

オーキシン オーキシンとは、植物ホルモンの一種です。

 

人間も野菜や果物を摂取することで体内に取り込んでいます。

 

このオーキシンと人体の関係については、まだまだ不明確な部分がありますが、

 

このオーキシンを活性化する亜鉛を摂取することは、間接的に白髪の改善に効果がある可

 

能性があります。

 

亜鉛の必要摂取量
必要摂取量(1日)
成人男性:12mg
成人女性:9mg

多くの人が亜鉛が足りていない

 

亜鉛は、世界中の人々の大くの人が不足しているミネラルです。

 

日本人は、特に牛肉やチーズなど、亜鉛を多く含む食品の消費量が少ないことから、 慢性

 

的に不足している人が多いと推測されます。

 

亜鉛が不足しがちな人の生活習慣アルコールの過剰摂取(利尿により失われる)

運動(発汗により失われる)
過剰な鉄分、銅の摂取
食物繊維のとりすぎ など
病気
下痢(体質)
腸性先端皮膚炎(病気)
経口避妊薬
糖尿病
腎障害
肝障害
膵臓障害 など

 

白髪の改善、防止に効果のあるサプリメント

 

白髪を改善するサプリメントには、メラニン不足に効果のあるものと過酸化水素の除去に

 

効果がある栄養素が中心になっています。

 

白金ナノコロイドの強い抗酸化作用は白髪の原因となる過酸化水素を、無害な水と酸素に

 

分解してくれます。

 

また他の活性酸素の除去、皮膚の変色防止、皮膚の健康、再生など美容全般に大きな効果

 

があるサプリメントです。

 

白髪を改善する栄養素として、最も評判が良いサプリメントが亜鉛です。

 

亜鉛は白髪を黒髪に改善する栄養素と考えられています。

 

 

サプリメントではないものの、白髪の防止・改善に効果のある栄養素が多く含まれるゴマ

 

やきな粉などもおすすめです。

 

ゴマ、きな粉ともメラニン生成、過酸化水素除去の両方に有益な成分を多く含みます。

 

白髪を抜いても髪の毛は生えてくる?

 

白髪を抜いても髪の毛が生えてこないことは稀ですが、白髪は抜かない方が良いと言えま

 

す。

 

そもそも髪の毛に限らず、全ての毛は毛乳頭から生えてきます。

 

毛乳頭はメラニンを含む様々な栄養を髪の毛に送り、髪の毛を成長させます。

 

つまり、この毛乳頭と髪の毛を作り出す毛包幹細胞を破壊しない限り、髪の毛は何度でも

 

生えてきます。

 

白髪を抜くことでこの毛乳頭や毛包幹細胞が破壊されるかというと簡単には壊れませんが

 

何度も何度も繰り返し白髪を抜くことで、この毛乳頭が次第に壊れたり、 傷つけてしまう

 

ことがあったり、また、年齢によっては毛乳頭そのものが弱っていることがあると

 

毛乳頭や毛包幹細胞が壊れてしまい、髪の毛が生えてこなくなります。

 

毛穴が炎症を起こす可能性

 

白髪を抜くと、毛乳頭が破壊され、髪の毛が生えてこなくなる可能性があるだけでなく、

 

肌に負担がかかります。

 

抜いた毛穴に雑菌が入るとブドウ球菌が感染して皮膚の炎が起こることもあり、ひどい場

 

合は皮膚切開が必要になってきます。

 

白髪を抜いても良いことはありません。

 

抜くよりは「根本から切る」、あるいは「染める」など他の対策をした方が良いでしょ

 

う。

 

白髪を抜いた後の髪の色は、普通は白髪

 

何もしていなければ、白髪を抜いた後は白髪が生えてきます。

 

そもそも白髪が生えていた毛穴は、メラノサイトの機能が低下しており、メラニン色素を

 

作り出す力がもう弱くなっているからです。

 

しかし、白髪対策をしている場合、チロシンや亜鉛など白髪改善に効果のある栄養素を

 

しっかり摂取し、メラノサイトの機能が活性化していれば、以前と比較して黒髪が生える

 

確率が高くなります。

 

白髪を抜いても白髪は増えない

 

白髪を抜いたからと言って、白髪が増えることはありません。

 

白髪はもともと髪の毛にメラニン色素が注入されていない状態です。

 

つまり、メラニン色素が不足している状態の為、周りの細胞にメラニン色素不足が起こる

 

とは考えられないからです。

 

しかし、白髪を抜くと白髪を意識し始めるため、白髪が以前より目に付くようになること

 

に原因があります。

 

原因を治療しない限り白髪が増えるのは自然なこと

 

そもそも白髪になった原因があります。

 

その原因を取り除かない限り、白髪が増えるのは自然なことで、

 

白髪を抜いたこととは関係ありません。

 

白髪を抜いた後も原因そのものを放置していれば、白髪が増えていくことはある意味当然

 

ですね。

 

若白髪とは

 

若白髪とは、白髪になる年齢が統計値と比較して、人より早い人を指します。

 

日本人の場合、年齢では、概ね10代~20代(30歳未満)、 白髪の本数は数十本以上ある

 

人を指す場合が多くなっています。

 

若白髪の原因

若白髪の原因は、遺伝的影響が大きいとされています。

 

特に若白髪の発症年齢が低いほど、遺伝や病気による影響が強いとされています。

 

同じ若白髪であっても、 発症年齢が高い場合は、その他の影響が大きくなっています。

 

若白髪の原因
遺伝(人種) 遺伝(両親) 性別 病気
ストレス・環境 タバコ
その他一般的な白髪の原因

 

遺伝(人種)
・白人 :34±10歳
・黄色人:39±9歳
・黒人 :44±10歳

白髪になる年齢は黒人、黄色人、白人によって違いがあることが統計上明らかになってい

 

ます。

 

白人ほど白髪の発症は若く、黒人ほど白髪の発症は遅くなっています。

 

遺伝(両親) 白髪は遺伝性が高いと言われています。

 

両親のどちらかが若白髪だった場合、 若白髪になる確率が高くなります。

 

性別 性別は白髪を決定する要因の一つです。

 

男性は女性と比べて、3~5歳程度白髪になる年齢が早いとされています。

 

そのため、上記遺伝(人種)と合わせると、白人男性は最も若白髪になりやすく、黒人女性

 

は最も白髪になりにくいという事です。

 

病気 甲状腺疾患(亢進症、低下症)や神経線維腫症、結節性硬化症、巨赤芽球性貧血な

 

ど、 いくつかの病気で白髪を発症します。

 

これら病気は、年齢に関係なく発症するため、若白髪の原因となります。

 

タバコ タバコは若白髪の原因です。

 

ストレス・環境 イギリスでの調査によると、32%の女性が30歳未満で白髪を発症

 

し、 そのうち、2/3がストレスを抱えていると発表しています。

 

現代社会においてストレスがどの程度増加しているか不明ですが、 20代の若白髪には少な

 

からず影響している可能性があります。

 

男性の方が白髪の発症は低年齢

 

性別は白髪を決定する要因の一つです。

 

男性は女性と比較すると、おおよそ3~5歳程度白髪になる年齢が早いとされています。

 

日本では、それほど男女による差がなく、概ね1~2歳しかないものの、 やはり男性の方が

 

白髪の発症年齢は若いと言われています。

 

白髪の発症年齢は低年齢化

 

近年、イギリスの調査によると、 32%の女性が30歳未満で白髪を発症したと発表してい

 

ます。

 

また、20年以上前に行われた同じ調査では、30歳未満の若白髪は僅か18%でした。

 

この調査は白髪とストレスを対象とした調査ですが、白髪の低年齢化は進んでい

 

るようです。

 

頭皮マッサージの効果 なぜ白髪に効果があるのか

 

頭皮マッサージが白髪改善に良い理由

 

頭皮マッサージは白髪の改善に直接的な効果はありません。

 

しかし、いくら白髪の改善に効果のある栄養素を補給しても、 それらが髪に届けられれな

 

ければ、白髪は改善しません。

 

髪に必要な栄養は、血液を通じて頭皮、毛包、メラノサイトに届けられます。

 

頭皮マッサージは頭皮の血流を促進し、白髪だけでなく、髪そのものを若々しい姿へと改

 

善してくれるでしょう。

 

ストレスを解消する

 

ストレスは白髪の大きな原因の一つですが、 頭皮マッサージはストレスを和らげる効果が

 

あります。

 

マイアミ大学の発表によると、 マッサージによってコルチゾール(ストレス時に発生する

 

ホルモン)が31%減少し、 ドーパミンとセロトニン(幸福を感じる脳内物質)が28%増

 

加すると言われています。

頭皮のマッサージは、ヘッドスパと呼ばれる専門店ができるほど気持よく、 一度はまると

 

多くの人がその気持ちよさにやみつきになるほどです。

 

頭皮マッサージその他の効果

脱毛防止、改善 育毛 フケの予防、防止
偏頭痛の緩和(頻度の減少)
脳疲労の解消 など

 

頭皮マッサージの仕方

 

頭皮マッサージの効果的な仕方には、いくつかポイントがあります。

 

頭皮は多数の血管で覆われていますが、心臓から続く最も太い血管はもみあげに沿うよう

 

に流れています。

 

ここから血液を循環させると同時に、老廃物をここへ流し込むと、 より効果的なマッサー

 

ジになります。

 

その他、頭の後ろから頭頂、耳からこめかみにかけても太い血管が存在するため、 これら

 

を指の腹部または手のひら全体で優しくマッサージするのが効果的です。

 

頭皮マッサージの仕方とポイント
もみあげから頭頂
頭の後ろ(首)から頭頂
耳からこめかみ
頭皮全体

 

頭皮マッサージ グッズ
頭皮マッサージはヘッドスパなど専門店でやってもらうのが効果的ですが、

 

頭皮マッサージを自宅で簡単にできるグッズ、器具も多数販売されています。

 

また、頭皮マッサージと併用することで効果のあるエッセンシャルオイルも多数販売され

 

ています。

 

自分に合ったものを揃えるのも楽しみの一つですね。

 

白髪になるストレスの種類

 

副腎を刺激するストレス

 

危機 不安 恐怖 怒り タバコ コーヒー など

 

メラニン細胞を刺激するストレス

 

紫外線 日焼け 頭皮を太陽にさらす など

 

なぜ断食で白髪が改善するのか

 

断食によって成長ホルモンの分泌が促進されること、 白髪改善に効果のある酵素「カタ

 

ラーゼ」の産出量が増すのです。

 

成長ホルモンは全ての人に死ぬまで分泌され続け、様々な役割を担当しています。

 

また、酵素「カタラーゼ」は活性酸素である過酸化水素を除去してくれます。

 

しかし、成長ホルモンもカタラーゼも加齢によって分泌量が減少してしまいます。

 

成長ホルモンは白髪が増え始める30代後半では、20歳の1/4程度の分泌量しかなく、

 

カタラーゼも、加齢によって減少する酵素とみなされています。

 

成長ホルモンの分泌を促す

 

酵素カタラーゼを増やす 米国心臓病学会の研究によると、断食24時間後の成長ホルモン

 

の平均分泌量は、 男性で2,000%、女性で1,300%増加したと発表されています。

 

断食や食事制限は加齢によるカタラーゼ産出量の減少を抑えることができます。

 

ラットを使った研究によると、 30%の食事制限により、カタラーゼの産出量(活性)が

 

26%増加したいう事です。

 

白髪改善に効果のある断食とは

 

また別の研究では、 2日に1度だけ食事を摂取した場合(摂取カロリーは1回の食事で2日

 

分)でも、同様の効果が出るという事です。

 

また、糖分が成長ホルモンの分泌を邪魔するため、 低炭水化物、高タンパク質食事療法で

 

も成長ホルモンの分泌に効果があるとされています。

 

ただし、長期の断食は栄養が不足することから、人によっては抜け毛の原因になることが

 

あるそうで、ご注意下さい。

 

白髪改善に効果的な簡単断食方法 24時間断食(1日1食) 少食にする。

 

糖質・炭水化物摂取量を減少させる。

 

白髪改善に効果的な運動一覧

 

スロートレーニング 加圧トレーニング チベット体操

 

これらの運動が白髪の改善に効果的なのは、 成長ホルモンの分泌を促す乳酸が増えるから

 

です。

 

一定の強い負荷がかかる運動、 いわゆる筋力トレーニングなどの無酸素運動が効果的であ

 

り、 この無酸素運動の中でも特に乳酸の産出量が多い運動が「スロートレーニング」、

 

「加圧トレーニング」、「チベット体操」だそうです。

 

負荷が小さい。短時間でできる。(10分~)これらの運動は自宅でできるほど簡単で、

 

ご年配の人でもできるほど楽な運動で、ある程度の期間継続しやすい、という特徴を持っ

 

ているのがお勧めだそうです。

 

有酸素運動は白髪の改善に効果がないのか

 

有酸素運動は全く白髪の改善に効果がないわけではありません。

 

有酸素運動は体内の様々な酵素の増加、血流の促進、成長ホルモンの分泌をもたらしてく

 

れます。

 

しかし、体内の様々な酵素を増やしてくれますが、 白髪の改善に効果のあるカタラーゼや

 

GPX(グルタチオンペルオキシダーゼ)の増加にはそれほど大きな効果は見られないようで

 

す。

 

血流の促進 運動は平常時の血液の流れも良くします。

 

この血流の促進には、当然頭皮も含まれ、頭皮に多くの血液が流れることは、 黒髪の元と

 

なるチロシンや他の栄養素もより多く運ばれるため、 普段ほとんど運動をしない人には、

 

白髪の改善に大きな効果があります。

 

有酸素運動によって、体内で成長ホルモンの分泌に必要な一酸化窒素が増えるのです。

 

一酸化窒素は乳酸と並んで、成長ホルモンを分泌する効果があり、 有酸素運動以外に、カ

 

カオ(チョコレートやココアの成分)や入浴によっても体内での産出量が増加します。

 

まとめ

 

 

 

ほかの病気でも同じように食べ過ぎ・ストレス・睡眠不足・飲酒・たばこなどが原因

 

とされていますね。

 

または紫外線・活性酸素など悪者とされているものが白髪にも影響しているようです。

 

現代人の生活習慣が白髪の低年齢化に拍車をかけているので、

 

毎日の心がけで少しでも白髪が防げるなら、食事療法やサプリメントを試してみません

 

か?

 

原因を知ることから注意する心がけ一つで髪の毛が黒々としたらうれしいですね。

 

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